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2017年クリスマスと自転車

今年はなんと!両親から娘へのプレゼントが自転車、そしてサンタさんから息子へのプレゼントも自転車というミラクル☆が起こりました!

それもなんと同じ赤!(オレンジ?)という偶然。(これには普通に私も驚いた)彼らの喜びようったら!

前からお友達の家で自転車を借り、練習し乗ることが出来ていた娘。ジョグジャカルタに行った際もプランバナン寺院で敷地内を乗り回していました。

ジョグジャで羨ましかったものの乗れなかった息子は先日、お友達の家で何度も転け倒して最終的には見事「乗れるようになった!」と傷だらけで嬉しそうに話してくれた。サヌールという海辺のちょっとのんびりした観光地で その後 ビーチ沿いの遊歩道(自転車も利用可能)でレンタサイクルでもう一度、と言っていたのに子供たちが乗れるサイズが無く 落ち込みつつも2人乗り自転車をそれなりに楽しんでいた...

それを見ていた両親とサンタさんがクリスマスのプレゼントに、と自転車を選んだ訳ですね。

とは言え、住んでみると気付く事ですが、ここバリ島は「子供たちが安心して広々と遊べる所」というのが意外に少ない。凧揚げは車がびゅんびゅん通る道路のすぐ脇で電線にひっかかりながら揚げているし、歩道もまともなのが観光地以外は少ないし。村のサッカー場ぐらいでしょうか? 全ての村にある訳でも無し...

我が家に2台の自転車が来ても、すぐその辺りを走り回れる訳でもない。ましてや彼らは自転車ビギナー。

そこで考えた母である私。

車に積んでどこかに行く、というのはもちろん出来そうだけれど、日常的に出来る事では無い。

あ!良い所あるやん!

ご近所の"Mask&Puppets Museum"

あそこなら歩いても行ける。

それも我が家のかわいい子 「カカオ」のお散歩も出来るではないか?

と、言うことで今日は思わず夫も「俺も行くよ」とのことで家族4人と1匹でお散歩。

普段バイクでばーっと通る所を自転車を押す子ども2人とワンjっっっkf。tコ連れの私と夫。バリ島は野犬、でも無いのですが 反野良飼い犬が非常に多く、道には自分の意思で好きな所をブラブラしてるワンコさんたちが沢山居ます。(帰国したら繋がれてる犬しか居ないので不思議な感じです)

よそから来たうちのカカオにそのワンコたちは興味津々。ワンワンコーナーを2カ所ほど通り抜け、バリの儀式のお祭りをしていたところも通り、「バリっぽいお散歩だねぇ」と私たちも満足。

ミュージアムには小さなカフェもありまして、朝早いのもありお客さまも居ないからワンコ連れでのんびり〜〜

知り合いにもバッタリあっておしゃべりしたり。

子供たちはとにかく「自転車に乗れる事が嬉しくて仕方が無い」模様。

単に「移動の手段」としてしか自転車を捉えられてなかった私にしたらその様子が新鮮でならない。これがそのうち「へ?自転車の何が嬉しいの?」となってしまうのでしょう。

カカオも 練習風景をのんびり眺める。

とてもステキな雨季の合間の晴れた朝の時間でした。

今回、10月頃からアグン山というバリ島の山が活動し始めたのもあり「遅れてはいけない」ということで早めにクリスマスプレゼント頼んでいた(ジャカルタから発送)のが良かったです。

「子供さんたちとの時間を大切にしてらっしゃいますね」と先日お客さまに言って頂きました。が、普段仕事で忙しく、母としてしっかり向き合えているのか心配なもので、こうして時間が取れる限りはと思っているのですね。

人によって子どもと使える時間、内容というのは大きく異なると思います。自分がされて来た事しか基本は知らない。

若い十代の友人が話していた事ですが、「そうだとしたら」幼い時に寂しい思いをした子どもは自分の子供にもそうしてしまうのか。あんな母親に自分もなってしまうなら 自分は結婚して子どもを欲しいと思わない、と。

『負の連鎖』は終わらないのか?と。

彼女の母は確かに自分自身もそのお母さんとゆっくじ時間を過ごす事が無かったそう。子どもを育てながらも「子育て向いていないのではないか」と思ってる女性は少なく無いと思います。

そんな時に参考にする、出来るのは自分が母親に、時には父親にしてもらったこと。してもらってない人はどうしたらいいのか?

うちは今の我が家と同じように「共稼ぎ」の両親が色々工夫して時間を作って旅行に連れて行ってくれたり日々簡単でも食事を作ってくれたりしていた。夜は「会議」と言って両親とも出て行く事が多かったけれど。(それは私はほとんどしない) なので若い友人の本当の状況は私は分からないと思う。でも、人は「自分自身の実体験」からしか影響を受けないのだろうか?

「良いな」と思う 人の家を参考にしたら良いんちゃう?と言ってみました。私や友人があなたのことを気にかけるように、あなたの母が「してもらえず、だからあなたに出来なかった事」を してもらって「それが心地よい」と思うのなら、それをしてやれば良いだけじゃないか、と。

だから、学校の勉強だけが大事なのじゃなくて、どんどん色々な人と関わって過ごして「自分の心地よい」を見つけたら良いんだと思うよ、と。

わたし自身も母にとても似ていて(顔がまず似てる訳ですが)やってることもとても似ていると思うけれど、決して「同じ」ではない。これは外からの影響が本当に大きいのだと思います。

子供たちにとって「本当のベスト」というのは私には分からないし、毎日手作りのケーキを焼いて家で「お帰り!」と待っててくれる『大草原の小さな家』のような母も素敵だけれど、くじけて愚痴ってべそかいて、八つ当たりするママも「しょうがないな、これがうちのママ」と受け入れてくれてるのかな、と思います、いや、思いたい。

最後は自己肯定で終わりますが、ま、なんとか母業やって行きましょう、力を抜いて。


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