バリ島エコ事情2019
こんにちは!バリ島発オリジナルバッグ "sisi"の生島尚美です😀
バリ島では、2019年1月1日より、デンパサール市において「レジ袋廃止」を6ヶ月の猶予期間付きでスタート
思えば1999年に引越して来て、スーパーで、市場で買い物する時に使い古しのレジ袋を取り出して「ここに入れて!」と言うたびに、隣の人まで呼んできて「この外国人、こんなの持って来てる〜〜!ゲラゲラゲラ」と笑われ続けて来た日々。 近年「エコバッグ、良いですよね、素晴らしい!ありがとうございます」と言われる事も少なくなって来ていました。(田舎の小さな店では「無料だからもらっていけ、どうやって持ち帰るの?」なんて聞かれますが...小麦粉とお砂糖を買って「どうやってもって帰るの??」ってバッグもあれば、両手もある...「私、手があるからさ」というとキョトン😳
ま、いろいろ意見もあるみたいですが、取り敢えずは「とても良い事」だとエセエコロジストの私は思っています。
デンパサールだけなんでしょう?(空港からサヌール辺りのエリア、というザクッとした説明で良い...かな?)私が住んでいるウブドは関係ない??そんな事はありません。
この辺りです。私の説明であってます!(♥️)
すでに、ウブドのPepitoでもレジにはレジ袋(ビニール袋/tas prastik, kantong prastik)は姿を消し、変わりにお店のオリジナルの不織布のショッピングバッグを販売していました。大きいサイズと小さいサイズがあり、確かRp.9,000とRp.7,000(それぞれ70円、55円程。安いのでお土産がてら買ってみても?)
大体のエコバッグお持ちでないお客さんは購入してました。他、段ボール(捨てる予定の)を用意していて、「たくさん買う人で車で来てる人」はそれに入れてもらったり。
そして数日前に息子とバイクで二人乗り、デンパサールへの買い出し&お散歩行って来た時に、そこここで「エコの流れ」を感じて来ましたのご報告します。
私、そして家族も大好きなデンパサールのローカルレストラン
かわいい店内とお手頃価格の美味しいインドネシア料理で、日本から来た友人を連れて行くのにもお勧めです。ただ、お料理の辛さのことで「どうします?」と聞かれ「ちょっとだけ辛く」と過去に言った時に出て来たナシゴレン(チャーハン)、3口で辛くて変な汗が止まらずギブアップしたので、辛さにすごく自信のある、人以外は辛くしないで、とお願いして、付いて来るサンバル(唐辛子ソース)で自分で調節する事をおススメします...って話が脱線してる💦
いつも飲み物を頼むとき「ストロー付け無いで」とお願いしているのですが、ここは基本、紙袋つきのストローを添えて来てくれるので使わなければ良いのですが。 ま、普段はどんなお客さまにも飲み物を出す時はそのストローを添えて出していたこのお店。
お店で息子と「何食べる〜」なんてメニュー見ながら話してたら、お隣のテーブルのカップルに「ストローは必要ですか?」と聞いているのが聞こえた。
驚いて、スタッフさんに後でこっそり「今、そうやって聞いてるの?」と尋ねたら「はい、1/1からレジ袋も廃止でしょう?だから、そうしよう、ってボスが」と。お隣のカップル、もその奥の家族も男性はストローをつかっていませんでした。女性は「はい、ください」と。 何??ストローは女性だけが使う?世の女性、要らんでしょう?そんな時代じゃないよ〜〜
「口紅がつかない為にストローなんでしょう」と誰かに言われてビックリ!
まさか、そんなおもろい理由???
「ウミガメ」の鼻にプラスチックストローが入り込み、何年もこの亀さんは苦しんで意味も分からず必死で生きていたようです...想像してみて下さい。あなたの鼻にストロー突っ込まれ、それで何年も呼吸し続けるなんて。それも「口紅つくのやだしー」という理由で。
ただいま、sisiでは主催のイベントで配るノベルティバッグに
「straw or die」
というメッセージをつけています。
「ストローか死か」
ストローか、亀の死か
と、いう意味もあるのですが、例えば「砂漠」で数日飲まず喰わず。
死にかけてる時に、どこからとも無くさし出された冷たい美味しそうなアイスティー。その時にあなたは「ご、ごめん...ストローちょうだい。え?無いの?じゃぁ...の、め、な、い」と「死」を選ぶぐらいの気合いで、今ストローを貰うのなら「ストローもらっても良いんじゃない?」という...
そこまでの「自分の命」を懸けたポリシーをもってストローを選ぶのなら、私もある意味リスペクトするかも?という想いをメッセージに込めました....って、また脱線してる!?
この後よった 製菓材料屋さんの「UD.Fenny」でもこんな風に張り紙が。
更に、この後 寄った私の大好きな中華系ローカルスーパーの
「Tiara Dewata」
↓「お買い物バッグ、自分で持って来て下さいね」とお店の前に。
私はジップロックやエコバッグでいつもお買い物してるので全然困りませんが、私の後ろに並んでたローカルの子連れの女性が全然知らなかった(気にしてなかった)ようで「え、もらえないの???」とレジのスタッフに。
レジスタッフ:
「そう、書いてたでしょう?前から告知もしていたし。段ボールがそこにあるから、そこに入れましょうか?」
女性:
「バイクで来てるからそれじゃ運べないわ!本当にもらえないの?」
レジスタッフ:
「渡してません。どうにかして下さい」
おぉ、こういうビシッとした態度も嫌いじゃないんだけど(だって、もうテレビでも街角でもじゃんじゃん告知されていた筈だから)、お節介の私が、「これ、良かったら」と巷では「4次元ポケット」と呼ばれる(?)バッグの中からシワシワの使い古しビニール袋を取り出し、お客さんに。
二人とも、最初ポカーン、として、そのあと、お客さんが「あ、ありがとう!」って。使うであろうエコバッグ、更に数枚持ってるのがこの手の人間かもしれません...更に足りない場合はショールや手ぬぐいで包んで担いでみたり、いろいろ持つ方法はあるんですよ。
さてさて、さっきのストローの話。
インパクトを出す為に「ストローか死か」とメッセージ出したものの、ウミガメにも迷惑をかけずにストローを使う方法もあるのだと思います。
私が経営するベジタリアンカフェ"warung sopa"やsisiプンゴセカン店裏の"Kafe Topi”では竹のストローを使っています。
が、最近気になっているのがこのステンレスストロー。確かに、これを作る際にいろいろ熱量や水を消費してるであろうから「使わないのがベスト」ではあるのですが、「長く出来て」こそ、本当のエコなのかも?という想いもあります。
今、竹のストローとともに、このステンレスストローの販売をsisi、そして各系列カフェにて行なう準備をしています。持ち運び出来る小袋も作る予定でして、それをこんな素敵な先染め(「草木染め」)の生地で作る予定です。(昨日 工場見学に行って来た所なんです♥️ 今度またブログで全貌をご紹介出来たら)
最後に上手い具合に(?)宣伝となりましたが、今回も「面倒くさい私の文章」、ここまでお読み下さって本当にありがとうございます🙏
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バリ島発オリジナルバッグ【sisi(シシ)】
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