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Jogjakartaへの親子旅2

お部屋に帰って休憩。

既に大興奮の子供たち、早朝から起きてるので体調の為にも休まないと。でも、私もワクワクし過ぎて大変!

なんて思ってたんですが、川の字になってグーグー寝てしまいました。これが我が家の強み!? 体調をなかなか崩さないのはこの詰め込み過ぎない、いや、だらけるのが好きな私のお陰か。

いやぁ、寝ちゃったね〜、わはは。

シャワーを浴びてスッキリしたらついつい。

そして 早速ゲスト登場!

Pak Widi(PakというのはBapak(バパッ)の略。MR.のような敬称です)が1時間程バイクに乗ってホテルまでやって来てくれました。彼は子供たちが通うウブドのインターの学校の先生でした。家業を継ぐため(教会)2年程前にバリ島を惜しまれ去りました。

久しぶりの再会で最初はモジモジしていた二人も 「取り敢えずご飯食べよう!」と出かけた先でおしゃべりしだしていました。

朝ご飯食べ過ぎたから 食べないでおくわ、なんて言っていたのは誰でしたっけ?

たくさんのおかずがズラリ〜、と並ぶカウンターから自分で好きなものを好きなだけ取って清算する、という楽しいスタイルに子供たちも大喜び。ゴーヤチャンプルのようなものもあります。ジャワ料理を気軽に楽しめる嬉しいローカルのお店でした。

この後、実は"Taman Pintar"という地元の小学生などが遠足?社会見学で出掛けるような、直訳すると「かしこい公園」(科学博物館のような?)ところに行こうとしていたのに、なんと!この日は定休日〜〜〜!

おぉ、ママの詰めの甘い事よ!許せ〜〜

テンションが下がりに下がった子供たちを励まし、またもや「調べてて良かった」バティック屋さんのバティックワークショップに飛び込み〜〜

昼からの部は14時、遅れないように、と聞いていたのに着いたのは14:15。しかし ここはインドネシア、15分の遅れに気付く人は誰も居ない筈!

と、いう事で無事に滑り込めた私たち。

http://www.winotosastro.com/batik/

ホテルからも歩いて10分程、っていうのが有り難い〜〜。

日本語を少し話すIBU GURU(イブグル:先生女史)に優しく教えてもらって家族&widi先生でキャッキャ。

クリエイターの娘はもちろんの事、飽きっぽい息子も夢中。私もwidi先生も大興奮!ここでのワークショップは約90分-120分。チャップと呼ばれる金属のスタンプを使ったり手描きで作る事も可能。作るものの大きさなどにもよりますが、5-10万ルピアで出来る。(今のレートだと119で割って下さい、円になります)安い〜〜 バリでこれやったら3倍から5倍だと思う。

ママも必死。(必死のパッチ、という言葉が関西にはあります)

歪んだらあかん、と言われるだけで手が震える...ちゃんと歪みました。

ちなみに「バティックとは何か?」

簡単に言うとインドネシア特有の染め、の製法。「蠟纈(ロウケツ)染め」とも言います。溶かした蝋(蜜蝋にいろいろブレンドするそう)を生地の上に乗せ、染めるとその蝋の置かれていた部分だけは染料が染み込まず、染めた後にお湯で流すと柄が浮き上がる、という仕組み。何色も使われたバティックの生地はこの行程を何度も繰り返している訳です。気が遠くなる〜〜

ちなみに2009年にユネスコの世界無形文化遺産に認定されました。

このバティックのお店ではそんな奥深いバティックを子どもも出来るワークショップで気軽に試せる訳です。あ、ちなみに秋篠宮さんも来られたそう。(写真もありました)

私たちが作ったのは小さなバンダナ。有り難いのは私たちが押したスタンプ(蝋を乗せる)上から現役のプロの職人さんが更に蝋を乗せてくれるので出来上がりは本当に美しい!(でも、デザインは自分で考えて作ります。)

最後サインを自分たちで好きに描いたものを手書きで職人さんたちが蝋をのせて行ってくれる作業を「おぉー、すげー」と覗いている所。

この後、バンダナはアイロンをあてられ、端をタグをつけた上に縫ってもらい、綺麗な袋にまで入れてもらった、という。そこまでやって5万(400円ちょっと)ルピア、ってどうよ〜〜!ということでIBU GURU(先生女史)にチプを多めに払っておきました。ありがとう!

子供たちは"TAMAN PINTAR"にいけなかった落ち込みはどこえやら?大いに気に入ってせっかく綺麗に包装してくれたのに何度も何度もバンダナを拡げては出来上がりに満足していました。更に「明日も行く!」と言い出し、工房のスタッフさんたちも(先生女史も)「インドネシア語も出来るしホテルも近いから預けて行っても良いわよ、お母さん」と言って下さって、ガッツポーズの私。 そんな時間がもし取れたらば、行きたい所、会いたい人が居たんです!

私たちの為に1時間バイクで駆けつけてくれたWidi先生、会えて本当によかった。無邪気に子供たち以上?にバティック作りしていましたね。お変わりなく。近いうちにジョグジャでまた会いましょう!年明けに新婚旅行でバリ、て言ってましたね。楽しみ楽しみ。

続く。
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