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【らべあろ企画】日本の世界遺産・東日本編〜富岡製糸工場と絹産業遺産群〜

高校野球だお盆だ何だと夏休み気分でいたら、すっかり出遅れてしまいました😂

でも、〆切には
まだ間に合うはず!


いつも俳句を楽しめる「らべあろ企画」
今回は「日本の世界遺産・東日本編」!

(西日本も楽しみにお待ちしております🤭
だって沖縄……🤫)



ご案内記事のなかにあった場所で
いちばん行ってみたいのは
古都・奈良と法隆寺なのですが……

そことは別で、気になるところがありました。



富岡製糸場です!!





大正ロマン漂うレトロな外観

https://www.tomioka-silk.jp/tomioka-silk-mill/
この赤煉瓦も詠みたかった……😭





袴すがたの可愛らしい工女たち

https://www.tomioka-silk.jp/spot/sightseeing/detail/




そして、アートの集まる場所でもあります。

https://www.rokuyosya.co.jp/information/event-report/kinu-hokoku-2016/


以前から、なにか惹かれる場所なんだよなぁと
思っていたので、いい機会です。

富岡製糸場について学びつつ、
俳句にできたらと思います。




白練の絹のスカーフ小鳥来る



富岡製糸場は明治5年(1872年)、
群馬県富岡市に設立された
日本初の本格的な器械製糸工場です。


ラベンダーさんも
御記事内で仰っていましたが、

150年も前に作られた建造物が、
空襲を免れ、上の写真(赤煉瓦)のように、
当時のまま保存されているのがすごいですね!


また、富岡製糸場は
フランスから生糸をつくる技術を導入しており、当時としては世界最大の規模を誇っていました。

のちに日本の気候に配慮した器械がつくられ、
働いていた工女たちが、後続の製糸工場で
この器械を使って、各地で生糸の技術を伝えていったのです。 






この伝統と歴史は現代に脈々と受け継がれ、
富岡シルクと呼ばれる、富岡産の繭100%を
使用した、純国産のシルクが作られています。


美しさ、しなやかな肌ざわり、心地よさ……。

一度でいいから、
実際に触ってみたいっ(*´Д`*)

https://www.tomioka-silk.jp/tomioka-silk/bland/detail/silk-gallery.html



製糸工場内の東置繭所・南側スペースにある
「富岡シルクギャラリー」には、こだわりの絹製品がたくさん!

ネクタイやハンカチ、
ブックカバーにペンケース、
名刺入れやコスメ商品だけでなく、
フランス人画家とのコラボ商品
「絵画スカーフ」など、

たくさんの絹製品が展示・販売されています。



あなただけの「宝物」に出会えるかも!?





幾千の糸繰る指や彼岸花



こちらの映画は、2017年、
「富岡製糸場映画制作委員会」によって
制作されたものです。

「紅い襷〜富岡製糸場物語〜」

物語の舞台は、もちろん富岡製糸場。
激動の明治初期、「日本人とフランス人の女性がともに時代を切り開いた証」の場所です。



日本各地からやってきた工女たちは、
フランス人教師の厳しい指導や、
出身地などによる待遇の差、
容易ではない糸取り作業など、
数々の苦難に立ち向かいながら、

「紅い襷」を掛けることを許される
一等工女になり、技術を習得し故郷に戻る日を
夢見ているのでした。


予告編、ぜひ見ていただきたいです。
ちょっと泣きそうになりました。

https://norizomikezo.com/tomiokaseisikoujyou/




蟋蟀やクラヴサン待つ置繭所


富岡製糸場の西置繭所は、現在
多目的ホールとして、公開活用されています。


上の写真(アートの集まる場所)のように、
絵画展などが開かれていたり、
定期的に落語の独演会も開かれているとか。


ガラス張りのオシャレな空間。
この建物そのものがアートです。

https://www.city.tomioka.lg.jp/www/contents/1633998007314/index.html


今年は明治天皇・皇后両陛下が
富岡製糸場を行啓して150年の節目です。

創業開始まもない頃の、両陛下の行啓。
この場所が、近代化への先駆けとして期待され、注目されていたということがわかります。

それを記念しての演奏会が、
10月に開催されるようです。


こちらで詳しく↓


ちなみに、クラヴサンというのは
「チェンバロ」のフランス語です。

バッハやヘンデルと同時代(バロック期)のフランスの作曲家・ジャン=フィリップ・ラモー、そしてフランソワ・クープランらが、

たくさんの、美しい
「クラヴサン組曲」を残しています。


こちらのブログ↓で、ラモーの
クラヴサン組曲が少し聴けます。


富岡製糸場について調べているとき、
「フランスの技術を導入〜」のくだりで、

フランスの文化を入れた
俳句を作ろう!

と決めていました。


ラモーやクープランのクラヴサン組曲は、
いつもうっとりしながら聴いているので、
取り合わせには迷わずにすみました😅


いつか、チェンバロ(クラヴサン)に限らず、
西置繭所での演奏会、
聴きに行ってみたいです。



おまけ


紹介した以外にも、
見どころがたくさんありそうな
富岡製糸場。


↑こちらによりますと、

  1. 工女風着物で街歩き

  2. 富岡シルクのエステ体験

  3. 富岡シルクのクラフト作り体験


盛りだくさんで、
ぜんぶ楽しそう……(๑˃̵ᴗ˂̵)


でもこれは「富岡製糸場」というより
「富岡市」のカテゴリーになるのでしょうか😂

「絹産業遺産群」……どこまで!?



いただいたサポートで、たくさんスタバに通いたい……、ウソです。いただいた真心をこめて、皆さまにとどく記事を書きます。