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自分を「美人だ」と思うか 【無料記事です】

少し前に、ドキドキしながら始めたnote。

最近、フォローして下さる方やマガジン購読の方が急に増えて、とても嬉しいです。

ありがとうございます。

こりゃあ、改めてご挨拶せねばと思ったしだい!

無料記事なので、どなた様も最後まで楽しんで行って下さい。

◆ なぜ人は自分で自分を美しいと言わないのか

私は「美人ですね」とか「きれいですね」と、言われることがあります。

えっ、それを自分で言うとか……

恥ずかしくないのかとか、あつかましいとか思われそうで、怖くなります。

でも、物書きのような仕事をしていると

「実際、自分ではどう思うの?」

と、はっきり訊かれることがあって、答えに困り、戸惑います。

それは “ある理由” で容姿に自信がないからかもしれません。

あとは

「とんでもございません」

という、日本の美徳みたいなものに影響されているのもあるかも。

それから、"本当の" 美人や可愛い人は、

"自分のその美しさに気づいてないほうが美しい"

って幻想がある。

だから、もしかしたら、ちょっとでも自分を良く見せるために、自分で自分のことをきれいとか可愛いとか言わないようにしているのかもしれません。

自分にそんな考えがあるとは恥ずかしくてまだ認めたくないが……

もしほんとにそうだったとしたら、ああ、あさましい。

◆ 自分ババア発言風習苦手

美しさの話になると、自然とくっついてくる話が、年齢。

日本は(というか実は世界的にもそうだけど隠してたりする)、若いほうが価値があると思われがちです。

とくに女の人においては、そういう基準がこれからもつきまとうでしょう。

しかたないよ。

だって、若い女の子ってそこにいるだけで胸が高鳴るほど可愛いもん、ほんとに。

その可愛さに誰もが気づいているからこそ、少しでも年を重ねると、自分で自分のことを

ババアだから

とか

おばさんだから

とか言って、自虐するようになります。

そのほうが楽だから。

だって

(あの人、自分のことまだまだ若いとか思ってんじゃないの?)
(あの人、まさか自分のこと可愛いとか思ってないよね?)

みたいなことを思われたら恥ずかしいし気まずい。

そんなことになるぐらいだったら

(そんなこと思ってません! 自分で自分のことには気づいています!)

という思いを「ばばあだから」などと言語化しておいたほうが安全。

人に言われるより先に自分で言うみたいなところがある。

ちなみに、これは好きじゃない風習なので私は言ったことがない。

人から言われるのは、気分のいいことじゃないけど、あまり怖くはない。

もしも言われたら

お前の負けじゃい

って思うので大丈夫。

若く見えるのは特技だが、45歳は45歳。

年をとっていることは本当だし、

どうしたって動かせない部分を突いてくるってズル。

勝負するなら他でしようぜ。

する気がないなら、せっかくだし仲良くしようぜって感じです。

◆ 結局、自分のこと美人だと思う?

どんなに時代が変わっても、自分の容姿に関して何かしら美し発言をするのは、日本じゃ圧倒的なんとなく感でタブー。

そこをあえて、心底正直に言うと、私は、10代まで自分のことを可愛いとか思ってました。

でも、社会に出ると、可愛い人や美人はたくさんいて、自分がそうでもないうえにちんちくりんなことに気づいていったし、だからこそ努力もしたし、今もしているし。

そういう中で「きれいですね」とか「かわいいですね」と、言われても

「そうでしょう」

とは、とても言えない。

頑張っても言えて「ありがとうございます。嬉しいです」ぐらい。

でも、心の中では

(私、ぜんぜん可愛くも美人でもないのに)

……と、思ってます。

これは謙遜でもなんでもない。

私、実は圧倒的にずうずうしいのです。

なぜなら、いつも心のどこかで

あのヴィクトリアズシークレットのモデルたちに比べたら……
アイドルの●●ちゃんに比べたら……
ジムの先生(可愛い上に超最強BODY)に比べたら……

とか思ってるんですね。

つまり、ずば抜けた存在と自分を比べて、ぜんぜんダメだと思っている。

あげくの果てには

BLACKPINK(好きな韓国のガールズグループ)に比べたら、ほんとにデブだ。頑張って体つくろう……

みたいなことまで思うのです。

元々のビジュアルも年齢も努力のレベルも違う、選ばれし人たちと自分を比べているんです。

ごく自然にそんなことを思ってしまうなんて、こんなずうずうしいことはない。

これが、冒頭で述べた

「ある理由」

です。

この理由で、私は自分のことを美人と言えません。

そして、これをずうずうしいとわかっているのに、やめることはできません。

おそらく私は、自分のことを美人だと思っているのではなく

勝手に美人枠として生きてきた

のだと思います。

だから

ブスだなー

とか

たいして美人じゃない

とか言われても、ぜんぜん傷つかない。

だって美人枠の中のブスでしょ? そりゃあそうだ。

などと、無意識に思うことができるから。

これらは、どこかでしてしまった初期設定。

とんだ勘違いの可能性もある。

でも、どうにも変更ができません。

というか、する気がない。

おかげで、常に自分がきれいになる方法を模索し続けているので、ずっと向上心を失うことなく、正直、気に入っています。

容姿に関してあれこれ言うのが、どんどんタブーとなっていく時代だからこそ、誰だってこうやって心の中に光を置くぐらい「いいじゃん」と最近は素直に思えます。

隠すのもダサいかなあと思ったので、今日は、自己紹介がわりにそれを外に出してみました。

何この人……

って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それもご縁。

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橋口いくよ(作家)

2001年作家デビュー。オリジナル作品の他、映像作品やコミックの小説化、アニメや舞台の脚本。作詞、アーティスト・音楽関連プロデュース、ステージ演出、TVコメンテーター『とくダネ!』『ビートたけしのTVタックル』等々。https://www.hashiguchiikuyo.com/

#エッセイ 記事まとめ

noteに投稿されたエッセイをまとめていきます。 photo by 横田裕市( https://note.mu/yokoichi )
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