運動は必要なのか？

結論から言うと、体型維持のため、健康のために運動は必要です。

これは逃げられない現実。

なので私は、かなり遅いのですが、、、４０歳ぐらいから重いおもりを持ち上げたりなど、それなりの運動をしています。

運動大嫌いなのに。

なんなら歩くことすら面倒だと思うのに。

でも、自分の体型が気に入らなくなっていくのは嫌だし、毎日気分よくいたい。

だから、苦しい思いをして、重いおもりを持ち上げているのです。

それでピラミッドでも家でも出来上がればいいのですが、何も出来上がりません。

「自分の体が強くなる」「自分の体型が出来上がる」

ただそれだけの為に持ち上げるおもり。

他人の役に立つかどうかという視点からすると、非生産的です。

この労力は他の為に使うべきかもしれんのに、自分の為だけにという贅沢。

ありがてえ。

重くて超嫌だけど、ありがてえ。

そう思って、ウンウン唸りつつ持ち上げさせていただいております。

先日、家族のように仲良くしてもらっている友達が

「将来のために、今重いものを持ち上げたり、今苦しい思いをするのは嫌だから、運動とかしたくない。自分がさぼって年をとってもしも車椅子になってもべつにいい」

と、はっきり言っていて、その潔さにむちゃくちゃかっこいいと思いました。

でも、私は往生際が悪くビビりなので、その覚悟ができません。

「やる」とも「やらない」とも決められない中途半端な心底運動ぎらい、面倒くさがりの私が、どうして今も運動を続けていられるのか？

どうやって続けているのか？

続けられない時に、どうやって体型を維持してきたのか？

に、ついて２回に分けて語りたいと思います。

「ばっかだなあ」

と思いながら聞いて頂けたら本望です。

◆ 突然のパピコ病

まず、きっかけは数年前、ちょっとハードな絶対失敗できない人前に出る仕事があったので、こりゃあ体力なきゃダメだわ……と思い、お世話になっている鍼灸の先生に訊いてみました。

その先生は、普段オリンピック選手などを担当されていると同時にご自身もアスリートなんですね。

先生が言うには

「橋口さんは、おそらくチビチビ丁寧になんとなくやっても続かないので、あえて最初からすっごくきつい運動で、勢いにおされるやつで、でもかっこいいやつがいいと思います」

という想像をこえるむちゃくちゃな提案をしてくれました。