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参加者インタビュー:英語ができないからこそ成長できた

2019年春のグローバルリーダーシッププログラム参加者にしたインタビュー紹介シリーズ。

3人目は上智大学2年生(参加当時)の白川未彩(しらかわみさ)さんです。

自分の志がどこから湧き出ているのか知りたかった

プログラムに参加した理由は、自分の志が見えてきた段階で「この志って自分のどういうところから湧き出ているんだろう?」っていうのをすごく考えたいなと思っていて、iLEAPのプログラムに参加したいなと思いました。

内容がどうこうというよりも、「自分はすごくこのプログラムで変わったんだよね」っていうのをすごくいろんな人から聞いていて、あとは内省をするとか自分のことを見つめ直す時間が多いとも聞いていたので、そういう内面的なことを考えるのは今の私にすごく必要なんじゃないかなと思いました。高校生の時にiLEAPを知ってから申し込むかどうか迷ってきたんですけど、もしかしたら(行くなら)今かもしれないと思って申し込みました。

英語は大変だったけど、日本ではできない体験ができた

英語は来る前からすごく不安でした。というのも私は中学英語でつまづいて、全然英語は書けないし聴けないし話せないし、絶対参加者の中では一番できないだろうなと感じていました。

それで実際来てみるとやっぱり英語でのアクティビティやセミナーにはついていくので精一杯だったし、セミナーの中では「どうしようわかんない」っていう時もあってそれで苦しんだりもしたんですけど、スタッフの人に「でもその今の『自分に話したいことがあるのに英語だから話せないモヤモヤ』とか、『聞きたいのに聞けないモヤモヤ』とかそういうのって日本じゃ絶対に味わえないよね」って言われた時に、確かにそうかもしれないと思ってまず気持ちが一つ軽くなりました。

あとは「もう(英語は)絶対3週間で上手くなることなんてない」って思っていろんな人に訊くようにしたら、周りには助けてくれる頼もしい仲間たちがいて。わからなくて辛くなったら訊けばいいという状況にあったから不安がそんなになくなって3週間乗り越えられたんだろうなって思います。

英語ができないからこそできる成長

(英語が苦手な人は)一番伸びしろがあって一番成長するんじゃないかなと思います、本当に。

英語に自信がなくて苦手意識を持っている人ほどもう是非(アイリーププログラムに)来てみたらいいんじゃないかなと思うし、私は英語ができないからこそこの全部英語で行われるプログラムで多分誰よりも辛い思いとか苦しい思いをしたけど誰よりもその分そういったことで成長したので、「できない、自信がないから来ない」じゃなくて、絶対助けてくれる人も周りにいるから心配しないで来ちゃえばいいと思います。

日本では得られないすごく贅沢な環境だった

(プログラムに参加して一番良かったことは)「環境」です。

例えば日本にいたら大学生活のこととか、やらなきゃいけないこととかいっぱい考えなきゃいけないことがあると思うんですけど、ここ(シアトル)では明日提出のレポートもあるわけじゃないし、私の場合はインターンとかバイトも日本に置いて来たし、今ここで考えなきゃいけないタスクっていうのは全然なくて。

4時くらい、長くても5時くらいにプログラムが終わって6時〜7時には家に帰ってご飯食べてシャワー浴びて9時くらいにふっと何もない時間ができて、そういう時間って日本にいたら多分中々ないし、そういう「余裕のある余白」って日本ではなかなか得られないなって思います。そういう意味でそれってすごくすごく贅沢な時間で、そういう贅沢な時間があって非日常にいるというのは私が私を見つめ直すためには本当に格好の機会だったと思うし、だからこそ見えてきたり考えられたこともいっぱいありました。

私がiLEAPで一番好きだったのは、すごく居心地の悪いUncomfortableな状態を「良いよね」って言える環境です。グループプロジェクトもすごく大変だし、不安なこととか疲れたって思うこととか、居心地の悪い時間とか絶対多いけど、その居心地が悪いことを楽しめるマインドがみんなあるから、そういう「人」っていう環境もすごく贅沢で、そういう面でも本当に来て良かったです。

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白川さんが参加したグローバルリーダーシッププログラムは現在夏の応募受付中です。
詳細&ご応募はこちら:http://ileap.org/ja/what-we-do/global-leadership/

iLEAPウェブサイト:http://ileap.org/ja/

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★他の参加者インタビューはこちら★

井端清一くん(創価大学3年)「日本とシアトルのダイバーシティの違い」
清水麻生さん(滋賀大学2年)「自分を見つめ直すことでモヤモヤが解消」


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