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リーダーシップは最強の武器になる

こんにちは。iLEAPインターンの綾香です。

私は去年の秋からシアトルで留学をしていて、今年6月末ごろにアイリープでインターンを始めました。

そんなインターンシップも今日がラストということで、最後にブログを書きます。テーマはリーダーシップです。

リーダーシップという価値

インターンを始めてから、「リーダーシップ」という単語に触れる機会がこれまでの100倍くらい増えました。

というのも、仕事の一つでアイリープの紹介パンフレット(&紹介スライド)を作ることになり、そこでアイリープの活動について言語化する機会があったためです。

その時に出たキーワードが「リーダーシップ」

アイリープは長い間、日本を含め世界各地でリーダーシッププログラムを提供していて、それが多くの人に影響を与えてきました。

この、アイリープの大きな価値である「リーダーシップ」について掘り下げるうちに、この価値は今後どんどん大きくなっていくのではないかと思い、アイリープで学んだことを自分なりにまとめることにしました。

リーダーシップはリーダーだけのもの?

まずはじめに、日本では「リーダーシップ」という言葉がしばしば誤解されているように感じます。

簡単にいうと、リーダーシップは一部の人だけが持つ特別な能力だと思われているということです。

「あの人はリーダーシップがあるから、リーダーに向いている」といった考え方がまさにそうですが、そこには、リーダーシップは限られた人(つまりリーダーのみ)が持っていて、それ以外の人には関係ないものだ、という思い込みがあります。

しかし、本来のリーダーシップの意味はそうとは限りません。どういうことか図で説明します。

まず、よく思い浮かべられるリーダーシップのイメージ↓

トップの赤い人だけがリーダーシップを持っています。それ以外の人は持っていません。

一方、アイリープの考えるリーダーシップはこの図です。

赤の人だけでなくオレンジの人やピンクの人も、全員がリーダーシップを持っています。

ここで言いたいのは、リーダーというポジションにつくのは1人(あるいは限られた人数)かもしれないけど、リーダーシップを持つ人は1人じゃないよということです。

つまり、リーダーシップはポジションには関係なく、またみんなそれぞれ違ったリーダーシップを持っているというのが、まず前提にある考え方です。


みんながリーダーシップを持っている

その上で、もう少しリーダーシップについて話します。

現代では、リーダーシップにはいくつかのスタイルがあると考えられています。私が学んだ中でいくつか紹介すると

・ビジョン型リーダーシップ(Visionary Leadership)
・コーチ型リーダーシップ(Coaching Leadership)
・協力型リーダーシップ(Collaborative Leadership)
etc.

などがあって、人によってどんなスタイルかは変わってきます。

他にもあるので気になる方は調べてみてください。

これらを踏まえて、アイリープのスタンスは、
誰もがもともとリーダーシップを持っているので、それを見出して発揮しよう
というものになります。

なんでリーダーシップが大事なのか

リーダーシップはみんな持っているものだとして、じゃあなんでそれを発揮する必要があるのか?ということなんですが、

これに関しては、様々な視点があります。

特に、全員がリーダーシップを発揮することでチーム全体がうまくいくとか、成果をあげられるといったビジネス的視点から語られることが多いです。

しかし、わたしがインターンで感じたのは、リーダーシップそのものよりも「リーダーシップを見出す過程」に価値があることです。

その過程で得られるモノが人生にとってプラスになると気づいたので、多くの人に知ってもらいたいなと思っています。

リーダーシップを見出す過程

もともと自分の中にあるリーダーシップを見出すためには、まず自分がどんな人間であるかを知る必要があります。

つまり、自分と向き合うことが必要です。

よく言われる自己分析セルフアウェアネスといった言葉も、同じく「自分と向き合うこと」になります。

向き合う方法は、本なりコーチングなり色々ありますが、アイリープのプログラムでは、これまでの「経験」に対して「問い」を投げかけることで、参加者のリーダーシップや価値観、核となるものを引き出すアプローチを取っています。

すべては「Who I am」を知ること

自分のリーダーシップを見出すために、向き合う。

その過程で得られるものは、自分自身の「」です。

たとえばアイリープのリーダーシップセッションでは、参加者に対してたくさんの問いを投げかけます。

・大切にしているもの
・価値観
・強み
・ゴール

性格診断などで「あなたはどんなタイプ?」とただ診断するのではなく、自分自身の中にある答えを掘り起こすことがポイントです。

そうすることで、リーダーシップの特性だけじゃなく、自分の軸や、本当にやりたいことに気づけたりします。

自分の内側にある軸は、キャリアや人生で迷った時の指針になるので、「将来が不安」「何がしたいかわからない」という悩みにぶつかった時も、強力な武器になってくれます。

今だからこそ必要

リーダーシップが今後さらに重要になる理由、それは、現代が正解のない時代だからです。

これまで共通認識だった「王道ルート」がなくなり、既存の価値観が崩壊する時代には、「自分で正解を導き出す力」が大事になってきます。

たとえば、就活や転職活動ひとつ取っても、最終的に決断するのは自分です。今はキャリアが順調でも、人生のどこかでグラっと揺らぐ時がくるかもしれません。

そのときに、周りに正解を求めるのではなく、自分の軸にしたがって主体的に決められることが、リーダーシップを発揮するということなんだと思います。

長くなりましたが、こんな感じで締めくくります。わたし自身まだはっきりとではないですが、自分がどんな人間なのか見えてきた気がしていて、留学やインターンで学んだことを今後どう生かしていけるのか楽しみです。

今アイリープで募集しているCareer Discovery Abroadプログラムはキャリアにフォーカスしたものですが、根本の考え方は同じです。

詳細はぜひお問い合わせください!

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