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2023年ベストアルバム

2023年ベストアルバムです。フォークを意識して聴いてました。あとは音像が独特なもの。

簡単なコメントとyoutubeを貼り付けますのでよかったらチェックしてみてください。

20位、民謡クルセイダーズ「日本民謡珍道中」


日本の民謡とラテン・リズムの融合かっこよすぎる。フジロックでは他と被って観れなかったのが悔やまれる。

19位、OZmotic & Fennesz 「Senzatempo」


FENNESZのノスタルジックなノイズは唯一無二。イタリア・トリノのデュオ(サックス奏者とパーカッション奏者)OZmoticとの共作

18位、JFDR「 Museum」


シンプルな音数のフォークが主体で、アイスランドのアーティスト特有の空気感が宿っています。リバーブの使い方が好みすぎる。

17位、Young Fathers「 Heavy Heavy」


エディンバラで結成された3人組の4thアルバム。問答無用でワクワクしてくる。楽しい!

16位、strongboi 「strongboi」


南アフリカ出身ドイツを拠点に活動する Alice Phoebe Lou のサイド・プロジェクト Strongboi。こーいうゆるふわなシンセサウンドと声に目がないんです。

15位、Sandrayati "Safe Ground"


インドネシア出身のSandrayati プロデューサーはÓlafur Arnalds。アイスランドのフォークミュージックのようだけど節々に彼女のルーツも。繊細でのびやかなボーカルがすごいです。


14位、Kate NV「 Wow」


ロシアのアヴァン・ポップ・アーティスト。コロコロしたサウンドがかわいくて好きです。

13位、カネコアヤノ 「タオルケットは穏やかな 」

ソロアーティストにサポートのバンドがついているというより、バンドサウンドとカネコアヤノのボーカルが対等に主張しあってる感じがするのが良い。フジロックのライブもかっこよかったです。

12位、aus「 Everis」


14年ぶりの新作。2006年にリリースされたausの「Lang」や2007年のGutevolk「グーテフォルクと流星群」を聴いてた我らにはSteps (feat. Gutevolk)がうれしすぎるのです。

11位、GRAPEVINE「 Almost there 」


前作に収録のねずみ浄土に度肝抜かれ、ここにきて目が離せないGRAPEVINEですが今作もすごいですね。雀の子やべえ。

10位、Ry「 新しい太陽」

Terutaka Aritomiを中心とするプロジェクトのセカンド・アルバム。New Sunの祝祭感。NewEraのポストロックな雰囲気が良いです。

9位、安藤裕子 「脳内魔法」

さくらんぼみたいな恋がしたいはDevendra Banhart ばりのドープなフリーフォークだと思っています。この界隈であまり安藤裕子さんのこと言及される方みかけないのですがとても良いので是非聴いてほしいです。

8位、Kettu Kasetti「Kettu Kasetti」

フィンランドの宅録音楽家によるデビュー・アルバム。いまいち何者かわからないですがトロピカルだったり実験的だったり2010年頃のブルックリンのバンド達みたいで好きです。

7位、Afternoon Bike Ride 「Glossover」

日系カナダ人ソングライター Lia Kurihara を中心とするフォーク・トリオ。ドリームポップ/エレクトロニカ/ポストクラシカルいろいろ散りばめられています。

6位、Gutevolk 「めざめる惑星」

西山豊乃によるソロユニット5年ぶりとなるアルバム。わたしゆーふぉーになっちゃうが気持ちよすぎますね。ずっと聴いてると宇宙のどこかに飛んでいっちゃいそうです。Läpinäkyväのコーラスワークも必聴です。

5位、君島大空 「映帶する煙」

今回選んだベスト20の中で一番共感した作品。音像とか世界観とか。こーいう音楽自分でもやりたいなあと思いながら聴いていた。すごい完成度だなと思う。

4位、LIES 「LIES」

マイク・キンセラ&ネイト・キンセラ 新プロジェクトのLIES。American FootballともOwenとも違うサウンドに乗るマイク・キンセラのボーカルが新鮮です。

3位、Homecomings 「New Neighbors」

フジロックの予習していて知った京都出身のバンド。シンプルに曲が良くて2023年一番聴いたアルバム

2位、CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN 「tradition」

細野晴臣の孫がやってるバンドって入りで聴いてみたらほんとに受け継がれていてびっくり。今年前半にYMOの分厚い本を読みながらYMOやメンバーのソロ作品をじっくり聴いていました。細野晴臣がYMOを始める前くらいに作ってたトロピカルな作品がとくに好みだったのだけどCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINはそこに通じるものを感じました。


1位、Y La Bamba 「Lucha」

オレゴン出身のバンド。レイドバックな音楽。浮遊感あるギターとぶっといベース。メキシコの伝統音楽を一番のルーツにしているらしくラテン味あふれる柔らかいボーカル。このバランスで鳴らしている音楽を他に知りません。とろける。最高。

こんな感じのランキングになりました。たまたまですけど洋と邦が10枚ずつでした。2023年は自分のやってるilluminative wavesとしてアルバムもリリースできたし良い年でした。よかったら聴いてみてください。




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