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カンボジアが下方修正。でも来年は...?

新型コロナウイルスの影響が、カンボジアに及ぶ前、カンボジアの2020年のGDP成長率はIMFは7%、世界銀行が6.8%という予測を出していました。   

新型コロナの影響によって、基本シナリオで2.5%、低成長シナリオで1.0%という 数字に引き下げられています。仕方のないことですよね。中国からの供給が不足したことや 世界中からの観光の足が途絶えたことによる影響は、カンボジアにとって非常に大きなダメージとなりますから。もはや、今わたしたちが直面しているのは、日本やカンボジアといった特定の地域の危機ではなく 世界的な危機だということは間違いありません。    

しかしながら、その渦中にあっても取る策によっては、悪循環を止めることもできるはずで、悪影響が拡大しない努力はできるに違いありません。    

カンボジアは、アジア開発銀行から自国の通貨リエルでの国際発行が提言されていて、

債権市場の育成

社債発行増加による資金調達の多様化

長期投資を行う機関投資家の育成

リエルの使用促進 

といった効果が期待されているそうです。
それに対してカンボジア政府も前向きなようで、経済的な発展を止めないための取り組みが すでに行われているのだそう。    

カンボジアは以前から「脱ドル」にむけた取り組みが盛んなので、簡単な言い方ですが、一石二鳥となるかもしれません。そういった取り組みが期待されていることや、世界的にもさまざまな取り組みがなされていることで、事態が収束するという前提だと思いますが、2021年のカンボジアの成長率は、 5.7%にまで回復すると見込まれています。きっと、成し遂げてくれると信じています!    

私たちが期待を寄せるカンボジアは、日本ほどの感染拡大は見られていないなかでも、それでも、さらに影響を拡大させないために努力を続けています。我々日本人も、継続した努力をしてまいりましょう!

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