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0953 12年前の9月22日 中日ドラゴンズの衰退の始まりの日

忘れもしない12年前の今日
2011年9月23日
「何で?」という疑問と
「何してるんや!」という怒りで
一日中憂鬱だったことは
今でもよく覚えています

その理由は、前日の22日に
こんなことがあったからです

自分は子供の頃からずっと
中日ドラゴンズのファンでした

ファンになった動機は
大阪に在住ということもあり
自分の周囲はほぼ全員が
阪神ファンと巨人ファンで
「人と一緒はイヤだ」という
ひねくれた性格の自分は
初めてカラーテレビで見た
ナイター中継が巨人対中日戦で
たまたま勝ったのが
ドラゴンズだったので
ファンになったという
非常にいい加減なものでした

学校で野球の話になると
「王・長島」の巨人ファンと
「村山・江夏」の阪神ファンの陰で
自分と、名古屋からの転校生の
水谷君と2人が浮いてました(笑)

この「落合監督解任騒動」は
日本プロ野球の歴史で
「ありえない」ことが2つありました

一つは、それまでの7年間で
リーグ優勝3回日本一1回
7年間すべてAクラスで
その年も首位ヤクルトとの差は
まだまだあったものの
優勝の望みが残っていた段階で
「契約終了」を発表したことです

そして、その理由が
「強くても人気がない」
というとってつけたようなもので
実際は、親会社である
中日新聞社の派閥争いという
醜いものだったのです

そして、もう一つは
「来年いない監督」の下で
この騒動後に勝ち続けて
連覇を成し遂げたことです
これは監督と選手の信頼感が
なければできないことです
そんな名将を中日新聞社という
古い体質から変われない
企業が切り捨てたのです

そこから中日ドラゴンズは
坂道を転げ落ちるように
衰退していきます

球団としては
そんなに強くなくていいから
5年に一度くらい優勝し
ファンや地元の有力者への
サービス活動をしてくれ、と
思っていたのでしょうが

落合さんは勝ちにこだわり
徹底した勝ちパターンを作り
玄人好みのプロ集団を
作り上げたのです

国民の変化にも目を瞑り
偏向記事を書くだけでなく
法律上も優遇され
軽減税率などの恩恵を受け
経営努力をさぼっていた
中日新聞社という企業が
なぜ衰退の一途を辿っているか
それがよくわかる出来事でした


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