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1078 政治家が「秘書がやった」と言う理由と 時代の変化について

昔から、政治家が
金銭的な不祥事を起こしたら
「秘書がやった」と言って
逃げることはよくありました

そして、そういう政治家は
「責任を人に押し付けた」
と、評判ガタ落ちで
次は落選する人もいれば
なぜか前回以上に票をとって
当選してる人もいました

10年以上前に自分が実際に
政治家の人から聞いた話で
良いとか悪いとか
納得できるかできないかは
少し置いておいて
今の幼稚で低レベルな
メディア報道では
わからない見方を紹介します

「金絡みの不祥事が出た時
『秘書が・・』という政治家は
人として終わってるようなクズか
逆に皆に慕われてる人物かの
どちらかだと思いますよ

よく、ドラマとかアニメで
主人公が絶体絶命のピンチに
立たされた時に
自分の身を捨てて主人公を
助ける部下が出てくるでしょう
昔なら高倉健さんが出てた
ヤクザ映画って感じかな

そんな感じで、秘書が
自ら主人をかばって罪を被る、
ということは実際にありますよ
特に、悪意など無くて
メディアに嵌められた時には
『こんなことでうちの先生を
終わらせてはいけない』と
周囲が思うのです」

この話を聞いて
確かにそういう見方もあるな、
と思ったのを覚えています

しかし、時代はどんどんと
変わり人々の考え方も
新聞やテレビだけでなく
ネットやSNSなどの媒体が
大きく変わっている現在では
「秘書がやった」と言ったら

「ああ、この人は周囲が
 庇ってくれるような人なんだ」
とは思わないどころか
「人に責任をなすりつけて
 逃げようとしている
 卑怯な奴」とか
「秘書すら管理できない
 無能な政治家」という印象が
あっという間に拡散されて
マイナスの方が大きいと
言えるのではないでしょうか?

自分には懇意にしている
和歌山の地方議員の方がいて
世耕さんの良いところや
優秀なところも聞くのですが
今回の事で「秘書が勝手に
やった事で知らなかった」
と彼が言ったことは
今のネット社会においては
悪手だったと思います

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