見出し画像

0810 憲法記念日に考える 日本国憲法前文のおかしさ ~生殺与奪を他国に委ねるのか?~

今日は5月3日
憲法記念日です

多少皮肉を込めて言えば
我が国の憲法は
世界で稀に見る憲法です

どんな小国であっても
自分の国の生殺与奪を
他国に委ねることなど
ありえませんが
我が国の憲法前文には

「平和を愛する諸国民の
 公正と信義を信頼して、
 われらの安全と生存を
 保持しようと決意した。」
と書かれているのです

学校でこれを教える時
めちゃくちゃおかしいと
教える先生は少数です

そもそも
「平和を愛する諸国民」
と言いますが
その「諸国」とは
一体どこなのでしょう?

百歩譲って
この憲法ができた頃は
第2次大戦の反省で
多くの国が戦争に対して
Noという気持ちが
高かったのかもしれません

だから、国連を設立して
国際協調体制をつくり
平和をめざしたのでしょう

しかし、今、
その国連の常任理事国の
ロシアはウクライナに対して
一方的な軍事進攻を行い

同じく常任理事国の中国は
実質上主権国家である台湾に
武力侵攻をちらつかせています

もはや、世界には
「平和を愛する諸国民」
だけではないことが
はっきりした
ことで

この憲法の大前提が
崩れてしまったのです

このような欠陥憲法を
押付けてきたように
いろいろとムカつく
GHQ(実質は米国)ですが

「将来、日本が独立したら
 変えてもいいぞ」という
96条は記してくれたわけで

憲法改正するということは
今の憲法を守るという
「護憲」でもあるわけです

もう、「憲法改正」論議は
「右」対「左」ではなく
世界情勢に基づく現実派と
現実を見ようとしない空想派の
対立になっていると思います

朝日毎日等の左派メディアや
立憲民主党や共産党の
痛すぎる空想ごっこに
付き合ってる暇は
今の日本にはありません

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?