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0911 「日本の事を頼みます」 出撃前夜の若き特攻隊員の言葉

まもなく終戦の日ですが
大東亜戦争の末期
多くの若者がその命を
散らせていきました

13年前、学年主任の時
修学旅行の引率で
鹿児島県鹿屋市にある
史料館を訪れました

その時に見た
若き特攻隊員の恋人が
彼の両親に送った手紙が
今も忘れられません

出撃を間近に控えた彼は
日頃から自分が死んだら
故郷の両親に生前の自分の事を
話してほしいと言っていました

出撃の決まった彼が
最後に彼女と会った時に
「後のことは頼みます」と
彼女に言いました

彼女は「わかりました
故郷のご両親には必ず
あなたの話は伝えます」と
涙をこらえながら答えました

しかし、彼は「違います」と
強い口調で彼女に言いました

「私が頼みたいのは
 この国の将来です
 日本のことを頼みます」

この彼の言葉を読んだとき
その衝撃のあまり
しばらく動けませんでした

20歳前後の若者が
死が目前に迫った時も
国のことを想い、考え
心配して後を託しているのです

なぜ、当時の白人至上社会で
日本だけが植民地にならず
高度な文明社会を築き
独立を守り続けて
互角に戦えたのか、
はっきりとわかりました

そして、敗戦後
連合国の白人たちが
日本人の精神を奪う政策を
とり続けた理由も・・・・

そんな彼らが命を賭して
守ろうとした日本は
今、崩壊の危機です

しかし、彼らの残した遺志は
完全に死んでいません
腐ったメディアが
採り上げないだけで
いろいろな分野で
地道に努力している人は
まだまだ多くいます

「人が死んでも思いや魂は
 引き継がれる」
これが日本人の精神です


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