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0871 フランスで暴動が激化 その背景にあるのは移民問題だけか? ~ある時期から犯罪が増えた理由~

先週、フランスで
大暴動が起きています
映像から推測すると
もはや内戦と言えるほど
広範囲で大規模なようです

この事件の発端となったのは
アラブ系移民の少年が
スピード超過や信号無視で
警官に停められたことです

この後の事は双方の供述が
違っているので真相は
わからないのですが
結果として警官が発砲し
少年が死亡したことで
移民たちの抗議が広がり
暴動に発展したようです

その背景に移民問題が
あることは確実なので
日本の新聞やテレビなどは
あまり深堀りしませんが

移民問題と並んで
もう一つ大きな問題が
この事件の背景にあると
自分は思っています

それは、フランスでは
警察官の拳銃使用規定が
2017年に緩和されたことで
今回のような事件が
起こったわけなのですが

では、なぜ銃使用規定が
緩和されたのか、と言えば
凶悪犯罪が増えて警察官の
安全確保が難しくなり
警察からの強い要望でした

フランス 死刑廃止の前後10年の犯罪数

この表を見ると1982年から
犯罪が増えているのがわかります
実は、この前年の1981年に
フランスは死刑廃止を
決定しているのです

今の米国もそうなのですが
死刑廃止や移民問題などの
ポリコレ政策というものは
「人権」「人道」などという
耳ざわりの良い言葉で
世の中が良くなるように
彼らは言うのですが

現実は、犯罪が増え
一般市民の安全が脅かされ
そのために警察官が
市民や自分を守るために
武器を使用することが増え
奪われる命も多くなってくる・・・・
という、本末転倒になるのです

日本でも何かにつけて
「欧米では~」と言う
欧米至上主義の人がいますが
欧米の現実を見ずに
片面だけを見てる気がします

今回のフランスの暴動で
それがよくわかると思います

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