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「雑相」しませんか

こんにちは。4月17日に豊後水道を震源とする地震が発生し、愛媛県と高知県で震度6弱の揺れを観測しました。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。また、被災地での救助活動や復旧作業に従事されている方々にも深く敬意を表します。
私たちの事業の視点で考えると、サプライチェーンの強靭性が問われています。効率を維持しながらも、備えを考えなければなりません。

さて、今日は「雑談の大切さ」についてお伝えしたいと思います。
コロナ禍で急速にリモートワークが浸透しました。通勤時間がなくなり生産性が高まった人もいますね。
メリットがみえてきた一方で、デメリットもあります。それが「伝えたいことが伝わりきらない」ことです。リモートワークでチャットツールの活用も広がりました。

テキストだけですべてを伝えることは難しい

最近、感じるのが文字には熱量が乗り切らないことです。自分では深刻にとらえていても、相手にはそうとらえてもらえないなど弊害がありますね。
テキストメッセージだけですべてを伝えることは難しいと感じます。
聞くところによると、言葉を扱う新聞記者の皆さんも電話や対面などを大切にされているといいます。

皆さんには「テキストメッセージ」に頼らないでほしいことを伝えたいです。
テキストメッセージを書くには10分程度かかることも少なくありません。でも、話せば3分で済むことも少なくないです。
ホワイトボードを使ったり、資料をみせたりしながら説明すれば勘違いも生まれずに伝わります。

同じ話を伝えるにも、顔をみるかどうかで大きく変わります。
理解できているのか、もう少し聞きたいなと思っているか、はたまた興味がないのか。臨機応変に対応できますよね。
相手の反応をみながら説明することはとても大切なのです。

だからといって「必ず出社をしましょう」という話でもありません。フルリモート勤務でもできます。
テキストを送った直後にでも、電話してみませんか。このひと手間でコミュニケーションが円滑になると思うのです。

アポもアジェンダもない雑な相談(雑相)が大事

リモートワークだと「アポ」をとらないと話せないですが、オフィスにいたら、ふと顔をみかけたときにちょっと話し込むことってありますよね。
営業担当者同士の会話を偶然聞いたエンジニアが解決方法を考えて新機能が生まれるといったこともありました。
実は、この短時間の話が大事なのです。

雑な相談(雑相)を増やしたいです。喫煙室や自動販売機の前でちょこっと話す雑談に目的やアジェンダはないですよね。雑な相談から新しい発想が生まれます
雑な相談ができれば問題も小さなうちに解決できます。大抵会議が設定されるのは問題大きくなってからですよね。
私の予定表で何も書いていなければ、GoogleMeetでも電話でもかけてください。大歓迎です。

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