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ライブ備忘録 DISPATCHERS編(自宅)

2012年4月11日、ポルノグラフィティのボーカル「岡野昭仁」さんの配信ライブがありました。
このライブは、2020年3月23日に岡野が自身の曲を総括する「歌を抱えて、歩いていく。」ソロプロジェクト「DISPATCHERS」の一環で、ソロでの配信ライブは「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHARE」以来2回目ですが、配信ライブならではの挑戦と演出が盛り沢山でした✨

1.ROLL
配信開始直後、アコギを抱えて座っている昭仁さんが映し出され、片足でリズムをとった音、ギターのボディを叩いてリズムをとった音、自身のコーラス、ギターのメロディと「ルーパー」を使ってサンプリングしそれをループさせながら、生のギターと歌声を重ねていきました。
1から全て昭仁さんから出てくる「音」でROLLを作っていく過程は、「DISPATCHERS(発信者)」である昭仁さんらしさをより強く感じました。

2.Zombies are standing out
「DISPATCHERS、始まりました☝️今回の配信ライヴは非常にチャレンジングな内容なので、終えた後には色んな成果を得られるんじゃないかという気持ちで頑張りたいと思います。楽しんでいってください!」
MC後、しっとりとしたブルースの様な歌い方で、イントロを歌ってました🧟‍♂️
DISPATCHERS始まって以降、Zombies~はイントロをアカペラで歌っていて、より一層哀愁さが増してました!

3.愛なき...
まさか聞けるとは思えなくて、ビビりましたw
「今」の昭仁さんが歌う愛なき...はもう...艶のある歌声でしっとりと歌い上げていて堪らなかったです🤦‍♀️
自分のわがままなんですけど、今の昭仁さんでデビュー当時のシングルとかアルバム曲をもっと沢山聞きたいなーと最近思ってます。

4.白日(King Gunカバー)
ここでまたMCを挟み、サポートメンバーとしてtasukuさんを紹介。そしてDISPATCHERS始まって以降、ラジオで共演して以来親交のあるKing Gunの井口理さんへの恩返しとしてカバーを歌いました😭
本家のツインボーカルとはまた違った雰囲気でしたが、昭仁さんのエッセンスと白日がいい感じにミックスされてました✨

5.優しさ(藤井風カバー)
この曲を配信ライブで初めて知りました...配信が終わった後原曲を聞いたのですが、原曲に対しての熱いリスペクトと、最新の音楽に引けずとも劣らない昭仁さんの表現力にキャリアと自信を感じました。

6.One more time,One more chance(山崎まさよしカバー)
tasukuさんのギターと昭仁さんのアコギによるシンプルな構成で、原曲の切ない魅力を引き出してました🥲

7.空も飛べるはず(スピッツカバー)
場面は途端にライブ会場から、満開の桜がある野外へと変わりそこに桜の木の下に座る昭仁さんがいました。ちゃっかりDISPATCHERS公式タンブラーも置いてあって可愛かったです💓
そこで歌う空も飛べるはずは、より一層爽やかで優しい気持ちになりました☺️

8.Aokage
場所は桜の木の下から、木漏れ日溢れる森の中の小さな小路へと変わりました。そこで歌う故郷因島の歌は、ノスタルジックで爽やかで甘酸っぱく感じました。最後に手を挙げるのも可愛かったー!

9.旅せよ若人
場所はまた一気にかわり、渋谷の美しい夜景が見える屋内に変わりました。そしてタンブラーが増えてる...w
ここで歌う「旅せよ若人」は、浜田省吾さん率る音楽チーム「Fairlife」に昭仁さんが参加した楽曲です。
ライブ配信日が4月という事もあり、新生活を迎えた全ての人に優しいエールを届けていました!

10.ワインレッドの心(安全地帯カバー)
ここで昭仁さん自身が「歌神様」と称する玉置浩二さんとのエピソードについて話してました。
昭仁さんが玉置さんのパーティに参加されて、赤ワインを頂いた後に、玉置さんとこの歌を歌ったそうです。酔いが程よく回りながらも玉置さんは圧倒的な歌唱力で歌ってたそうです...!
その「歌神様」と肩を並べるくらい深い歌声でカバーされていて、まさに「ワインレッド」の様でした🍷

11.だから僕は音楽を辞めた(ヨルシカカバー)
場所は再びライブ会場に移り、アップテンポで少しダークサイド溢れる原曲をアコギでカッコよくかき鳴らしながら、持ち前の滑舌の良さで歌いこなしていました!

12.丸の内サディスティック(椎名林檎カバー)
ここから暫く女性ボーカルの曲が続きます。
まさかまさか昭仁さんが林檎さんの曲をカバーして下さるなんて思わなくて、夢かと思いました()
原曲で印象的な巻き舌を再現しつつ、昭仁さんの色気溢れる歌声で耳がどうかなりそうでした←

13.真夜中のドア~Sstay Wwith Mme(松原みきカバー)
ここで最近流行りの「シティポップ」に挑戦した昭仁さん。スタイリッシュなメロディと、歌詞の世界観を引き出し昇華させていました。
どんな音楽のジャンルにも適応する昭仁さんの技術とキャリアに脱帽です。カバーアルバム待ってます...。

14.未来予想図II(DREAMS COME TRUEカバー)
DISPATCHERS始まって以降1番リクエストが多かったそうです✨
壮大な愛で溢れた名曲を、エモーショナルに歌い上げてました😭💓

15.Shaft of Light
ライブ会場のセンターに移動した昭仁さんは光の玉が印象的なステージで新曲を披露しました✨
この曲は、サウンドクリエイター辻村有記さんと共に、半年以上の時間をかけて作り上げられたエレクトロなメロディと、昭仁さんの多様なフェイクが映えます⚡️
それと辻村さんとの制作時に言っていた「ブレイクスルー」のテーマに沿う歌詞も魅力的でした。

16.光あれ
「ソロプロジェクトでやったきたことは、しっかりとポルノグラフィティに還元したいと思うので楽しみにして頂きたいですね。好き勝手やってる僕を許してくれてる新藤晴一にも感謝します、ありがとうございます。では最後の曲です、この配信ライヴに関わって下さった皆さんに『光あれ』そんな気持ちで歌います。」
「相方」への感謝とファンにこれからの事をアナウンスし、ライブの最後の曲「光あれ」を歌いました。
ソロプロジェクト1曲目であるこの曲、「七つの大罪」のタイアップながらも「今この時をまっすぐ生きる全ての人に光あれ。」と強いメッセージ性を感じました...!!
EDではスガシカオさんや澤野弘之さん、ヨルシカさん、辻村有記さんとソロプロジェクトに関わりのある方々がパソコンで配信ライブを見ている姿が映し出され、最後に昭仁さんの自宅スタジオで昭仁さんがカメラを切るところでライブは終わりました。
「人生を旅するすべての人へ」
「光あれ」
と締められたメッセージに、昭仁さんの温かな光を感じずにはいられなかったです。

今回の配信ライブは、ライブ会場を幅広く使うのはもちろん、場所移動や、カバー曲、新曲公開と様々な挑戦溢れるライブでした!
カバー曲ではポルノグラフィティではなかなか聞けない表現力と、昭仁さんのプロフェッショナルさを改めて実感しました。
DISPATCHERSで得たことが、これからのポルノグラフィティにどう影響していくのか、想像しただけでワクワクします!!



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