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春待つハッピー日記

今日からまた日記を再開する。卒業までのあと約二ヶ月を、やっぱりちゃんと残しておきたくなった。
あと、来週からは毎日みんなの写真を一枚でも撮ることにしようって決めた。みんなのこと大好きだから少しでも残しておきたい


朝は憂鬱な気持ちのまま、のっそりと起き上がった。外にはしとしとと雨が降っていて、空はねずみいろ。わたしの気持ちと同じ色だったけど、出てみたら空気がおいしかった
少しだけ5月とか、6月を思い出すような気温で、あーこの匂い好きだなぁって思いながら街を歩いた

今日は大学の入学前教育というプログラムで、授業を受けに行く日だった。他の学科は1回とか2回なのに、わたしの映像学科は入学までに3回も大学に行かなくてはいけない
やっぱり少し憂鬱。だってわたし、まだ高校生だし。所属している団体が他にもあるのに、もう新しい団体に片足を突っ込まなきゃいけないなんて、って思ってた

電車に乗り遅れそうになったときと、大学に着いたはいいけど教室がどこかわからなくなったときは、もう帰ろっかなあって思わずつぶやいた。正直帰りたかった

教室がわかんなすぎてぼーっと歩いていたら、一人で本を読むにはぴったりの場所を発見してわくわく。
入学したら、わたしここにいそうだなぁとか思った

この狭いスペース

教室に入ったら、まだみんなと会う機会は3回とかしかないのに、いつのまにか楽しそうにみんな話していた。最近何の映画見たの?とか、こないだの課題さー、とか、もう大学生はじまってるんや、って思うような会話を繰り広げていた。わたしも話したかったけど急に入る勇気はなくて、んー、って顔をしながらスマホを見る
周りにもそういう子達がいたから安心した

だけど今回の授業は、グループに分かれて何かを作るってことだったり、みんなで台本の読み合わせをするってことだったりしたので、仲良くなる機会をつくってもらえた。ありがたい!!

グループにわかれるときに、背の順で並んで番号をつけて、それでわかれようってなった。わたしはまぁ、小さいので、何も考えずに列の1番前に立ったら、そのまま最後までその位置が変わることはなかった
わたしの次に立っている女の子が、「何センチ?」って聞いてきて「150…」っていったら「ちっちゃくてかわいいね」っていわれて「わたし153だからでかい」って笑っていた。コミュ力すげ〜…と震えた
その子は自己紹介でクリープハイプとか銀杏BOYZとかじゃかじゃかするバンドが好きって言ってて、仲良くなれそうって思った

そのあとわかれてできたグループの人たちと、どんな高校に通ってるのかとか、趣味は何かとか、試験の時どうだったか、出身はどこか、みたいな話をして、課題に取り組んだ。たのしかったなあ
最初は気まずかったけど、友達を作り始めるときって、こんな感じだったなぁって思い出した。少しはずかしくて、どきどきして、でもやっぱりわくわくするかんじ。けどまだ春じゃないし、桜も咲いてないから、全然新しい生活を受け入れる準備はしていない
まー、はやく春になってください。そしたらわたしの気持ちも追いつく

自己紹介で下の名前だけ言ったらみんなにびっくりされた。でも苗字で呼ばれたくないから、隠しといた
下の名前と、ギターが好きってこと、古着屋さんに行くのが好きってことを言った。そしたらそのあとに、笑顔が可愛いな〜って思ってたポニテの女の子が、ギター好きですって自己紹介してて、うわ!うれしい!って思った
そのあとも何回か目があってうれしかったけど、そのあと話す機会はなかった。次話せたらいいなー

隣に座った女の子に勢いで話しかけたら仲良くなれて、花束みたいな恋をしたが刺さらなかった話とか、アニメ映画何をみるかって話とか、いろいろなことをはなした。かわいくて話したいなって思ってたから、LINEも交換できてうれしかったな
帰りの電車でもたくさんはなせて、綺麗な夕日が目の前に広がっていた。朝は曇りだったのに。今日の空はわたしの気持ちだったのかもしれない

行くまでは憂鬱だったけど、友達も、話したいなって思う子もできて、次の授業がたのしみになった。またみんなに会えるのがうれしいかも。
ハッピー!ハッピー日記です今日は

明日からまた学校、忙しい日々が再開するから、あまり長い日記はかけなさそうだ。

240121

ちなみにカバー写真はdiaryをめちゃくちゃ単純化したらどうなるかなって思って書いてみたやつ
なかなかいいね💯

ありがとうございます。嬉しいです!