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2019.9.4 NAMBA祭 in NHKホール

2019年9月4日、NHKホールで行われた『NMB48 LIVE TOUR 2019 ~NAMBA祭~』に参戦してきました!

先に言ってしまいますが、元々このnoteは今回のライブ中にライブが最高すぎるのでまとめよう!と思っていたのですが、夢莉ちゃんの卒業発表があり、どうしようもなく寂しくて眠れずに深夜に書いています。

推しメンと呼べる存在の卒業を初めて経験したので、全くまとまっていないし、気持ちに整理なんてついてないけれど、今回はそんなごちゃごちゃな気持ちも含め、まとめようと思います。

まず、前回のI'm ready の時もそうでしたが、私は席運が全くありません!開き直っています。
コンビニで初めてチケットを手にし、3階席という席を引き当てたあの瞬間は忘れられません。

(変なスタンプで隠してすいません、気にしないでください)

とはいえ、いままでずっと本業SKEの私にとって、NMB単独のコンサートは初めてだったので、席運どうこうよりも、純粋にめちゃくちゃ楽しみでした。


OvertureでMIXを打ったのは久しぶりでなんだか新鮮だなあと思いながらも、ステージ横から障子?イメージのパーテーションのようなものが運ばれてきたと思ったら、シルエットが浮かび上がってそこから和太鼓の披露。

終わるや否や「NMB~~!!」という声に重なるように「48!」と全員の声が聞こえ、その瞬間に後ろの幕が一気に落ちて、全員のシルエットが浮かび上がった時のあの鳥肌が立つような感覚。
この曲を一曲目に持ってきた人も、この演出を決めた人も多分天才です。根がアケカスの私はもうエモさで完全に1曲目でやられてしまいました。

そこから3曲、

・HA!
・ワロタピーポー
・床の間正座娘

と続きますが、とりあえずは『HA!』のアウトロでセンターが斜めに構えて手を叩くあのシーンで、太田夢莉ちゃんの手の叩き方がなんだかぺしぺし叩いていて可愛かったことを報告しておきます。

ここからはユニットが7曲続きます。

・ピンク色の世界
・虹の作り方
・太宰治を読んだか?
・プロムの恋人
・ジッパー
・どしゃぶりの青春の中で
・わるきー

個人的にぐっと来たポイント1つ目は、『虹の作り方』が”若手曲”としてずっと歌い継がれていること。

こんなに膨大な数の曲が毎年生まれるグループでは、ひとつの曲の名前が知られて、イントロがかかった瞬間に(きた!)と思える曲なんて一握りだから、きっとこの曲もメンバーとオタクの思い出の詰まった、愛される曲になっていくんだろうなあ、とほっこりしました。

2つ目は『プロムの恋人』のセンターが太田夢莉ちゃんだったこと。
個人的にもめちゃくちゃ好きなこの曲のイントロがかかった瞬間、どこかで夢莉ちゃんやらないかな...?と期待していて。
というのは、以前から夢莉ちゃんが卒業するまでに絶対『プロムの恋人』をやりたい!と公言していたから。

「タキシードのタイを緩め 敗北感味わってる僕さ」

この歌いだしを透き通った声で歌う夢莉ちゃんを見れたのはもちろん、あんなに「やりたい!」と公言していた夢莉ちゃんを思うと、オタクまでその同じストーリーの上に乗せてもらってるような気がしてとても嬉しかったなあ。

詳しく覚えてないのですが、夢莉ちゃんが跪いて、女の子役のメンバーの手を取るシーンがシルエットで浮かび上がった時は(頭の中で)黄色い歓声が上がりました。頭の中で、です。

2つ目はユニット終わりのMCのときのこと。

梅山恋和ちゃんが
「わるきーはいつかやってみたいと思っていたので嬉しいです!」とか、

南羽諒ちゃんが
「虹の作り方で夢莉さんのポジションをやりたいと目標にしていたので、それが叶いました!」
などフレッシュな感想が並ぶ中、

村瀬紗英さんが
「私も目標にしてたどしゃぶりの雨...(笑)」
とムラセンスが光るボケをかましていて結構笑いました。

公演と同じお馴染みのジッパーをやることになったアカリンも、もうちょっと歓声欲しかった~!と冗談ぽく言っていましたが、同じ曲をずっとやり続けることは本当に難しいと思っていて、毎回ハードルが上がっていく訳だし、自分のユニット曲を大切にしていて素敵だ~!と思いました。

今回の新たな試み、アコースティックコーナーでは

・僕はいない
・ヴァージニティー

この2曲が披露されました。
プロのギタリストの方を迎えてのこのコーナー。あの、結論から言ってしまうと、(えっ...めちゃめちゃ良くない...?というか良すぎない...?)でした。

2人ずつくらいで歌い分けながら、全員のパートでは3部くらいに分かれたハモリが重なって本当に声が綺麗で。
『僕はいない』も『ヴァージニティー』も今までアコースティックバージョンで聞いたことがなかったけれど、ハモリのパートは皆が本当によく練習したんだろうなあ、と聴いてて感動したし、他の個人パートもそれぞれの声の良さが出ていて、ライブ限定なのが悔やまれるくらい、もう一度聴きたいと思いました。

ここからはシングル祭り!ということで

・高嶺の林檎
・ナギイチ
・僕らのユリイカ
・北川謙二
・僕だって泣いちゃうよ
・母校へ帰れ!

この6曲。
MCでは小嶋キャプテンが「ここまで本編で披露してきたシングル曲は全てフルサイズなんです!」と。
NMBの曲は普段ショートバージョンで披露することが多いけれど、2番にも素敵な歌詞が詰まっているので、今回はフルバージョンにしたということ。

この言葉に、秋元康の書く歌詞が大好きなオタクこと私はギューーンッてなりました。語彙力皆無なのですが本当にこんな感じで心を掴まれました。

そうなんです。48グループの歌詞は2番の歌詞が良いと言われているのです。オタク出身の小嶋キャプテンだからこそのこのMCだな~!と感心してしまいました。

『僕だって泣いちゃうよ』では、夢莉ちゃんが山本彩さんポジで出てきた瞬間には少しウルっと来てしまいました。個人的にはこの曲が卒業ソングとしてだけではなく、これからのNMBの未来に向けての曲に変わったように感じたからかなあ。


アンコール明けは

・まさかシンガポール(メンバーが客席通路に)
・らしくない
・君と出会って僕は変わった
・ササササイコー!

この4曲。
個人的に好きな曲の詰め合わせみたいな感じで、欲を言えば『まさかシンガポール』は普通のパフォーマンスで見たかったけれど、
オタクの頭の間の間の間くらいから3階まで来てくれた村瀬紗英さんが見えた(0.5秒)ので満足です...!

いつものお決まりの「次が最後の曲です」「え~~~」 のくだりをした後、夢莉ちゃんがマイクを持ったまま少し間を置いた。
その一瞬の雰囲気に嫌な予感しかしなくて、本当に予想も何にもしていなかったのに、来るな来るなと願っていた自分がいて。

「私、太田夢莉はNMB48を卒業します。」

正直本当に思っていもいなくて、簡単に言ってしまえば頭が真っ白になって。寂しいとか、悲しいとか、そんなんじゃなく、感情がごっそり無くなったような感じだった、と思う。身体からぽろぽろと何かが落ちていくような感じ。

このnoteの初めにも言ったように"推しメン"と呼べる存在の卒業を、今回初めて経験しました。

発表から数時間経った今だから思うことは、きっとこのやるせなくて、どうしようもなくて、言葉にしたら「寂しい」が一番近いこの感情は、夢莉ちゃんがアイドルじゃなくなる、ということが一番自分にとって大きいのかもしれないな。

もちろん、夢莉ちゃんの関わる人全てに対する優しさも、愛も、その人柄の全てが好きだし、変な言い方だけれど、太田夢莉という人に惚れ込んで推しているけれど、それでも私は”アイドル”が好きだから。
太田夢莉であることは変わらないのに、きっとこれからも活躍を見守っていけるのに、アイドルでなくなってしまう事だけがこんなにも心を空っぽにするなんて。

アイドルの去り際はいつも儚くて眩しい、素敵になってどこかへ行ってしまうから切ない。

改めて曲振りをして、最後に歌うのは『青春のラップタイム』
あのアップテンポで明るい曲が、こんなにも目の前をぼやけさせて、どうしようもなく袖で拭きながら推しメンのことを見つめるなんて思ってもいなかったな。

ダブルアンコールは夢莉コール。
夢莉ちゃんがオリメンの『虹の作り方』をみんなでわちゃわちゃしながら。といっても歌っていたのはほぼ夢莉ちゃんで、その周りを皆が温かく見守っていたのだけれど。

泣き顔も、笑顔も全部混ざったみんなが、一列になって夢莉ちゃんとハイタッチした時、いつか夢莉ちゃんのことを見送る人達がこの人達でよかったなぁと思って泣きました。

推しメン、本当にみんなに愛されていたんだな。

は~~~、長々とまとめてきましたが、ちょっとまだ信じられないなあ。
ライブがめちゃめちゃ楽しかっただけに。


夢莉ちゃんが
「冷静に話しているようで、本当は感情をとても抑えているし、いつもは間違えないようなところで振り間違えるし...」
と言ってたように、オタクは推しに似るのか何なのか、こんなつらつらnoteに文章を書いているけど心の中はぐちゃぐちゃです。


なるようになっていくのかな、それはそれで切ないな。



オタクのお節介かもしれないけれど、推しメンにはずっと幸せでいて欲しいよ!


終わり



#太田夢莉 #NMB48 #NAMBA祭 #NHKホール

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