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ハンドメイド歴3年を振り返る(①ドール服作り)

こんにちは、immum(イムマム)です。

何に於いても三日坊主のわたしですが、もうすぐシルバニアのハンドメイドを始めて丸3年になるので
そろそろ「ハンドメイドが趣味です」と言ってもいい頃だろうか…?と思い、備忘録も兼ねてまとめてみようかと思います。
とりあえず服作りから。次回はリペイントについてお話するつもりです。

いくつか思い出のある製作物をピックアップしますが、もし今までの写真を全体的に見てみたいよ〜とご興味を持っていただけましたら、
Instagramに全て記録しておりますのでよろしければ…


◼️1年目


わたしの手芸経験は、小学生の時に手芸クラブにでクッションカバーを作ってみたり、
『カードキャプターさくら』に憧れてテディベアを自作したような気がする…?いや作らずに終わった…?程度の記憶で、
母がパッチワークやトールペイントが得意だったので手芸のスキルが必要な時には丸投げ状態。シルバニアのお布団なども作ってもらっていました。
わたしは紙粘土でシルバニアサイズのクッキーくらいは作っていた…かも?

母作のお布団(奥が昔のもの、手前は新作)
20年以上経ってもまだまだ現役です


娘たちに手作りしたのもスタイなどの簡単なものだけでした。
そんな経歴のわたしが3年前にシルバニアファミリー沼に久々に足を突っ込んだ際、
SNSでシルオタの皆様がそれぞれの世界観をハンドメイドの作品と共に発表しておられるのを見て、なんて素晴らしいんだ!と感動したのです。

しかも公式の型紙ブックが出ている⁈
わたしでも、好きな材料で小さなお洋服が作れるかもしれない⁈

ということで早速『シルバニアファミリーの着せかえBOOK』(ブティック社,2018年刊)と布地と100円ショップの手芸道具を購入して、作ってみた第1作がこちら。
今見ると相当恥ずかしいのですが、笑ろてもろて…

ボタンはなかったのでフェルトを
丸く切ってバーン!
UNIQLOのワンピースとお揃い

当時のInstagramの投稿を読み返すと、
「娘のこだわりが強すぎてなかなか新しい服を着てくれないので、お揃い服を作ってみたが玉砕した」と書いてありました。

そっ そうだったっけ…!

ちなみに「タウンのお姉さんの型紙で作ったけど、ニュアンスで作りすぎて大きすぎたので無理やりお母さんに着せてる」とも書いてありました。
スリムなお姉さんサイズのはずなのに、お母さんにも大きいなんて、どんだけ大雑把に作っているのだ当時のわたしよ。
(当然ですが、きちんと型紙通りに作れば大丈夫です)
ほつれどめ液も後から存在を知って100円ショップに慌てて買いに行ったのでした。

そこからいくつか製作を重ねる中で、「100円ショップでだいたいの道具は揃うけど、もっとドール服にふさわしいものがある…?」ということに気づきまして、

・糸は薄地用のミシン糸(シャッペスパン90番)を手縫いで使用
・針は薄地用の細くて短い針
・裁ち鋏はパッチワーク用の小ぶりのタイプが切りやすい

・布は手芸屋さんにパッチワーク用カットクロスが安くで売っていて助かる
・ドール用ボタンや細いリボンやレースは、Amazonにもあるけどメルカリやラクマ、minneなどでドール用資材をバラ売りして下さってる
(でも最近はseriaのドール資材の品揃えとコスパの良さがそれを上回り始めている!)

…などなど、なるべく自分が自由に使えるお金の範囲内で、ちょこちょこドール用資材を増やしていきました。

ちなみに縫う時はできるだけ細かく密に縫って「シルバニアが縫って作っている」感が出せるように努めていますが、
かなり疲れるので自分用に作る時はほぼ「裁縫上手」(手芸屋さんにある接着剤)で直線部分を処理してます。
毎回布に合う色の糸を揃えるのは大変ですし、柄生地を縫うと糸の主張が激しくなってしまって(ただでさえ小さい服なので)、柄が活かせないなと思う時もあるので。

友人家のウサギファミリーにお洋服を作った時のもの。
ハンドメイド始めて5ヶ月後くらい
カメラ目線にするのがまだ下手だった笑
一作目から半年後、1からリベンジした
シマリスママのワンピース
三角巾もつけてお店屋さん仕様にしました

ドール用資材を使うとやはり「その縮尺での本物感」がぐんと増した気がします。
一つ一つの単価はそんなに高くないし、ネットで買って郵便で送ってもらえるというのもありがたい。

それから自分用に作ったり友人がオーダーをくれたりでコンスタントに製作していたんですが、
ハロウィン仮装にめちゃくちゃハマってたくさん作った時に、かなり「自分の脳内イメージに近づける」制作が出来るようになってきました。

この年のハロウィンは取り憑かれたように
10着くらい作っていました

本の型紙をベースにしつつも「こんな服を作りたい」というイメージを元にアレンジをしていったのですが、当然失敗も多いけれどとても楽しい!

それからはオリジナルのデザインでの服作りに挑戦しつつ、公式本の型紙のお洋服も作りつつでまだまだ勉強させていただいてる日々です。

お父さんのコック服は公式本から。
女性陣はイメージを合わせて
自作デザインで作りました

◼️2年目

ちょうどハンドメイドを初めて1年経った頃、Epoch社×minne×クラフトハートトーカイのハンドメイドコンテストがありました。
洋服部門と小物部門に分かれていて、作品数は限らないという自由度の高いコンテストだったので、
構想として脳内にはありつつも、手間がかかるので作っていなかった衣装にチャレンジしてみることにしました。

タイトルは「お姉さん、春の小旅行」
何度か旅行に連れて行きました
時代設定は曖昧ですが、19世紀後半の服飾に影響を受けています
こちらのタイトルは
「仕事もお気に入りの洋服で」
こちらは現代寄りのデザインです。

コンテストは素晴らしい作品揃いでわたしはペーペーだったのですが、個人的には「普段やらないことを頑張ってやってみる!」というのがコンテスト参加の目的だったので、
初心者ながらも挑戦してみて本当によかったと思います。
この応募をきっかけにハンドメイド勢のシルオタさんと沢山知り合うことも出来ました。

あれ以来ハンドメイド系のコンテストは行われていませんが、(きっとシルオタさんが年々増えているから選考も大変なはず…)また機会があれば挑戦してみたいです。

2年目はこのコンテストのお姉さん服に端を発して、それ以降もお姉さん服を色々作りました。

お姉さんは脚が長いのでスカート丈が
たっぷり取れて嬉しい!


あとはモグラさんファミリーにリンクコーデを作ってみたり…

ベーシックなデザインに先染めの生地で
農家さん感を出してみました
ニッコリ笑顔が素敵なモグラファミリー


次女の七五三の前撮りで、姉妹で持たせたら可愛いかな?と作ってみたけれど、当日ぐずってぶん投げられたり…

結局ショコラウサギ姉妹だけで撮影


大晦日の年越し直前に「いけるかも!」と即席でお掃除ハリネズミちゃんを作ったりしました。

三角巾つけてハタキを持たせたくて。
即席すぎて翌日には壊れました。笑

◼️3年目

今年にあたる3年目は、別記事「上半期の製作まとめ」があるので、写真だけちょっと載せさせていただきます。


お正月、卯年記念のうさぎエプロン
USJに行った時に作ったハリー
従姉妹の子ども達に布教でプレゼント
「どきどき探検セットーラテネコきょうだいー」と一緒に並べたくて
フレンチブルドックの男の子とラテねこの
女の子に作った探検服
前回の仕立て屋さん開封レポにて、
分身バニアにリバティ衣装を

◼️終わりに

シル活をしていると季節をちゃんと感じながら生活することができるのがとてもいいなと思っています。
そして改めて約3年の制作をふり返ったことで、一つひとつに込めた思いやこだわりを思い出すことが出来ましたし、その都度技術が足りないながらも試行錯誤しながら物作りをしていたなぁと…。

ついつい楽をしようとしたり、「もう適当でいいか!」となりがちなわたしではありますが、
これからも「こんな服を着ていたら素敵なんじゃない?」と思いつくままにシルバニアの服作りを楽しんでいきたいです。

とりあえず今冬は、難しくて避けがちなアウターにチャレンジしてみたい…!

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