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帰ってきた!昭和シンセオタクが選ぶ無料ビンテージシンセ・エミュ(その1)

海外でも人気の国産フラッグシップモデル「Roland Jupite-8」

80年代に入り今まで高額だった「プログラマブルポリフォニックシンセ」が徐々に低価格の波が来ましたが、それまでン百万円してた「OB-Xa」「Prophet-5」などのプロご用達モデルには憧れたものです。
中でも「Roland Jupiter-8」は、デュラン・デュラン、トーマス・ドルビー、ハワードジョーンズなどのシンセポップでは大活躍のモデルでありましたね。

「Jupite-8/6」の無料エミュ「K Brown Synth Plugins Rolend JP-680」

「K Brown Synth Plugins」は兼ねてより大量の無料ビンテージシンセを提供していたのですが、有名無料VSTサイトでは「32bit」にカテゴライズされてたため、検証を見送っておりました。
実は一部「64bit」対応のものがあり、遅ればせながら今回「Jupite-8/6」の無料エミュ「Rolend JP-680」をご紹介させて頂きます。

「Rolend JP-680」の総合評価

「JP-680」の操作パネルデザインは「8」でありますが、仕様は後継モデル「6」に準じています。制作者曰く各モデルの仕様を参考に「SynthEdit」で開発したもので、実機のサウンドは再現していないとの事でありますが、予想以上に「出音」は良く、仕様をあわせいるのもあり十分似たテイストで再現は可能です。残念な事に、実機にある「ユニゾンモード」「アルぺジエーター」機能がないのでありますが、ローランドのシンセらしい綺麗なサウンドは十分再現できます。

「Jupite-8」実機を彷彿した操作パネルはとてもそそられます。
「JP-680」のSAW波形をオシロスコープでみると鋭さがある事がわかります。

(次回も同じくK Brown Synth Pluginsの別のシンセをご紹介します)

「K Brown Synth Plugins Rolend JP-680」のダウンロード



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