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愛情不足で育った恋人の特徴と上手な接し方をまるっと解説!!

幼少期に愛情不足で育った大人は、心に大きな傷を抱えています。

しかし、彼らは自分をうまく見せることに長けており、深い関係でなければ違和感のないケースがほとんどです。

つきあう前は頼もしかったのに、女々しい行動が目立つようになると「なぜ変わっちゃったんだろう」と戸惑いますよね。

愛情不足の恋人とうまくつきあうためには、相手をどれだけ思いやれるかがカギです。

そこで今回は、

  • 愛情不足で育った人の特徴

  • 愛情不足で育った人を見極める方法

  • 愛情不足で育った恋人との接し方

以上、3点について紹介します。

この記事を読めば、愛情不足で育った人の思考や行動の意味を把握できます。
恋人とのトラブルを解決して、幸せになるコツがつかめますよ。

愛情不足で育った人の特徴

愛情不足のまま成長した人には、男女問わず、性格、会話、生活態度や雰囲気などに、以下のような特徴が現れます。

  • 気を使いすぎる

  • 感謝の気持ちを伝えられない

  • 常に不安がる

  • 恋人に依存

  • 自己肯定感が低い

  • 承認欲求が強い

  • 平気でうそをつく

親から受ける愛情は、子どもが成長するためになくてはならないものです。
逆にいうと愛情を十分にもらえなかった子は、大人になっても心が不安定です。

では、それぞれ詳しく解説します。

気を使いすぎる

幼少期から親の機嫌をうかがいながら生きてきた人は、人の機嫌を損なうことを恐れて衝突を避けがちです。

他人から意見を求められても、相手にどう思われるか心配して、自分の考えを言えません。
適当な理由や愛想笑いでごまかすのは、愛情不足の人によくみられるサインです。

周りから気遣いができると評価されることもあれば、気を使いすぎだと嫌われることもあります。

感謝の気持ちを伝えられない

愛情不足で育った人は、「人が人を助けるのは当たり前」との考えから、自然に感謝の言葉が出なかったり、言い忘れたりします。

一方、自分が助けたことはしっかり覚えていて、感謝の言葉を求めがちです。
なぜなら、彼らは誰かの力になって感謝や尊敬されることで、自分の価値が高まると考えるからです。

常に不安がる

愛情不足で育った人は、恋人と良好な関係にあっても、いつ見捨てられるのだろうかと常に不安を感じています。
生まれて最初に信頼関係ができる親と築けてないので、根本的に人を信じることができません。

そのため、仕事などの理由で恋人が少し構ってくれないだけでも、離れていくのではないかと不安になり、以下のように必死に引き止めようとする行動がみられます。

  • 一方的に連絡を送り続けて困らせる

  • 絶対にするなということをしてみる

恋人に依存

親に愛情を注いでもらえなかった人は、その愛情を恋人で埋めようと、無条件の愛を求めます。
子どもが母親に望むように「愛されたい」「自分だけを見てほしい」という思いが、束縛や嫉妬につながってしまいます。

恋人とずっと一緒にいようと、つきあってすぐ同棲や結婚を求めることもあります。

また恋人が少しでも冷たい態度をとると、愛情不足の人は激しく凹んでしまいます。

自己肯定感が低い

親から愛されたことがない人は、自分を嫌ったり責めたりしがちです。

例えば、大抵の人は何か失敗をしでかした時に反省しますが、愛情不足の人は自分の境遇のせいにして逃げてしまいます。
逃げることが癖になって、不遇な自分に酔っている人もいます。

承認欲求が強い

愛情を受けずに育った人は、他人から「すごいね」と言われることで自分の価値が上がると思いがちです。
そのため、ちょっとしたことであっても、あからさまに褒めてもらいたがります。

彼らの自慢話の特徴は、社会的地位や年収など、目に見えて分かりやすいスペックを話すことです。
過去の年収、学生時代の功績、親族の資産、両親の職業など、昔のことや他人の話まで、自分ごととして語りがちです。

また、学生時代の表彰状やメダルなど形に残るものは、自分の側で大切に保管していることが多いです。

平気でうそをつく

愛情不足で育った人は、子どものころに正直に言って怒られた経験から、うそをついた方が楽に生きられると思っていることが多いです。
そのため、よいことと悪いことの判断ができないまま大人になることも多く、うそをつくことに抵抗がなくなってしまいます。

どの家庭でも子どもがうそをつくことはありますが、愛情のある家庭だとすぐに子どもを諭します。
一方で親から注意を受けてこなかった人は、うそをついてはいけない理由が分からないので、自分にとって不都合がなければ、相手に迷惑をかけても気になりません。

また愛情不足で育った人は、嫌われるよりも相手にされないことの方が怖いと考えるので、罪悪感なくうそを繰り返してしまいます。

恋人が愛情不足で育ったか確かめる方法

恋人が愛情不足の家庭で育ったか知りたいなら、以下の行動や言動がないかチェックしてみてください。

  • 返信スピードが早い

  • 幼少期の話をしない

  • 友達の話題がない

  • 家族と会わせてくれない

  • 爪を噛む癖がある

  • 頻繁に別れ話が出る

それぞれ詳しく解説します。

返信スピードが早い

連絡を心のつながりと考える愛情不足の人は、恋人とこまめに連絡をとりたがります。
基本的に人を信頼することを知らない彼らは、恋人がそばにいないと不安になり、常に行動を把握していたいのです。

たわいもないメッセージでも返信が遅いと、追撃メールや電話で相手の状況を知ろうとします。

本人の都合で連絡できない場合には、あらかじめ用事があることや返信時間を伝え、相手にも同じような対応を求めます。

幼少期の話をしない

愛情不足で育った人は、大人になっても辛い過去の記憶に目を背けたままなので、基本的に昔の話をしたがりません。
彼らは、当時の不安や緊張感、恐怖など、幼少期の記憶を鮮明に覚えているのです。

中には、幼少期の話をする場合もありますが、それは都合のよい作り話かもしれません。
愛情不足の人は、自分で作った理想の幼少期の話を本当と思い込むことで、一時的に安らぎを得ているのです。

恋人の話に違和感がある場合は、話している時の視線の位置を観察してみましょう。
一般的に、何かを思い出す時には上を向き、考えている時には下を向くといわれています。
昔の話を思い出している時の視線は、上向きが自然です。

友人の話題がない

愛情不足で育った人は、友人との距離感や接し方が分からず、友達が少ない傾向にあります。
なぜなら自分の寂しさを埋めるために、友人に対して恋人のようなべったりした距離感で接してしまうからです。

その結果、相手が負担に感じて離れていったり、逆に見捨てられる前に突き放そうと、自ら離れていったりして、気薄な友人関係になりがちです。

また、愛情不足の人は異性の友達や後輩が多い傾向にあります。

家族と会わせてくれない

愛情不足で育った人は、大人になっても家族との関係を修復できていない可能性が高いです。
結婚を考えるタイミングで両親になかなか紹介してくれない場合は、家族との深いトラブルが疑われます。

家族との関係性を知りたいなら、お盆や正月が近づいたタイミングで「実家に帰省するか」を聞いてみてください。
いくら遠方に住んでいても仕事が忙しくないのであれば、数年に1度は里帰りするはずです。

爪を噛む癖がある

大人になっても爪を噛む癖がある人は、愛情不足のサインです。

幼少期に爪を噛む行動は、一種の自傷行為とも言われ、大きなストレスを抱えた子どもによく見られます。

大人になっても、仕事などでストレスを感じている時に癖が無意識に出る人もいます。

恋人の爪をチェックした時に、爪の切り口が荒れている、極度の深爪があれば、爪を噛んでいる証拠です。

別れ話が頻繁に出る

愛情不足で育った人は、不都合がある時に別れ話を切り出しがちです。
それは、「今、寂しさを感じて不機嫌になっているよ」と構ってほしいアピールです。

本心で別れることは望んではいない彼らは、別れ話が本当に進んでしまうとあの手この手を使って引き止めようとします。
愛情不足の人が恋人を引き止める時によく使うセリフは、「〇〇が唯一の支えだから、もう生きていけない」と同情を誘う言葉、「自分のことをそんなふうに考えていたんだね」と被害者面をする言葉です。

愛情不足で育った恋人への接し方

愛情不足で育った人とつきあうことは、決して簡単ではありません。

自分だけを見つめてほしい彼らは、寂しさや不満を感じた時に恋人を困らせる行動をとります。
逆にいうと愛されていると実感できれば、恋人を信じられるようになります。

ただ信頼を得るには、相手の生きづらさを認めるだけでは不十分です。

愛情不足の恋人をよく観察して、「どこを認めてほしい?」「何を受け入れてほしい?」「その理由は?」と本格的に向き合わないといけません。

では具体的にどう愛情不足の恋人に接すればいいのか、方法は次の7つです。

  • 真剣に話を聞く

  • 趣味探しを手伝う

  • 大げさに愛情表現する

  • 積極的に頼る

  • 褒めまくる

  • 否定しない

それぞれ詳しく解説します。

真剣に話を聞く

恋人が話している時は、相手の目を見て真剣に聞きましょう。

愛情不足の人は、自分は誰にも興味を持ってもらえないと自己肯定感が低いので、話をしっかり聞いている人がいても気づいていない可能性があります。

彼らと話す時は、目を合わせる、恋人の方へ体を向ける、大きくうなづくなど、しっかり耳を傾けていることが分かるアピールをしてください。
恋人はとてもうれしくなり、あなたに信頼を寄せるようになるでしょう。

また恋人の意見を尊重し、相手が話しづらそうにしている時はこちらから尋ねるなど、気持ちを表しやすい雰囲気をつくりましょう。

夢中になれる趣味探しを手伝う

夢中になれる趣味を恋人と一緒に探してみてください。
愛情不足の人が恋人に執着する理由は、恋人が唯一の人だと思い込んでいるからです。

新しい趣味を始めると、ワクワク気分を一転させられたり、新しい知り合いができるなど、視野が広がります。
趣味を極めれば、周りから自然と評価されたり、心が満たされることは恋人以外にもあると知れます。

趣味を始めることはいいことづくめですが、いきなり趣味探しを勧められたら、突き放されたと感じる人もいるでしょう。

まずは、一緒にできる趣味を探してみてください。
あくまできっかけでよいので、お気に入りの音楽を聴く、カフェに行くなど大した趣味でなくて大丈夫です。

愛情表現は大げさに

恋人への想いを伝える時は、オーバーに表現しましょう。

愛情表現は、「好きだよ」「〇〇が大切だよ」など分かりやすい言葉が効果的です。
態度や行動での愛情表現は、愛情を受けてこなかった人にはピンと来ません。

何度も何度も好きな気持ちを伝えると、彼らは愛されていることを実感し、とても喜びます。

積極的に頼ろう

恋人を定期的に頼ったり甘えたりしましょう。

愛情不足の人は、あなたに甘えたい反面、頼られることにも喜びを感じています。

何かお願いを聞いてくれたあとは、「〇〇がいてよかった」「〇〇がいないと困ってた」と、唯一無二である恋人の存在を意識したお礼を伝えてください。

褒めまくろう

恋人を子どものようにたくさん褒めて、彼らの承認欲求を満たしましょう。

最初のうちは何でも褒めても大丈夫ですが、恋人が得意なことや自身のあることなど一番褒めてほしいポイントを見つけてあげられると、とても喜ばれます。

また恋人の内面にだんだんと目を向けられれば、お互いの絆が深まります。
承認欲求が強い人は、人から認められたい理由や心理が必ずあるので、その背景を探してみてください。

否定しない

恋人の話を否定しないように心がけましょう。
相手が絶対的に悪くても頭ごなしに責めてしまえば、過去の不安やトラウマを思い起こして心を閉ざしてしまいます。

愛情不足の人とうまくつきあうには、うそをついた時の考えや感情を理解する必要があるので、あなたがやさしく問いかけて、恋人の心のうちを聞いてあげてください。

どんなにうそをついても話を聞いてくれる環境があれば、恋人のうそをつく回数は自然と減ります。

愛情不足の人とつきあうカギはあなた自身

愛情不足で育った人とうまくつきあう方法に正解はありません。
子育てに絶対的な正解がないように、愛情不足で育った人に最適な接し方もそれぞれです。

恋人とのコミュニケーションを通して、一緒にうまくやっていける方法を試行錯誤してみてください。

とはいえ、自力であれこれ考えるのは大変なので、まずは今回ご紹介した対処法を参考にしてください。

焦らなくて大丈夫です。
あなたが真剣に向き合おうとしている姿は、恋人にもきっと伝わるはずです。

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