IZ*ONE ラストコンサートと解散

とあるIZ*ONEを愛してやまない女子大生です。
解散発表から気持ちの整理をつけるために少しずつ文章にしていまいした。コンサートが終わった今の率直な気持ちを吐き出したいけど、近しい人に話すにはあまりにも長ったらしくくどくどしくて引かれそうなので、ここに書き留めておきます。拙い文章ですが、With*ONEの方に読んでいただけたら嬉しいです。



今日「ONE THE STORY」二日目の公演が終わった。

まずこんなに素敵なコンサートをプレゼントしてくれたIZ*ONEへ感謝の気持ちでいっぱい。
「ありがとうやっぱり最高。ずっと大好き。」と何度でも伝えたい。2日間で大変だったと思うし、“解散”を目の当たりにしてそれでも笑顔でパフォーマンスをして完璧なステージを届けてくれて、プロってすごいなと思った。

と同時に、共に私は運営に怒りを覚えた。
これが最後のコンサートになるのなら最初からそう言って欲しかった。まだ解散まで1ヶ月弱あるタイミングでのコンサートで、“ラストコンサート”という告知もなく、中途半端なタイミングでのコンサートだとは感じたがまさか最後になるとは思ってなかった。色々なものを都合よく解釈して「せめて活動休止分くらいは延長してくれるだろう」と、甘い期待をしていた部分があった。私は2日目しか参戦できなかったが、最初から「ラストコンサートです」と言ってくれていたら、何が何でも2日視聴できるように調整したし、その間にこれで終わりだと気持ちの整理を少しはつけられただろう。ところが、“ラストコンサート”という告知もなく、ライブ直前の三日前に突然の解散報道、プライベートメールも突然来なくなり、様々な噂だけが横行して不安な気持ちでいっぱいだった。多くのwithONEがそうだったと思う。なぜこんなことになったのか意味が分からなかった。

日本には“終わり良ければ総て良し” “有終の美を飾る”という言葉があるように終わり方というのは重要であり物事の印象を大きく変える。

IZ*ONEはプデュでできた期間限定のグループだ。最初から“2年半”という期限付きで活動が始まったグループだ。だから、予定通り4月末でで解散することに対しては(もちろん悲しいし出来る事ならずっとIZ*ONEでいて欲しいが)納得できるし受け入れられる。しかし解散に向けて一つ一つステップを重ねて、残りの日数を大切に大切に噛みしめて、IZ*ONEのメンバーとwithONE一つになって盛り上がってもっと晴れやかな気持ちで美しく終わりを迎えることもできたはずだ。panoramaのカムバが最後になるなら、そうれもそう言って欲しかった。そうしたら、一つの記録をWith*ONEからIZ*ONEにプレゼントできたかもしれないのに。こんな不誠実で、ライブ直前にファンの気持ちを不安にさせてバラバラにして不信感を持たせてしまった運営には「終わるにしてももっと別の方法があったでしょう」「ラストコンサート中にラストコンサートとメンバーから知らされるなんてあんまりだ」と思ってしまう。しかもなんか今日のメンバーのメッセージを聞いていたら「今日が最後!?え、もう活動すらないの?まだ一か月弱ありますけど!?」って雰囲気だし。どういうことだから運営さんそういうことは早く言ってくれって報連相基本でしょ!?相談はともかくせめて報告連絡くらいはしてよと声を大にして言いたい。何百回でも言いたい。
IZ*ONEの解散にこんなモヤモヤした感情は必要なかったはずだ。
ただただ、解散を惜しむ気持ちだけで良かったはずだ。

でももう過ぎたことなので何をいっても仕方がない。
今はメンバーのメールと運営のアナウンスを待つだけ。


昨日コンサート一日目が終わって今朝起きた時の私の感情は完全に“お通や状態”だった。SNSで検索した限り、一日目でみんなあれだけ泣いていて別れの匂わせて今日大丈夫かなって心配だった。午後になってプラメが届くようになってから、何となく空気が変わったような気がした。「とにかく今日のライブを楽しもう!」そんな方向にWith*ONEの気持ちが向いていくような感じがして、だんだんワクワクした気持ちになった。IZ*ONEが色々な手段でメッセージを送ってくれたおかげ。今日のコンサートの詳しい感想はまた別に書こうと思っているのだけど、とにかく最初から最後までIZ*ONEの「笑顔で楽しく終わろう」っていう一貫した気持ちと“これが最後”っていう覚悟が痛いほど伝わってきた。途中途中で目が不安そうなメンバーもいたけど、明るくふるまって、With*ONEを楽しませようと時に冗談を言ったりして、約二時間のステージを駆け抜けたような感覚だった。明るいステージほど悲しくなるのはなんでだろうね。
思い返せば一瞬の出来事だった。
最後の一人一人の挨拶では、頭が痛いくらい泣いた。ユジンはどうしていつもあんなに強く美しくあろうとできるのか…私の方が年上なのにユジンより泣いていた、子供みたいに泣く姿はムードメーカーだけどとっても繊細で感受性豊かなイェナらしいなと思った、正直あそこまで苦しそうなチェウォンは想像していなくて何もしてあげられなくて申し訳なかった、ユリの「With*ONE~」って呼ぶ声がもう最後かもしれないと思うとまた泣けてくるし、私は奈子ちゃんがあんなに感情的になって話す姿を初めて見た本当に最後なのだと痛感した、さくちゃんは最後まで“宮脇プロ”でどれだけ涙を流しても前を向いてあの場でWith*ONEが言ってほしい言葉を全部言ってくれて安心感がすごかった、ウォニョンはやっぱり最後までコメントもみんなに愛されるマンネの言葉で、ウンビオンニはいつも通りボロボロ泣きながらいつものようにWith*ONEのことを気にかけてくれて守ろうとしてくれて、ひーちゃん、ひーちゃん私はIZ*ONEを好きになってあなたに出会えてあなたを好きになって本当によかったよありがとうって伝えたい、ミンジュは誰よりも真面目にIZ*ONEのことを考えているって分かるからミンジュの口から“頑張る理由”を聞いてもう胸が張り裂けそうだった。ラストがかんちゃんでIZ*ONEらしく締まって良かったよ、かんちゃんが日本語で話すのは反則、というか今日のかんちゃんは全部反則級の可愛さと感動だった。私の中でかんちゃんとなこちゃんは泣きそうなときの最後の砦のような存在だからこの2人があんなに感情的になって泣いてる姿を見てもう私の涙腺は無かった。
泣いているメンバーをみて胸が痛かったけどみんな沢山泣いてくれて良かったという気持ちもある。IZ*ONEの活動がそれだけ特別なもので、メンバー同士離れがたい存在だと思っている何よりの証明だから。


こんなに熱中したアイドルは初めてだった。

きっとファンでない人は“たかがアイドルの解散じゃん”と思うだろうが、私にとってIZ*ONEは特別で私に幸せを届けてくれる“たかがアイドル”では済まされない存在だ。

広く浅くKPOPが好きで、La Vie en Roseから何となく知っていたIZ*ONEという名前。Violetaの楽曲とビジュアルがドンピシャに好みで興味を持った。その後にproduce48を視聴してメンバーのストーリーを知ってwithONEに。ファンになった矢先に一時活動休止。「せっかくこんなに好きになったのに」と残念だったが、Fiestaでの復活。またまたドンピシャに好みの楽曲とビジュアルで完全に心を奪われて沼にはまった。
結局オフラインのコンサートは一度も行けなかった。本当に悔しい。
一度で良いから生のステージを見たかった。
本物の声を聴いてみたかった。
あの空気感を味わいたかった。
声がかれるまで大声でコールをして愛を伝えたかった。
でもtwelveのオンラインイベントは参加できたからそれは良かったかな。イェナとユリとひーちゃんとお話しできた。一生の思い出。本当にこの世に存在するのかと思うくらい全員超可愛かった。尊い。(あの時全然お金なかったけどちょっと奮発して積んで良かとった。過去の自分ナイス)



今回のIZ*ONEの解散で「アイドルは商売だ」ということを思い知った。

この世の中資本主義なので、企業は利益を求めて当然だしそうでないとビジネスは成り立たないということを痛感した。私達にいつも幸せを届けてくれてメンバーと応援するファンの絆は噓偽りない“ホンモノ”だと信じている。でも企業にとってアイドルをプロデュースすることがは商売”でありアイドルは“商品”なのだ。商売であるからこそ、そこは運営はプロとして綺麗な“解散”の形で提供してほしかったと思うのだけど。どれだけファンが「解散してほしくない」と願っても、メンバーが「このメンバーでずっとアイドルを続けたい」と思っても、世間で「KPOPのヨジャグルといえばBLACKPINK TWICE IZ*ONE」なんてくくりで認識されるくらい売れるようになっても、事務所が「解散して自分の事務所からデビューしてもらった方が都合がいい」と判断すれば解散するのが当然だし、はなから私たちがどうこうできる問題ではなかった。分かっていたはずなのに全然分かっていなかった。くそ、私がアラブの石油王ならIZ*ONEの為の事務所を作って大金叩いて全員引き抜くのに。


今後12人がバラバラになって活動を始めたら、現実的に考えて全員は追えなくなる。お金も時間もそんな余裕は私にはない。特に好きなメンバーのことはできるだけ追いたいけれど、新しいグループのコンセプトが好みじゃなかったら今のような熱は持てないだろう。私にはこの12人、メンバーの関係性が大好きだ。加えて大人たちが本気でIZ*ONEを売ろうと用意した曲・ダンス・映像・衣装・一貫したコンセプトがドンピシャで好みだったからここまで刺さったのだと思う。私の中でのIZ*ONEのイメージは「花」であり「華」だ。「花」のように可憐で清らかで儚く、静かでありながら強く凛とした気品があって煌びやかで「華」がある、幻想のようで神話のようで幻のようでどこか神秘的な美しさ、こんなコンセプトが似合うのはあの12人だけで、IZ*ONEだからこそできる唯一無二のコンセプトだと信じている。箱推しだからこそ、12人一つであって欲しい気持ちが強い。twitterで流れてくるメンバーの進路を予想してワクワクしている人のツイートを見ると「ちょっと待ってくれ、4月末まではIZ*ONEだからまだ何も言わないでくれ」という気持ちになる。まだそこまでは想像したくない。

いっぱい不満も書いたけど、でも、それでも、こうして全員で戻ってきて活動してくれたことだけでもう感謝でいっぱいだよね。今となっては、サナキが異国の地でアイドルをしようと決断してプデュに出てくれたことが嬉しい。色々騒動があって、色々な噂があって、もう駄目なんじゃないかって何度も思ったけどメンバーがIZ*ONEでいることが嫌にならずに、最後まで誰一人欠けることなく活動してくれたことが嬉しい。メンバーが仲良く一緒に暮らして絆を深めていったことが嬉しい。肉体的にも精神的にもしんどい時もあったと思うけど、誰も大きなケガも病気もせず、全曲全員でカムバして毎回最高を更新し続けてくれたことが嬉しい。いつも「withONE~」って呼びかけて語り掛けてくれたことが嬉しい。いつも沢山努力して練習をして素敵なステージを届けてくれたことが嬉しい。というか、もう存在してくれているだけで嬉しい。尊いよ。メンバー全員、カムバのたびにビジュアル限界突破して興奮させてくれて、カムバのたびにダンスがどんどん上手になって目が釘付けになった。どんどん虜になった。本当に本当にありがとう。素敵な、夢のような楽しくて幸せな尊い時間をありがとう。夢のようだけどこの時間は確かに夢じゃなくて幻想でもなくて儚いけど確かに現実だった。私の毎日はIZ*ONEでいっぱいだった。毎日曲を聴いて動画を見て、更新される写真を保存して、カムバでアルバムを買ったときは「いつ届くかな~」って毎日ワクワクしていたし、アルバムを開封してトレカは誰がくるかドキドキするのが楽しみの一つだった。でももう動画は上がらなくなるし、IZ*ONEの公式は更新されなくなるんだね。プラぺも終了して新しい曲が増えることはないんだね。悲しいな。悲しいじゃ足りないくらい悲しいな。
ところでイェナが作曲したLessonとウンビオンニが作詞作曲した並行宇宙はどこかで聞けるようようになるのかな。


でも、何があるか分からないもんね。
コロナが落ち着いた頃に突然
「対面ライブやります!これがほんとの解散ライブです!!」
なんてことになるかもしれないよ。
事務所たちが
「やっぱIZ*ONEで活動させた方が売れたわ~。再結成させよう!!」
って手の平を返して再結成だってあるかもしれない。その時は、「ほら見ろだから解散しない方が良かったのに」って一度大人たちを鼻で笑ってやってから、資本主義に踊らされてまた私は喜んで応援する。


頭の中お花畑なのでそんなこともまだ考えてしまう(ポジティブは大事)
そんな淡い期待を抱きながら、、、
一旦この物語はここで終わりなのかな。


この先IZ*ONEのメンバーを追いかけた先のグループにまたハマるかもしれないし、全く異なるグループにハマるかもしれない。もう二度とここまで思い入れのあるグループは現れないかもしれない。先のことは分からないが、私はただIZ*ONEのメンバーに「やっぱりwihtONEは最高だな」と思ってもらえるような誇れるファンでありたいなと思う。IZ*ONEのメンバーにとっての最高のwithONEでいるために、他の界隈の人にもwithONEって素敵な人たちだよねって思ってもらえるように、完全に自己満足だけど自分も自分のことを頑張らなきゃなって思う。我らがウォニョン嬢にもDon't let me downって言われちゃったし、がっかりさせられないよね。

withONEの気持ちは“IZ*ONE PERMANENT”だと思うから
少なくとも私は“IZ*ONE PERMANENT”だと思っているから
「今までありがとう。いつでも戻ってきてね。
 ずっとずっとずっと私はWith*ONEだよ。大好きだよ。」
ってこれだけは確実に言える。


こんな形の解散がメンバーにとっても不本意な道なのか、確かなことは分からないけど、これから前に進むIZ*ONEのメンバーたちには

「頑張ってね!どんな道でもやりたいことなら応援しているよ!辛くなったらwithONEのことを思い出してほしいな!」って言いたいし

「やっぱりIZ*ONEって最高だったな、また戻りたいな」って思うくらいIZ*ONEの活動が素敵な思い出になっていたら良いなと思う

「IZ*ONEを卒業して新しい道を歩んでよかったな」って思うぐらい素敵な未来が待っていたら良いなとも思う(寂しいけど)


なんて綺麗ごとを書いているけど、これも勿論本心だけど、やっぱり「お願いだから解散しないで」って泣きつきたい気持ちもある。まだ何かできるんじゃないかってまた作り上げた希望にすがりたい気持ちもある。私はまだ消化しきれないぐちゃぐちゃな感情のままだ。もう毎日のルーティンにIZ*ONEがいたからIZ*ONEがいない生活なんて考えられないしIZ*ONEを好きになる前にどうやって生活していたか思い出せない。重症だ。だからしばらくはロスを引きずると思う。そんなロスを言い訳に、今まで以上に動画をたくさん見て曲を聴いてSNSを遡って写真集を開くことになると思う。しばらくはふとした時に今日のことを思い出して泣いていると思う。でもそんな時間も尊いものだと思える時がいつかきっとくるよね。時間が経っても徐々に記憶と感情が色褪せても、刹那の瞬間に走馬燈のようにIZ*ONEを応援したこの夢のような日々を思い出すと思う。その時は全部見せてくれるよね。


ここまで読んでくださった方ありがとうございました。この悲しさとを誰かと共有出来たら、、、と思って公開しました。
とりあえず私は、いつでも思い出に浸れるように、タワレコやらツタヤやらをはしごしてまだ持っていない過去のアルバムを集めに行こうと思います。貯金はこういう時に使うものよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?