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フラッシュバック①

久々に、過去の辛かった出来事が蘇ってきて、早朝から目が覚めた。

心の奥深くに眠っていた、理不尽な出来事。ひどく心が傷ついた出来事。

数年前、今でも定期的に助けていただくカウンセラーさんに、これまでの出来事を話した時、「よく、頑張って生きてこられましたね。自分を責めないで、そんな自分を労ってあげてください。」と言われて救われたけど、過去の出来事を思い出すと、辛い気持ち、特に子どもたちに対する申し訳なさが強烈に出てくる。

と、同時に、母、元夫、現在の夫や義父母、その周辺の人々に対する拒否反応が起こる。

最初に断っておくが、現在、夫や母、義父母との関係は良好で、感謝もしている。

過去には、良い時ももちろんあったし、悪いことばかりではなかった。
でも、普段、心の奥底に押し込めているだけに、こんな時は、悪い事ばかりがフラッシュバックする。

あまり人には話して来なかったが、ここには正直に書くことにした。
なぜなら、ありのままの自分を受け入れて愛し、勇気を出してこれから新たな道に踏み出して行くにあたり、まずは過去を手放し、癒したいから。

以下、強烈なので、メンタルに自信のない方、デリケートな方は、この先は読まない事をお勧めします。



元夫について。
元夫とは、17歳から付き合い始め、25歳で結婚した。
デートDVから始まり、借金の肩代わり、浮気に苦しめられた。
知る必要もないのに、第二子出産のため、実家に戻っていた時、家に女性を連れ込んでいた事を後に本人から聞かされた。お触りバーへ行けば「若い女のおっぱいはよかった」とか、出会い系で知り合った女の子の事をこれ見よがしに報告してきた。
気に入らないと暴言や暴力。人前でも平気で怒鳴られた。
2人目の子どもを妊娠中、男児だとわかった時の「いらん。堕ろせ」という許せない言葉。ワンオペ家事&育児。
新婚当時、遊びに来てくれた友達からちらし寿司を教えてもらいながら一緒に作って、当時昼ごはんを食べに帰宅していた夫が帰ってきて喜んで食べてくれるのを友達と2人でワクワクしながら待っていたのに、昼はフルーツサンドを食べると決めていた夫から「なんやこれ。今からフルーツサンド作れ。」と言われ、手動の泡立て器でホイップクリームを作らされている私を見て、友人から「大丈夫?あんまりじゃない?」と心配された。
結婚生活の最後の方では、長男のアトピー性皮膚炎をきっかけに、食に偏りのある夫の食生活に合わせて作っていた食事を改め、料理上手な友達に教えてもらいながら工夫してバランスの良い食生活に変えたら、一生懸命作った夕飯には見向きもせず、コンビニ弁当を買ってきて食べられた。
その頃には、夫のローンや消費者金融での借金が膨らみ、母から借金してまで返済に当てたり、私のアルバイト代まであてにされるようになり、子どもがいるから8年間耐えた結婚生活に限界を感じて離婚を決意したが受け入れられず、子どもを人質にとって態度を改める事もなく、挙句の果てには嫌がるのを無理矢理レイプされた。
シャワーを浴びながら、もうここにはいられない。「子ども達が20歳になるまでは、自分さえ我慢すればいい。」と思っていたが、家を出ようと決意した。

少しずつバレないように実家に荷物を送り、学校と幼稚園の先生には事情を話し、幼い子どもたちには「おばあちゃんの体調が悪いからちょっとだけ」と嘘をついて、夫がゴルフに行く日に意を決して逃げるように実家に戻った。

長男は8歳、小学校二年生。次男は5歳の誕生日を家族で祝った直後だった。誕生日の日、家族4人でレストランで食事をし、その時レストランで誕生日プレゼントに選ばせてもらった小さなぬいぐるみを、その後次男はしばらく大切にしていた事を思い出すととても胸が痛む。

長男が1歳4ヶ月の時に元夫の転勤で、遥か遠く北の、全く馴染みのない土地に来て、そこで次男が生まれ、6年間暮らすうちに子ども達やママ友との交流、楽しい思い出もできた。
子ども達のためにも悩み抜き、本当にこれで良いのか迷い、自問自答しながら、決断したが、子どもの事を思うと、その土地からは離れ難く、元夫から何をされるかわからない恐怖さえなければ、その土地で子ども達と親子3人で新たなスタートを切りたかったが、その選択肢は無かった。

傷ついてボロボロになって戻った実家だったが、その実家も安心して羽を休められる場所ではなかった…。

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