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労働時間(固い話)

働き方改革が呪文のように唱えられて何年になるのだろうか。当時から思っているのは働き方改革改革ではなくて働かせ方改革。労基は働かせている企業にばかり注視して労働者の意識にはあまり踏み込んでいなかった。いつのまにか労働者は時給で働くようになり時間での評価が主流になった。内容や質よりも時間。早く終わることを善とし遅く終わると悪とした。

労働時間とは何なのか。
昨年退職してフリーになった元スタッフに聞くと労働時間は半分になったとのこと。
残りの半分はもしかしたら会社のことに割かれていたのかと想像すると怖くなった。
朝礼、会議、掃除、整理整頓、社員間の共有作業、教育、外部との渉外、会食、会社行事、コミュニケーションハラスメントといわれるような会話・・・。
すでに企業は様々な当たり前業務をやらないと自己崩壊するようなところまで太ってしまった。

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