「マネーフォワード IT管理クラウド」をリリースして1年とちょっとが経過しました。
正直このプロダクトが立ち上がるには、かなり時間がかかると思って、立ち上げの際は「5年先に向けてbetする」ということを言っていましたが、その当時思い描いていた以上にSaaS管理の課題は速く大きく広がってきていることを感じます。
そして突然ではありますが2月22日に、新しいプロダクト名への変更をお知らせします。(プロダクトリリース日は11月11日で、リブランドは2月22日です、覚えやすい)

新しいプロダクト名

「マネーフォワード Admina」これが新しい名前です。
(アドミナ、と読みます)

名前の由来は、このプロジェクトをリードしてくれたデザイナーのEdoが以下のように言っています。

ブロダクト名変更の背景

主に理由は二つです。

海外企業にアプローチする際の足枷になっていた
将来的な海外展開も見据えて、これまで100社以上の海外企業にヒアリングを実施してきました。そんな中で「マネーフォワード IT管理クラウド」(英語名称 Money forward IT management cloud)はなかなかに不評でした。
ヒアリング企業やパートナーから以下のようなフィードバックをもらいました。

• サービス名が長すぎる

• Money forwardが、money transfer = 送金をイメージさせる

• 一般的な単語ばかりで、ブランドを意識しにくい

特に海外のパートナーからは、真顔で「サービス名変えた方がいいよ」と言われました🤮

サービス名が認知されない
「IT管理クラウド」は、名は体を表すを地で行っている名前で、正しくプロダクトの提供価値を示していると思いますが、一方で一般的な名称であるためにプロダクト名を覚えづらいという問題がありました。すでにご利用いただいているお客様でも、「ITクラウド」など間違った名前を言われることがあります笑。きっとお客様の社内の会話の中でも、「SaaSを管理するツール」とか「マネーフォワード」などと呼ばれており、プロダクト名の「IT管理クラウド」を使ってコミュニケーションされることは非常に少ないのだと思います。

このような背景から、将来を見据えて、覚えやすくてグローバルでも強いブランドをもつプロダクトになるべく、名称の変更を決めました。

リブランディングプロジェクト

このプロジェクトはデザイナーのEdoが進めてくれました。

当初名前の候補は100近くあり、メンバーからのヒアリング、ディスカッションを通して選別していき、最終的にAdminaに決定しました。こういったプロダクト名を決めるときは、みな一家言あって意見が割れることが多いですが、今回はすごくスムーズに決まり、この名前の強さを感じています。

以下少しだけプロセスをご紹介します。プロジェクト中、何度も「Edo、すごい😳」と思いました

今後に向けて

チームメンバーは現在9ヶ国の国籍からなるグローバルな体制になっています。やはり海外メンバーにとっても、日本語名のプロダクトよりもAdminaというシンプルな名前が受け入れられやすいようで、発表した時ははかなり好評でした。このリブランディングを期に、チーム一丸となって価値のあるプロダクトを提供していきたいと思っています。

最近はほぼ毎週1-2回ペースでリリースを行なっており、だんだんお客様のニーズにお答えできるシーンが増えてきました。例えば先日リリースした外部ストレージの公開ファイル通知機能は、一見地味ですが反響をいただき、多くのお客様にご利用いただいています。

今後もSaaS管理をもっと便利にしていきます。つまらない繰り返しの手作業や管理業務から解放し、もっと創造的な業務が行えるように、SaaS管理ならマネーフォワード Admina と思ってもらえるように、取り組んでいきます。

将来的に「アドミナしておいて」と動詞になるのが目標です😎

プロダクトを磨いてさらなる価値提供と、今後のグローバル展開に向けて、
新しい「マネーフォワード Admina」をよろしくお願いします！！
https://i.moneyforward.com/