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失敗から学ぶ。

人生はなかなか思い通りにはいかないものですね。

先日、体操の全日本シニア大会を終えました。
団体優勝、個人的にはあん馬での種目別優勝を狙っていたのですが、
どちらも叶いませんでした。

NHK杯でのあん馬の失敗からシニアまで、
あん馬に関しては妥協をせず、やってきました。

しかし結果的にはあん馬のみ失敗。
またしても自分の弱さを痛感させられました。

団体のことを考えても、なんとしてでも成功させなければいけない場面でした。

演技前にもそれは分かっていましたし、
プレッシャーもありましたが、
練習を積んできた自信もありました。

それでも、また落下してしまった。

落ちた瞬間、

「あぁ、これだけやってもダメなのか。」

と落下直後は自分に対しての怒りと情けなさで呆然としてしまいました。



でも試合後、冷静に振り返ってみると
今回はなんだか清々しい気持ちもあるのです。

なぜならNHK杯からシニアまでの数ヶ月の間、
自分が信じるやり方で妥協なくあん馬と向き合ったと言えるからです。

これは別に過程を評価してほしいという話ではありません。

おかしく聞こえるかもしれません。
普通だったらこんなに努力したのに報われなかったと、嘆くところかもしれません。

失敗した事実はNHK杯と同じですし、
他の人から見たら
「また、あいつ失敗してるよ」
「メンタル弱いな」
とか思われてると思います。


私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。


これは電球を発明したエジソンの言葉です。

このエジソン理論で言うと

僕はこの失敗によってこの練習ではダメだった。
ということを知ることができました。

もし自分が決めたあん馬の練習メニューを妥協したり、中途半端にやっていたりしたら、それすらも知ることはできなかったと思います。

中途半端にやったことに悔いが残るだけです。

もちろん失敗したことは悔しいですが…
これまでの練習がすべて無駄だったとは思いません。

今回なぜダメだったのかをしっかり反省して、
どうしたら良くなるのかを考えて
また新しい、これならうまくいくという
仮説を立てたいと思います。

そして次こそはその仮説が合っていたと
証明できるように、また全力でやり切ります。


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「10本連続でシュートを外しても僕はためらわない。次の1本が成功すれば、それは100本連続で成功する最初の1本目かもしれないだろう。」

これはずっと前に見つけたマイケルジョーダンの言葉です。

何事もポジティブに捉える性格ですが、
多少はヘコみます。笑

なので今はこの言葉が胸に沁みます。

歴史を作った人物の言葉は
どれも心に刺さりますね。

僕は単純なので偉人たちの名言に
いつも励まされています。


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筆者のtwitterはこちら→ @imabayashikaito

読んでいただきありがとうございます!