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旧暦12月の屋敷拝みとウガンブトゥチ2022①

去った1月26日は旧暦12月24日で
「屋敷拝み」と「火之神様ウガンブトゥチ(御願解き)」の日。
よく晴れて暑かった。
画像は花咲きウコー(線香)!
ウコー(線香)の燃え方で吉凶を占うこともあるそうで、
火をつけた先端全体が均一に燃え、灰が左右に開くように落ちる様子を
「花咲きウコー」というのだそう。私がこれまでに見た中で一番素晴らしかったのが火之神様(ヒヌカン)をお繋ぎいただいた時の花咲きウコー。
沖縄の平ウコーは、本土の細い1本のお線香が6本くっついた平たい形状なのに、この6本が1、2本づつに分かれて、マッチに火をつけた時にファーッと燃え上がる音が聞こえるような勢いで赤々とよく燃え、それはそれはきれいな花咲きウコーだった。
ウコーの燃え残りが多いと神様への願いが通っていない証拠よと母が言うから、香炉のお手入れの時は燃え残りがないかすごく気になる(;'∀')

さて、「屋敷拝み」は(おそらくあらゆる拝み全般)雨空や曇りだとティーダ(太陽)の神様に祈りが届きにくいので延期する方がよいのだそう。
なるべく天気が良い日に、冬は13時頃まで、夏は15時頃までに終了が理想とな。仕事を休ませてもらうしお供え物の準備も無駄にしたくないから、拝み予定日の数日前から天気予報を見て祈る毎日(;'∀')
晴れて良かった~♪

旧暦12月の屋敷拝みは、やはり結界張りと、年を越せることの感謝と新年もよろしくお願いしますの祈り。
ウガン(御願)ブトゥチ(解き)は、その1年間、ヒヌカンにお願いした祈願を解く儀式。ずーっと祈りと願いをお聞き届けくださった火之神様に深く感謝・慰労し、ヒヌカンは天帝様の元にご昇天されお帰りになるのだそう。
ヒヌカンは実は3柱いらっしゃって、お留守番役もいらっしゃるんだとか。常に私達のそばにいてくださるってありがたい。
数日前から隙間時間に家の四方にあたるところを掃除そうじソウジ・・・
家の四つ角、四方にはそれぞれ十二支の神様方
北はニ(子)ーヌ(の)ファー(方)(子の方)神様、
東はウーヌファー(兎の方)神様、
南はンマヌファー(午の方)神様
西はトゥイヌファー(酉の方)神様がご鎮座されているのだから、
四つ角にあたるところには物を置かない、掃除を欠かさないことが大事。
神様方に失礼だし拝みはこの四方に向かってお供え物とともに祈りを捧げるので、ゴチャゴチャしていては難しいしね。。
うちは賃貸アパートで、ゴミ収集場所は敷地の角なのだけど、角から50センチ以内にはそれをなるべく置かないようにして、角の神様に少しの間だけ置かせてくださいごめんなさいねと心の中で呟く・・・

次回は屋敷拝みの具体的な手順を。
ヒヌカンへの挨拶からスタート!

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