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頭皮湿疹はハゲに繋がる

日本人の約九割の人が頭皮のトラブル抱えたことがあると言います。

湿疹、炎症、かゆみ、フケ、これ全部頭皮のトラブルです。

健康な人の頭皮は透き通った白っぽい色をしています。それ以外の色は健康とは言えない、何かしらの問題を抱えた頭皮でしょう。

今回は頭皮トラブルの中でも頭皮湿疹にフォーカスしてみます。

大きく分けて、4つの原因があるので紹介していきまょう!

1.脂漏性皮膚炎

高温多湿で紫外線が強い梅雨の時期は要注意。頭皮は特に湿気の影響を受けやすく、炎症や湿疹が生じやすくなります。その一つが脂漏性皮膚炎です。皮脂の多い場所を中心に起こりやすい皮膚炎です。これが頭皮に出ると湿疹、かゆみ、フケに繋がります。また、皮脂が酸化して臭いを発するのが加齢臭です。

脂漏性皮膚炎は他の皮膚炎とは異なる特徴があります。それは原因が、マラセチアというカビの一種ということです。マラセチアは誰もが持つ常在菌の一つで、皮脂や汗などの分泌物が増えると、それらをエサにして急激に増えていきます。脂漏性皮膚炎により抜け毛が多くなったり、毛が細くなることがあるので注意が必要です。

ご自身で気を付ける点は

・脂っこい物、辛い物の食べ過ぎ

・ビタミンB2,B6,Cを摂り皮膚の回復を早める

・刺激の少ないシャンプーを使い、指の腹で撫でるように洗い、よくすすぐ

・日中は紫外線を避け、夜はよく寝る

2.接触性皮膚炎

シャンプーやスタイリング剤などの直接的な刺激により皮膚炎を起こし、湿疹を招くことがあります。シャンプーを変えてすぐに湿疹が見られると、接触性皮膚炎の可能性がでてきます。自分の肌に合わないシャンプーはすぐに手を止めた方が良いかもしれませんね。もちろんパーマ液やカラーリング剤の影響でなることもあります。自分に合ったシャンプーやスタイリング剤を見つけましょう!パーマ液やカラーリング剤にも刺激の強弱があるので、理美容室と相談やパッチテストをうけるなどの方法もあります。

3.皮脂欠乏性皮膚炎

皮膚の乾燥が大きな原因で、冬に起こりやすい皮膚炎です。皮膚の表面には角質層があり、さらにその上に皮脂膜で覆われています。角質層の水分や、天然の保湿成分を含み、潤いを与えてくれます。少し肌が乾燥してくると、角質層の水分不足してきて皮膚は柔軟性を失い、ひび割れしたり皮が剥けたりします。更に悪化すると、強いかゆみや、水ぶくれなどの湿疹を併発します。湿疹ができると肌がいっそうカサカサした状態になり、放置しておくと治りがおそくなりますよ。

主な原因は加齢、冬場の乾燥、過剰な清潔志向により洗いすぎて、皮脂が失われるなどがあります。

セルフケアのポイント!!

・入浴後は皮膚がしっとりしてるうちに、保湿剤を。ちょっとした乾燥なら、顔に塗る乳液でもOK!

・入浴はぬるめのお湯で15分以内にする。熱いお湯は皮脂を奪いますよ!

・シャンプーはしっかり泡だてて、優しく洗いましょう!

・とにかく乾燥しないように、室内も加湿しましょう。60%が目安!

4.アトピー性皮膚炎

アレルギー反応の一つです。アトピー体質の人はいろいろな人よってアレルギー反応起こしてしまうことが多いですよね。シャンプーはもちろんですが、ヘアサロンで使用したからカラーリング剤やパーマ液などが原因で、アレルギー反応を起こしてしまうケースがよく見られます。皮膚がアレルギー反応起こすと湿疹やかゆみなどの症状が現れてきます。アトピー性皮膚炎はその時の体調によっても症状の現れ方が違います。湿疹が見られても原因がわかりにくいことも。かゆいのは我慢しすぎないで、薬の力を借りるのもいいですね!


最後に、湿疹が出たときは、それぞれの症状に合わせた対策をしましょう。

ストレス、タバコ、睡眠、食生活、運動習慣を見直していかないと、湿疹の根本的な治療とは言えません。

頭皮のトラブルがあなたの髪を奪っていくかもしれないですよ、、、