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社長1人の会社に入ったらいつのまにか社員20名超の会社になっていたので入社当時を振り返ってみた

みなさん、最近は自己紹介時に自分のことをYouTuberということが多くなってきたキカガクの今西です。

最近弊社ではエモい投稿が溢れつつあり、それらに触発され僕もなんか書こうかなーと思った次第でございます。入社から今までのすべてを書くと長くなってしまうので、今回はキカガクに出会ったきっかけから正社員として入社するまでについて書きたいと思います。新人講師のみなさんになぜキカガクに入ったのかをよく聞かれますが、こちらを読めばわかると思います。

私がキカガクに入ったのは2017年4月のことです。当時は大学4年生であり、インターン生として入社しました。エンジニアとして内定先も決まっていたので、スキルアップ目的で「AI・機械学習」を深く学んでみようと思ったのがインターン応募のきっかけです。「AI・機械学習」を学ぶだけであれば、他にもたくさんの会社があったのですが、「講師」という職種に興味を惹かれたのが大きな理由でした。

私自身の大学生活を一言で表すなら「塾講師」という言葉に尽きます。ほぼ毎日働いていました。バイト代が発生しなくても全く気にせず、生徒の質問に答えるためにひたすら塾に時間を割いていました。楽しく働きまくってたらいつのまにかお金が入ってくる状態だったのを今でも覚えています。教えるのが楽しすぎて夢中になっていました。

塾講師での経験があり、キカガクの「講師」という魅力に惹きつけられました。自分の学びたいこと、自分の好きなこと、自分の得意なことが重なっているこの会社でインターン生として働きたい!と思い、Facebook広告に引っかかり応募しました。
渋谷で開催予定であったインターン生説明会は日程的に参加が厳しかったのですが、なぜか「ここでインターンしたい!」という気持ちが強く、会社のHPから問い合わせをしてました。2分後に社長自ら返信がありビビりました。「早い!社長自ら!」と思いましたが、もちろんキカガクには当時社長しかいなかったので極当たり前のことでしたが。笑
こちら懐かしのメール。エモい。

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吉崎さんが僕に敬語を使っている

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そんな感じで面接日が決まり、社長との面接はSkypeで30分ほど行われました。
今でも覚えています。遅刻することのない自分が唯一遅刻した面接でもあります。笑
なぜか時間を間違えてました。吉崎社長、すいません。

30分の面接は非常にフランクに行われましたが、たった30分でも吉崎さんのすごさを感じる場面がいくつもありました。
色々話していたら、その場でインターン生として働くことが決まりました。結構適当な感じで決まったのを今でも覚えています。

インターン生としてまずは、吉崎さんのセミナーに参加しインプットすることから始まりました。
こちら懐かしの初回授業。

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この授業で衝撃を受けました。「世の中に数学をこんなにわかりやすく伝える人がいたのか」と。この授業で吉崎さんに惚れました。

初回授業を機に、僕のインターン生としての業務が始まりました。(2017年4月)セミナーのサポートをメインに行いつつ、5月GW明けからはオンライン家庭教師で1人の受講生を担当することになりました。授業を持つことになったため、ひたすら勉強しました。
吉崎さんの講義を録音していたため、電車の中では毎日、講義音声を聞き、吉崎さんと同じ説明ができるように何度も口ずさみました。笑いを取る部分、説明の強弱、まずは徹底的にパクりました。(TTP)

練習を繰り返し、オンライン家庭教師本番数日前に吉崎さんとの模擬授業がオンラインで行われました。確か朝の7時くらいだったきがします。笑
練習通りの講義を行い、吉崎さんからいくつかフィードバックをもらいましたが、講義としてはOKとのことで一安心でした。これが最初で最後の吉崎さんの模擬授業です。

模擬授業後、毎週オンライン家庭教師の授業が入り、ひたすら勉強しつつ教えるのをめちゃくちゃ楽しんでいました。セミナーのサポート、オンライン家庭教師以外の仕事が入り始めたのは2017年6月頃のことでした。たまたま開発系の案件がはいり、なんのスキルも持っていない僕が吉崎さんと一緒になつかしの池袋オフィスで作業することになりました。このときは僕はまだインターン生です。

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一緒に作業を進めていく中で、吉崎さんのヤバさに気付かされました。全てにおいて能力が高すぎる。。。

作業スピード、コードの綺麗さ、プログラミングスキルの高さ、説明の上手さ、えげつない集中力(隣で話しかけても全く反応しないです。最初はなんて冷たい人なんだと思いましたが、まじで聞こえてなかったみたいです)。

どのスキルをとってもずば抜けていて、この人本当に3つ上の人間なのか?と疑うばかりでした。

この時から「この人のもとで働きたい!」と強く思ってはいたものの、自分の能力の低さであったり、内定先でエンジニアとして働くことも決まっていたので、キカガクで正社員として働くことは全く考えていなかったです。てか、吉崎さんからしてみると、僕のような人材をいれるメリットがあまりに薄かったからです。

そんなかんなで時は経ち、講義サポート、オンライン家庭教師、案件のお手伝い等をこなしていたある日の帰り道、池袋駅近くのチカラめしにて吉崎さんと食べていたら、吉崎さんがなんやら僕に人の採用について話してくるではありませんか。今までそんな話をしてこなかった吉崎さんが採用の話をしていたので、会社を大きくすることとか何か考えてるのかな〜と思っていましたが、途中からすごく下手なクロージングに入ってる感じがあるのを僕は感じました。「あれ?もしかしてクロージングされてる?」と思っていた矢先、吉崎さんから「今西くん、キカガクで正社員にならない?」と言われました。

全く予想をしていなかっただけにすごく驚きました。まさかの僕を正社員に???と思いました。インターン生が6名くらいいた中でも、一番能力の低かった僕が選ばれたことにも驚きでした。

予想していなかった展開だけに自分でも混乱していました。
「ちょっと回答を待ってもらえますか?」と、その場は終えましたが、帰りの電車の中ではめちゃくちゃワクワクしていた自分がいました。まさか吉崎さんに「一緒に働きたい」と言われるだなんて。好きな女の子に告白されるより嬉しかったです。いや、それは盛りました。

翌日になっても吉崎さんの強引なクロージングが始まりました。

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※いま、LINEを見返すとしんどかった時のやりとりがたくさんあってゲロ吐きそうです。

そんな急展開ではありましたが、僕の中で答えはとっくに決まっていました。

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内定先とキカガク、どちらを選ぶべきか考えた際に圧倒的にリスペクトする吉崎さんのもとで働きたい、この人のもとで働けば自分もやばくなれるのでは?そんな期待を持ちながら、僕はキカガクに正社員としてジョインすることに決めました。

やはり、キカガクに入ることに決めた大きな理由は吉崎さんです。彼へのリスペクトは今も変わらず大きいです。むしろどんどん大きくなっています。

それともう一つは、「教育」を僕から手放すことは難しかったです。上記のLINEをしていた日は、ある大手企業の法人研修で講師として初登壇する日でした。一般公開向けのセミナーではなく、法人研修がオフライン初登壇という超レアケースです。

この法人研修を通して、やっぱり自分は教えるのが大好きだし、得意なことに気づき、キカガクでの講師業は間違いなく自分の天職だとおもいました。

こんな流れで僕は2017年7月にキカガクに入ることに決め、大学生ではあったものの2017年9月にはすでに正社員になり、週6仕事、週1大学の生活が始まったのでした。


今思えば、この時吉崎さんが僕を採用したときから、今のキカガクの採用方針である「パーソナリティ採用」は始まっていたんだなと思っています。

自分のパーソナリティが素晴らしい、と言っているのではありません。吉崎さんに「なんで能力の低い僕を採用したんですか?」と聞いた時、吉崎さんは「今西くんと一緒に働いてるの楽しいんよね」と言ってくれました。間違いなく当時の僕は何もできず、ただ我武者羅に働くことが取り柄の大学生でしたが、この吉崎さんの方針のおかげで、これまでに多くの素晴らしい経験をできています。

一緒に働いて楽しい人を採用する、これがキカガクの採用方針であり、組織の在り方です。

今では社員20名の会社となりましたが、みんな素敵なメンバーですし、絶賛採用中でもあります。このnoteを見て、キカガクに興味を持ってくださった方のご応募是非お待ちしております。

素敵なメンバーがみなさんをお待ちしております。


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