質問

ファンドレイザーの面白い点、大変な点はなんでしょうか?

最近多くの人が使用するようになってきた、匿名で質問ができる仕組みの「peing」(ペイング)早速登録したところ、以下の質問がきていました。軽く答えようとしていたのですが、思いのほか力を入れて回答しましたので、ブログに残しておきます。

私の質問箱はこちらですので、気になることがありましたらこちらまで!!

◆面白い点

「共感という見えないものが可視化されていくところ」

社会問題の解決や価値創造に取り組む活動に対する寄付は応援の気持ちを表す行為です。そうした「よき理解者」が増えることで、お金がない・人がいない・時間がないの3重苦の状況でもがんばれる力の源になります。

共感を得るためには以下の3つを伝える必要があります

 ①社会問題や創造したい価値を伝える 
 ②団体の取り組みを伝える 
 ③関わり方(求める寄付やボランティア)を伝える

③の寄付してもらえるのは、前段の①の問題を共有し、②の活動に理解してもらっていることの表れなので、よき理解者であることがわかります。活動が理解されていると感じれるだけで嬉しいですし、頑張ろうという気持ちが湧き出てきます。

◆大変な点
 
 「ファンドレイジングに対する理解を得ること」

ファンドレイザーを雇えばすぐに寄付が集まるわけではないのですが、ものやサービスを売る営業さんのような感覚でファンドレイザーを捉えている人もまだまだ多いです。そして、同じくシステムを導入したら寄付が集まると思う人も多いです。

寄付を集め続けようと思うと、団体の成長に合わせたファンドレイジング体制をつくっていかないといけなくて、それに対して継続的な関与をしていかなくてはなりません。受益者の変化につながる活動を優先するあまり、支援者への対応は必要最低限・ファンドレイジングの計画は作らない・思いついた時に散発的に寄付募集・できない理由は「担当者がいない、費用がない、時間がない」、といったモードの団体さんに対して、ファンドレイジングの理解をしてもらうのは大変です。

ファンドレイジングを理解している・していないが団体の成長ができる・できないの差になります。もちろん成長しなくてもよい活動はありますので一様に求めているわけではありませんが、自分が関わりたいのはビジョンの実現のために成長していきたいと考えている団体さんです。

◆まとめ

今回の質問は回答者の経験や考え方がわかる、いい質問なので多くのファンドレイザーに回答してもらえるといいなーと思いました。研修をしている時も、みんなのためになる質問、考えを深める質問、時間がなくて触れられなかったことを確認する質問などいい質問がたくさんでてきます。質問をシェアするpeingの仕組みはおもしろいと感じました。

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今給黎 辰郎

今給黎 辰郎(いまきゅうれいたつお)認定ファンドレイザー・認定講師 NPO法人フローレンスや日本ファンドレイジング協会でのファンドレイジングの経験と、非営利団体向け支援者管理システム「GOEN DRM」での支援者管理の知識を活かしてフリーのファンドレイザーとして活動をしています。
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