自団体のファンドレイジング方針を伝えていますか?〜資金提供者が安心する情報提供とは〜

現在、福島県の16か所のこども食堂が加盟しているネットワーク組織である、『ふくしまこども食堂ネットワーク』にてファンドレイジングのお仕事をしています。

こども食堂は地域の貧困のこどもの存在を知った大人たちが、皆で食事する機会を提供する市民活動で、2016年は319か所だったのが2018年には2,000か所を超えて増えてきています。

ボランティアや持ち出しの資金で運営されていることが多いので、月に1回開催されているところが大半です。そこから月2回、週1回と回数を増やしたり、学習支援など機能を加えることが通う子どもたちに合わせて提供していくことが求められています。

ふくしまこども食堂ネットワークでは、こうしたこども食堂を立ち上げたいと思う人や、すでに運営している団体にノウハウを提供したり、資金提供をする組織です。また、食材など大量に寄付された際は加盟団体と分配する役割もあります。

2018年10月にふくしまこども食堂ネットワークのフォーラムがありまして、こども食堂を推進されている湯浅誠さんの講演や、運営されている食堂の事例紹介やパネルディスカッションがありました。

フォーラムの最後に、ふくしまこども食堂ネットワークのファンドレイジングに対する考え方について説明する時間を5分頂きました。そこで私が説明したのは以下のスライドです。

ふくしまこども食堂ネットワークのページからダウンロード可能です。

シンポジウム終了後何名かの人が挨拶にいらしたのですが、そのうちの1人が過去にふくしまこども食堂ネットワークに助成をした基金の委員の方でした。『資金提供者として、こうした情報を得ることができて本当によかったです。』と感謝されました。

想定外の反応に驚きつつ、なぜ感謝されたのかを考えてみると、資金を提供する人たちは、提供した資金が、どんな社会問題に対する、どんな活動に提供されていて、資金提供期間が終わってからも持続可能性があることや、どんなインパクトを与えようとしているか、団体として支援者をどう考えているか等を知りたいのだなと思いました。

<まとめ>

寄付のお願いをする際に、どのような情報を伝えたらよいのか?迷うことが多くあると思います。解決したい社会問題、団体概要、活動内容、寄付の方法等に加えて、ファンドレイジングで大切にしていることや支援者をどう考えているかなどの「自団体のファンドレイジングの方針」を説明するとさらに共感してくれる人が増えるのではないでしょうか。


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今給黎 辰郎

今給黎 辰郎(いまきゅうれいたつお)認定ファンドレイザー・認定講師 NPO法人フローレンスや日本ファンドレイジング協会でのファンドレイジングの経験と、非営利団体向け支援者管理システム「GOEN DRM」での支援者管理の知識を活かしてフリーのファンドレイザーとして活動をしています。

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