休眠預金の指定活用団体が決まりました

金融機関の口座で10年以上出し入れされていない休眠預金を活用する新しい仕組みの「指定活用団体」に、一般財団法人「日本民間公益活動連携機構」(理事長=二宮雅也・損保ジャパン日本興亜会長)が選ばれました。これから、同機構が全国各地から「資金分配団体」を30団体ほど公募で選び、その資金分配団体を通じて、2019年度内に各地のNPOなどの民間団体に助成などを始める予定になっています。休眠預金は年に700億円ほど生まれ、うち年間30億円ほどを助成に使う方針となっており注目度が高い資金です。

1.指定活用団体について

休眠預金のスキームは以下ので、赤枠が今回決まった指定活用団体です。


今回、指定管理団体には4団体が応募しました。それらの内容については@socialimpactjp のツイートがわかりやすく解説していたので、以下掲載します。


2.資金分配団体について

これからコミュニティ財団などの民間財団が資金分配団体として公募で決まっていきます。資金分配団体には公益財団が主となると思います。お仕事を通じていくつかの財団さんと接することがありますが、「きちんと運営されているな」「ビジョンに沿って着実に運営しているな」と感じる財団もあります。逆に、「人がいないので、自転車操業だな」「コンプライアンスぎりぎりだな」「ガバナンスが・・・」と感じる財団もあります。適した団体が選ばれて欲しいなと心から願います。

3.民間公益活動を行う団体について

資金分配団体を通じて2019年度内に助成が開始します。わかっているのは、ばらまきにはならないということ。受益者の変化を生み出しつつ地域の各団体とネットワークして問題の根本原因の解決を目指している団体や、規模の大小にかかわらず事業・組織・財源を三位一体で成長させようとしている団体に助成がされていくと思います。

准認定ファンドレイザー必修研修でも以下お伝えしているのですが、現在活躍している団体は、立ち上げ期で規模が小さい段階の時から事業・組織・財源のバランスをとることに一生懸命取り組んでいました。そうした未来をつくる団体に助成がされることで、社会課題の解決や価値創造がより進むと思います。

まとめ

今回、指定管理団体が決まったことで休眠預金が具体的に動き始めることになります。最初は混乱や不具合などが散見されると思いますが、社会を支える資金ですので、多くの人とよりよくしていきたいです。

私がやりたいと思っていることは、「事業・組織・財源のバランスをとりたい」と考えている団体さんと共に取り組んでいくことです。組織診断や、ファンドレイジング体制構築、支援者管理システム導入など、そうした各シーンで社会に貢献していきたいです。

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今給黎 辰郎

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