お客さんの友達がラップ音を怖がってるんだって。何か対策ない？って聞かれたから、手を打つとか教えてみたんだけど、あれで良かったのかなぁ？

「ベイビーちゃん、それを教えたのは私たちです。」

え？そうだったの？！

「あなたはそれを知っていましたか？」

んー。どっかで聞いたような…よく覚えてません…手を打つのがいいの？

「手を打つといかがですか？楽しい気持ちになるでしょう？幸せなら手を叩こう、です。あるいは清々しい気持ちになるかもしれません。

　あなた方の気分が変わることで、怖い空気、に同調しにくくなるんです。」

ふーん、そうなんだ。
子どもの頃はラップ音がひどくて怖かったけど、今は全然～。
あれは家鳴りだったのかなぁ？古い家だからガタピシ言ってただけ？

「いいえ、当時のベイビーちゃんはとても不安定で、すべてのものに同調しやすくなっていました。悪い（悪いというものは本来はないのですが）ものにも。」

思春期だからね。影響を受けやすいんだわ。今じゃ立派なおばちゃん、しかも関西のオバちゃんやで？になったから強くなりましたよ。

「そうですね。強いということは、優しいということです。弱さと優しさを混同しないでください。」

え。そうなんだ。

「あなた方は誤解しがちです。」

ふーん