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東京--→京都 500km東海道歩き旅の記録 ~歩き旅は経験のギャンブルだ~ 1.プロローグ

はじめに

タイトルにあるように、これは私が東京の日本橋から京都の三条大橋を繋ぐ東海道五十三次、約500kmを歩いて旅したときの記録です。

東海道は江戸時代に作られた五街道のうちの1つであり、東京と江戸をつなぐ道だ。その間には道行く人が泊まる宿場町が53ある。これが東海道五十三次だ。

(↑ミスモ連載 東海道五十三次を往く より引用    http://www.mismonet.com/feature/tokaido/ )

この旅は今から2年前の9月、私が大学2年生のときに暇を持て余して勢いで決行した旅であり、大きな目的も、固い信念もありません。

しかし、今になって振り返ってみれば、それなりに意味のある経験だった(気がする)ので、私なりの振り返りをnoteにまとめてみようと思います。

それでは、まず歩き旅を始める前の簡単なプロローグを紹介します。


そもそもなぜ歩き旅をしたのか?

無意味でくだらないことをしたい。それでいて、周りに面白いと思ってもらえたなら最高だと思ったんです。

昔からyoutubeとかニコニコ動画にアップされている動画のようなくだらないノリが好きでした。

↑これとかめっちゃ無意味でくだらないと思うんです。でも、やっている本人も見ている人も楽しんでいて最高だなって思ったわけです。

こんな感じのことを漠然とやってみたいなと考えていました。だから、ちゃんとした目的はないです。「なんかやってみたいな」っていう気持ちで動いていました。

こんな適当な動機でも、口だけじゃなくて実行したことは自分でも偉いなというか自信にはなりましたね。


歩き旅は経験のギャンブルだ

無意味なことをしたいと書きました。反対に大学生がする意味があることってなんでしょうね。就活をしていて特に感じたのは、長期インターンです。これは意味があります。早いうちからビジネスの実戦経験が得られて、特定のスキル(営業やマーケティング、ライティング)を身につけることができる。就活でも評価されることは多いんじゃないでしょうか。

しかし、歩き旅はそういったスキルが身につくわけでもありません。募集職種に「飛脚」でもあれば多少は評価されたかもしれませんが、基本的に就活でも評価されません。歩き旅は、どんな体験が得られるかわからないし、何かためになることが身につくかもしれないし、身につかないかもしれない。無意味なことに身を投じて、予期できない経験をする。そこで何を思うのか、何を得るかは人それぞれなのです。

だから、これは時間とお金と体力をベットするギャンブルなのです。

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歩き旅ってどうやるの? 計画の仕方

もし、歩き旅に興味をもった稀有な人向けに簡単に自分の準備段階を紹介します。

・東海道を歩いた方のブログ http://umizaru555.jugem.jp

・書籍『歩いて旅する東海道 -山と渓谷社』

上の2つを参考にして簡単な計画をたてました。

1日およそ30kmずつ進み、寝泊りはネットカフェですることにしました。

荷物に関してはできるだけ少なくすることをおすすめします。(旅の途中でもいらないもの捨ててます笑)着替えは1着分だけで毎日コインランドリーによることにしました。あと靴はそれなりに良いものを準備した方がいいですね。

今回は以上です。
次回からいよいよ歩き旅の本編に入ります。

次回. 日本橋-->小田原 ~2日で十分達成感ありました~

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