8月下旬から約5ヶ月、息つく間もなく走り続けてきた。北海道の米と汁「U-gohan」東大正門。店舗立上げに向けて、ひたすらエネルギーを注いできた。

ひょんな流れからプロジェクトの責任者となり、旧くからの仲間にヘルプを求めた。睡眠時間が減り、緊張状態が続いた。10月末には落ち着くかと思い、9・10の2ヶ月はひたすら猛ダッシュ。しかし読みが甘く、まったく落ち着かない。心身のバランスは明らかに崩れ始めていたが、もちろん立ち止まるわけにはいかないし、そのつもりもない。まずは、自らが自らの「あたりまえ」を更新しなければならない。

目指すゴールを1月30日、31日、2月1日に設定し、そこまで全力で走り抜こうと決めた。当然これ以外にもやるべきことはあり、まぁまぁギリギリだった。プロジェクトの成立にとっても、ぼく自身にとっても。もちろんイヤイヤやっていたわけではないのだが。

そうして年末年始をはさみ、2020年になり、1月に入り、1月が終わった。

昨日30日は「HASEKO-KUMA HALL」のレセプション・イベント（noteにも書いた）、今日はU-gohan関係者をお招きしてのお披露目会だった。皆さんのおかげさまで今日が迎えられた。そう思うと泣けてきたが、涙は出なかった。

そして誰に言われたからでもなく、自らが勝手に定め、取り組んできた役割は、もう賞味期限切れになっていた。スッキリと今日で終わらせようと思う。

グランドオープンとなる明日2月1日は、開店時刻の10時までにお店に行くことにしよう。その瞬間をしっかりと見届け、しかるべき人に責任と権限をあずけ、ぼくは次へと向かうことにしよう。

失敗を重ねながらも何とかやりきった自分のことを、今日ぐらいは褒めてやりたい。

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