続whyとwhat

高校生たちと恒例になってきた対話の時間。今回は初心にもどって?「なぜ大学でなければならないのか?」であった。

お題が選ばれた理由は簡単で、受験を前になぜ大学を受けるのかが、疑問に思えてくるからだろう。

一人ひとりの話を聞いていると、悩みに一つの共通点があることに気づいた。それは「why」と「what」の取扱がごっちゃになっていることであった。

「大学からもとめられていること」=「what」から考えてしまい、結局「なんで大学に行くのか」=「why」が詰まってしまう。

そうではなく、「自分が、大学に行きたいと思うのはなんでか?」=「why」から始めて、「そう思うきっかけはなにか?」=「what」を考えていく。具体的なレベルに落ちたら、また「why」を問う。

whyは裏側を問い、つながりをつくり、whatは構造を組み立て、材料となる。

whyとwhatの問い方がうまく扱えないときに、人は悩む。

まずはwhatを並べる。そこからさらにwhyで広げ、深めていく。

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