深呼吸は人類の大きな知恵である

深呼吸の効能

深呼吸には、以下の4つの効果があります。

自律神経のバランスを整える

深呼吸をすると、交感神経と副交感神経のバランスが整います。交感神経は活動的な状態を維持する神経で、副交感神経はリラックスした状態を維持する神経です。ストレスや不安を感じると、交感神経が優位になり、心拍数や血圧が上昇します。深呼吸をすることで、副交感神経が優位になり、心身がリラックスします。

ストレスを緩和する

深呼吸をすると、副交感神経が優位になり、ストレスホルモンの分泌が抑制されます。また、深呼吸をすることで、血中の酸素濃度が高まり、脳の働きが活発になります。その結果、ストレスによるイライラや不安が軽減されます。

集中力を高める

深呼吸をすることで、脳の血流が良くなり、脳の働きが活発になります。その結果、集中力が高まり、仕事や勉強に取り組むことができます。

睡眠の質を向上させる

深呼吸をすることで、副交感神経が優位になり、心身がリラックスします。その結果、睡眠の質が向上し、ぐっすり眠ることができます。

意識呼吸から無意識呼吸へ

深呼吸の効能は大きい
呼吸は意識的にできるから、様々な技術も開発されてきた。

一方で無意識でも呼吸は行われている。なので、呼吸を忘れるということはない。

であるなら、深呼吸の無意識バージョンがあってもいいのではないか

無意識の深呼吸

人は感動したとき、大自然を前にすると自然と大きな呼吸になる。

わたしたち自身も大いなる大自然によって作り出された身体である。

自身の身体に集注することで、呼吸を深くすることができるだろう

方法1　イメージ法

頭の中に冷たい風が吹くイメージ
お腹と手が温かくなるイメージ
→深呼吸になる

方法2　脱力法

目をつむる
体のこっているところに力を集めて一気に抜く
これを繰り返す
→深呼吸になる

方法3　観察法

両手を重ねて、ヘソした３寸下におく
手を置いたお腹の中をゆったりと観察、もしくはどんな感覚がするかをぼんやりと眺める

自然と深呼吸になることを楽しんでみて