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『気のせい』は『気』のせいであり、「気のせい」ぐらいで終わらせない

気のせい

と言われたことの経験を持つ人はどれぐらいいるのだろうか?
そして、気のせいといったことがない人はどれぐらいいるのだろうか?

お腹がいたい

お腹がいたくなることがよくある。
新しい場所にいくときや、誰かに会うとき、環境が変わるとき
何かが変わるときはストレスがかかるから、お腹が痛くなったりする。これには理由がある。
理由があればよいが、理由が不明瞭なときにもお腹が痛くなったりする。

いつも通り学校にいくだけなのに、行きたくない
毎週行っている習い事だけど毎週行きたくなくなる

お腹が痛くなる
頭が痛くなる

そして、親から「気のせい」だよ、という言葉をもらい、「気のせい」レベルではなくはっきりと痛いけど、頑張っていっていた。

気のせい、とは

ここで「気のせい」とは何か

「気のせい」という言葉は、古くから使われてきた言葉らしい。江戸時代には「気の所為」と表記されていました。

「気のせい」という言葉の由来は、古代中国の思想である「気」の概念にある。「気」とは、万物に宿るエネルギーであり、人の心や感情も「気」によって生み出されると考えられていた。そのため、人の思い込みや錯覚は、自分の「気」のせいだと考えられたわけ、とのこと。

現代では、心理学や医学の進歩によって、人の思い込みや錯覚には、さまざまな原因があることがわかっている。しかし、それでもなお、「気のせい」という言葉は、日常生活の中で広く用いられてる。

「気のせい」という言葉が使われるようになった理由は、大きく分けて2つ。

1つは、思い込みや錯覚を軽く扱うための言葉として使われるようになったため。幽霊や心霊現象などの存在を否定する際に、「気のせい」という言葉が使われている。これは、そのような現象は実際に存在しないと考えられているため。

もう1つは、相手の不安や悩みを和らげるため。誰かが幽霊を見たと話してきた場合、「気のせいだよ」と声をかけることで、その人の不安や悩みを和らげることができる。

このように、「気のせい」という言葉は、その場面や文脈によって、さまざまな意味合いを持つ言葉になっている。

気のせいの『気』ってすごすぎる

思い込みや錯覚で、お腹を痛くさせる『気』ってなんなんだってなる
不安や気持ちを和らげるために使われるが、自覚症状ありありのときに、その言葉がけは役に立つのか?

「気のせい」レベルの軽い感じではない『気』

当時を思い出しても、なかなか理由が思い付かなかった。
40年生きてみると、不安症だったり、HSP気質だったり、ちょっと変わった父がいたり、その遺伝だったりで、自分の性格などに要因があったり、無意識に周りからの空気感によるものだったりと、目に見える理由ではない、根本的な理由が考えられる。

ただ改めて『気』のせいと考えたときに、慰めや不安解消の言葉以上に、気は強い影響を及ぼすものであると思う。

戦時中に、拷問されている人が首筋に鉄の棒を当てられただけで死ぬことがあると聞いたことがある
それを「気死」というらしい
切られたと思い込んでしまうことにより、死にいたってしまう。
それぐらいすごい力がある。

気のせいは英語でit's all in your head

気のせいという英訳があるか調べてみた
It's all in your head 
つまりはあなたの頭の中だけで、実際にはなにもないよということである。
やはり対したことないよという感触である。しかいし、人生はすべて客観的事実からよりも、主観的事実から形成されていると考えられる。

あの人が自分のこと好きかもと思うだけで、胸がドキドキしたり、in your head、思い込み、錯覚が人生を作っている。

実際に、『気』のせいなのか

一般的には気のせいは

  • 勘違い

  • 思い込み

  • 大したことはない

  • 事実はそこにはない

という使われ方であるが、かたや「気のせい」によって、死ぬことすらある強い力である。

そして『気』の力が恐ろしく強い力があるということを意味している。

HSPは気を感じているのか

勘違いや気のせいと言われてきた、端から見たら対したことがないことが実は大きな力がある、無視のできない力である。
そして、感受性豊かな人はその『気』を感じ取っているのではないか?

  • 嫌な気

  • いい気

街中にゴロゴロしているのではないか?

  • 気が合わない

  • 自分の持っている気の質と相手の気の質が合わない

  • 気が合う

  • なにも言わなくても一緒にいることに心地よさを感じる

人やものの中にも存在している相手の気に自分の気が反応する

気に対する反応

気に対して、感度がいい人悪い人、電気と同じで気が流れてきたときにライトの役割を果たす人、クーラーの役割を果たす人、暖房の役割を果たす人果たす人、様々な反応の仕方がある。

とりわけ、HSPは感度がよく、何かしらの強い反応を示すから、消耗してしまうのだろう。

この観点で分析すると自分の役割が見えてくるかも

食事や水や空気だけでなく、気によって、
生きている自分を知り

どの気が
元気になるか
優しくなれるか
集中できるか
新しい気を作れるか
新しい創作になるか

そんな風に周りの人や環境や生活を見てみるのもいいだろう

次を担う世代のために、リモート稽古のために空手着や道具作成やリアルな稽古出張のために使います。