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ニワカと初心者こそ日本シリーズを観ろ!

長い前語り

こんにちは。阿部寛イミカズと申します。
前回投稿を見てくださった方は温度差で風邪を引かれる方もいるかもしれませんがその辺はまあ、なんか、その、うまいこと『ととのう』ようによろしくお願い致します。

さて、野球ファンにとっては、例年であれば年間を通して最後かつ最高にアツくなる時期…日本シリーズの季節がやってまいりました!

『例年であれば』と敢えて前置きしたのはやはり今年3月、野球の世界大会であるWBCの熱狂が球史でも最高クラスの盛り上がりを見せたからです。この熱狂は国内の野球リーグにも火をつけ、下火になっていた野球人気も回復気味になっていることかと思われます。
事実2022→2023では全球団のホームゲーム観客動員数が増加しており年間ではプロ野球全体で約400万人も増加しています。(1試合平均4660人増加)

参考

https://baseball-freak.com/audience/



しかしながら熱狂に魅せられ、野球を見始めた方々のなかには一年を通してその興味も薄れてきたという方がいるのではないでしょうか。
実際WBCでの熱狂は私のような幼少期から野球を見続けてきた者にとっても1番と言えるほどのものであったが故にWBCから見始めたよという方が入り口の時点での熱を年間を通して保つなど、どだい無理な話です。

ここで私はあえて提言したい。
日本シリーズで今再び野球を見ませんか。

せっかく野球という競技の面白さを掴み掛かったあなた。日々の話題に便利だと思い重い腰をあげて見てみるもコミュニケーションのための情報収集の側面が強くなり、どうしても楽しめなかったあなた。年間スケジュールの冗長さに辟易してしまったあなた。
大丈夫です。私もよーく気持ちがわかります。
そんな皆さんにこそ私はぜひ『日本シリーズ』を観てほしいのです。

ただし、勿論「早速チャンネルつけて眺めてくれ。面白さは観てればわかる。」と言うつもりはございません。順を追ってあなたが日本シリーズという"短期決戦"にこそある面白さ、すなわち観るべき理由をお話致します。長くなるかも知れませんがぜひお付き合いよろしくお願い致します。



日本シリーズとは

ざっくりとルール

長いペナントシーズンを追え、セ・リーグ、パ・リーグそれぞれのリーグで3位以上のチームがクライマックスシリーズ(CS)をそれぞれのリーグで行います。ここの説明は今回割愛するのですがそこで勝ち上がった2チームで日本一の球団を決めようぜというのが日本シリーズです。

今年の場合は
セ・リーグ 阪神タイガース
パ・リーグ オリックスバファローズ
ですね。

決定方式は7試合勝負4試合先取です。
日程は

10.28パ本拠地(京セラドーム)
29 同球場
30 試合なし
31 セ本拠地(阪神甲子園球場)
11.1 同球場
2 同球場
3 試合なし
4 パ本拠地
5 同球場
                 となります。

短期決戦特有の魅力

さて本題です。
なぜ、いわゆる『初心者やニワカ』の人たちが日本シリーズを見るべきなのか。

理由は大きく三つあります。

一つ目はもう単純に最高峰の試合になる事がある程度約束されているからです。
ここまで勝ち上がってきたチーム。当然強いです。その2チームが雌雄を決する場面はやはり見応えある試合になる可能性が極めて高い。個人的にもこの2チームならば拮抗した、ハイレベルな試合を見せてくれるだろうというチームが勝ち上がってくれました。

二つ目は長ったらしくないという事。先述した通り7戦で確実に勝負が決まります。ある程度追い切れるし、ストーリーも詰まってくる。ちょうどいい長さだと思います。

三つ目にやや難しいお話。長期的作戦が観ている側に観測しやすい。ここは時間を使って説明します。
作戦というのは大別するとタクティクス(短期的作戦、戦術)とストラテジー(長期的作戦、戦略)があると個人的に思うのです。
シーズン中であればタクティクスが1打席や1イニング、長くて1試合になるでしょうか。
ではストラテジーはどうなるか。おそらく最小で1試合の単位となるでしょう。延ばしてしまえば同一3カードでの勝ち越し、あるいは1か月、そして、最も長いものであり確実にどのチームも用意した上で、優先度が高いのがペナント制覇。つまりシーズン優勝です。
基本的に長いシーズンを通して勝ち切る事がチームの監督にとっての至上命題。例えばシーズン中ならタクティクス上最上級の選手を起用したくとも、年間を通して考えると休養させた方がいいというストラテジーとの齟齬を起こし、基本的にストラテジーを優先させる事になります。
場合によっては戦力状況から1シーズンではなく選手の育成に振り切ったシーズンを過ごすことになる可能性すらあるでしょう。
つまりどういうことか。『目の前の1試合』の重要度が大きく変わり、ストラテジーが1イニングなどの短い範囲で張り巡らされ、少し長いタクティクス(中程度の規模の作戦、これを表す言葉はないのですが)を邪魔するケースが激減するのです。
日本シリーズという短期決戦では確実に両チームが勝ちに向かってきます。全体的なスパンがとても縮まり短期的にも長期的にもより実践的な作戦を練ってくるでしょう。とすれば各者の意図が試合を観ていればわかるケースが多いのです。
年間最後だからこそ、その試合の中で完結する要素が極めて多くなります。どれだけ長くともこのシリーズの制覇に照準を合わせて戦うのです。
どうですか。めんどくささが一気に解消されると共に各チームが描く野球の本懐すら読み解ける気がしませんか。
それなのです。大きなイベントであるが故に入り込みやすいそれでいて深〜いところまで突っ込んでみられる。まさにお伝えしたかったことです。

今年のカードの見どころ

両チームの特色

さて、より具体的な話をしていきましょう。
先程も述べた通り今年は
セ・リーグが阪神タイガース
パ・リーグがオリックスバファローズ
と、この両チームが対峙することになるのですが、さあどんなチームなのか。

先ずはセ・リーグ【阪神タイガース】

便宜上略称を用いつつシーズン中に多用された事実などを基準にベストオーダーの一例を先に並べてみましょう。

1 近本 中
2 中野 二
3 森下 右
4 大山 一
5 佐藤輝 三
6 ノイジー 左
7 坂本 捕
8 木浪 遊
9 投手

左右バランスの取れた優秀な先発投手陣と隙のないこれまた左右ともに揃った中継ぎ陣、それらを引っ張る精神的支柱である坂本誠志郎捕手(シーズン中であれば梅野隆太郎捕手もいるのですが怪我で欠場)を中心とした強固な守りと1-8番まで気の抜けない打線を年間を通してほぼ固定して戦った極めてオーソドックスな強いチームです。

シーズン中やCSでのキーマンとしては8番ショート(遊撃手)としての出場機会が多かった木浪聖也選手と言えるでしょうか。彼の存在が下位打線にも気を抜けない隙のない攻撃陣を支える要因となっているでしょう。
通常、野球における打順は1番バッターが出塁、2番バッターで攻撃を展開し、3-6番くらいを中軸である選手を配置することで攻撃を形作る事がセオリーとなっています。
阪神タイガースも例に漏れず1番近本選手は長打も期待できる高出塁率の瞬足打者。高い確率で出塁でき、出塁時の効果も絶大。2番の中野拓夢選手は最多安打のタイトルをもちつつ小技まで万能。3番森下翔太選手は勝負強く4番,5番と数年に渡りチームを支えてきたスラッガーが並びます。
ここまででも強いなという感じなのですがさて、話は木浪選手です。
ご存知の方も多いかも知れませんがセ・リーグにおいてはDH制が採用されておらず投手も打席に入ります。
DH制とは指名打者制度であり、守備に着く選手の1人(基本的には投手)の代わりに指名打者(DH)として守備につかずに打席に立つ打者を1人追加し9人で構成する打順に組み込める制度です。
繰り返しになりますがこれがセ・リーグには採用されていません。
故に打線の流れが切れやすいのです。
野手陣だけで攻撃を完成させるには8番バッターが実質的なラストバッター。試合の流れで4-7番でチャンスメイクした際、9番バッターは投手のため高い確率でアウトを取られることを考えると8番バッターがチャンスをモノにしなければなりません。その8番バッターに恐怖の男として木浪選手が入るのですがまあ勝負強いのなんのって。つまりはこの木浪選手と良い条件で勝負させることは悪手であるが故に中軸に配置される誰がみてもわかるいい選手をフォアボール(四球)などで避けずに勝負しないとならない。『わかっちゃいるけど相手の土俵に乗らなければならない』はどの勝負事においても最強のカードです。それをオーダーを組んだ時点で完成させている。攻守共に穴のないチーム構成になっています。

また、日本シリーズでは
セ・リーグ本拠地試合ではDH無し。
パ・リーグ本拠地試合ではDHありです。
そしてパ・リーグでは投手が打席に入る事が殆どなくその経験が浅い選手が多いです。
一部打撃を好む投手もいますが(オリックスであれば山崎福也投手はそのタイプかも)体力調整などの面からある程度経験がある方が当然有利。投手戦の際にどう影響を及ぼすか注目したいところです。加えてDH制が阪神タイガースにもたらすものとして、シーズンのオーダーから追加して打者を起用できます。
先述の木浪選手のその際の打順や普段出場機会が代打がメインの選手(個人的には原口選手、小野寺選手、糸原選手が有力かと思われる)のDHでの起用により、打線がみせる新しい強みも探せると楽しめるかもしれません。

そんな王道の強さで横綱相撲を取りつつシーズンを圧倒し、しかも控えまで充実している王者こそ阪神タイガースなのです。

💡ここで"ツウ"な情報をひとつまみ。
先ほども触れたように二つの球場を行き来する日本シリーズ。阪神タイガースの本拠地はご存知阪神甲子園球場です。
この球場の特色は大きく二つ。
一つは年中かなりの頻度で浜風が吹くこと。
実際の球場にしてライトからレフト方向に抜ける風。実際に及ぼす影響としてはライト方向の打球が伸びにくく引っ張り方向の長打を得意とする左打者がやや不利な点と右打者の引っ張った打球が伸びやすいがファール方向に切れやすい点があります。ここにオリックス野手陣がどう対応するかは見どころ。
そして二つ目が外野が天然芝、内野が土のグラウンドであるということ。オリックス本拠地の京セラドームは全面人工芝であり、オリックスの守備陣がその変更点にどう苦悩するか。比較的順応しやすい土→人工芝や天然芝→人工芝の阪神の選手にやや追い風かと思われるので、短期決戦にとって命取りになるミスを阪神側が優位なこの状況でいかにみせないかに注目しても面白いかもしれません。


一方でパ・リーグ【オリックスバファローズ】


こちらもベストオーダーを…と思ったのですがここはある意味対照的であるチーム特色がそうさせてくれません。
オーダーのパターンが多すぎるのです。それもどのオーダーも非常に強い。
ほとんど日替わりと言っていいほどオーダー変更をしながらペナントレースを戦ってきているのです。
ここで私見を一つ。大抵の場合、そう言ったチームは弱いです。なぜなら勝つパターンが定まっていないことがオーダー変更の要因である事が多く、基本的にベストのメンバーを出し続けることがセオリーだからです。しかしながらこのチームはポジティブにオーダーを変更しながら圧倒的な勝利数でリーグを制覇、CSを突破してきました。起用法が調子を重視する采配なのでこの層の厚さにして、選手全員、投入即フルスロットルと試合勘が抜群であるところにこのチームの強さがあります。

そして特筆すべき忘れてはならない点がもう一つ。ありえないほど投手陣が強い。

先発、中継ぎ、そして抑えと一線級の選手をかき集めたような壮観の選手達。

先発であれば
球界最高の投手…へたすると戦後最強クラスの山本由伸投手を筆頭に代表選出された宮城大弥投手。今年爆発的な躍進を見せた山下瞬平太投手(怪我で離脱したので日本シリーズでは見れなさそう…残念…!)に東晃平投手。他にも山崎福也投手、田嶋大樹投手など…
率直に申し上げてえげつない強さです。
中継ぎ陣もまた
代表選手の宇田川投手、山崎颯一郎投手(なんと抑えもできる)他球団なら勝ちパターンであろう阿部翔太投手、山岡泰輔投手。ベテランサイドスロー比嘉幹貴投手に抑え経験のあるJ.ワゲスパック投手。今季ブレイクの小木田敦也投手や安定感抜群の左腕山田修義投手。
そして抑え。日米通算250セーブ、平野佳寿投手。
誰から打てばいいんだという投手陣。
明らかにと言っていい最強の布陣です。

野手陣も粒揃いで捕手の森友哉選手、若月健矢選手は他のチームなら併用ではなかろう選手。
特に森友哉選手は可変オーダーの中にありながら打線の軸を担い続けています。
他にも近年珍しい大型のショート紅林選手や最も守備が上手いと思う選手に記者が投票するゴールデングラブ賞を連続受賞するサード宗選手。ホームランバッターには育成で獲得し、目下売り出し中の外国人セデーニョ選手、意外に器用なタイプの杉本裕太郎選手と強い。

そして私が挙げたいキーマンである、全てにおいてユーティリティの中川圭太選手。
守備は内野外野幅広く守れて、打撃でもクレバーな打撃もできれば勝負を決める一打まで幅広くこなす超オールラウンダー。彼が試合に及ぼす影響は非常に大きいでしょう。

相当な数の選手を列挙しましたが、まだレギュラークラスの選手が他に何人も控えており、何をしてくるかわからないのにどのパターンも強い。不確定要素の少ない守りは特上というほかない。
取りこぼしがないのに、トリッキーな攻撃までこなす。出てくる選手みなが発奮する"戦士"の集まり。隙を見せないのに相手の隙を逃さない強かな王者こそオリックスバファローズなのです。

💡ここで"ツウ"な要素をひとつまみ。
日本シリーズのルールについて補足です。
シリーズ中であれば最大ベンチメンバーは25人。ここは日本シリーズも変わらないのですが…
プロ野球において出場選手登録(一軍登録)できる、つまりその25人に選出できるのは29人となっています。
そして一度そこから外すと10日間再登録はできないのです。
ところが日本シリーズはこの出場選手登録をなんと40人もできます。(多分再登録はできなかった)つまりオリックスの強みであるオーダーの可変性が強化されるということ。
このルールがオリックスにどういう風をもたらすのかも注目です。
なお、ベンチメンバーの確認にはスポナビの野球速報が有用。本当はテレビで(もしくは現地で!)観戦して欲しいですが忙しい方はアプリを見ればその時何が起こっているかをほぼリアルタイムで追えるので非常に便利です。

盛り上がり、応援について

既にご存知の方や各所報道で知った人も多いと思われますが、今年の日本シリーズは両チームとも関西を本拠地にする球団。
関西は土地柄比較的野球の熱が高く応援が非常に活発になる事や移動による疲労が軽減されるなど各選手の高いパフォーマンスが期待されます。

体験談をを交えて応援についてお話しようかと思います。

「ファンの応援が力になる」

プロ野球選手ひいては全体的にアスリートの方々がよく口にされる言葉だと思います。これは、果たして興行だから言われる綺麗事なのでしょうか。

個人的にはそうは思いません。
なぜかと説明するにはスポーツにおける『流れ』の重要性について説明する必要があります。
きな臭い話が続きますね。『流れ』ってなんだよオカルトじゃねえかとなるかもしれません。
しかしながらこの『流れ』というのは実際にスポーツ経験がある人なら必ず経験するのです。
言葉を置き換えましょう。“緊張”ならばイメージしやすいでしょうか。勝負所、大事な場面、試合の最初や大詰め。どのように作用するか、その程度は如何かは千差万別としても“緊張”の存在を疑う人はいないでしょう。綺麗に対になるわけではありませんが"自信"も結果の要因になるでしょうか。
こうした心の動きは日々の鍛錬や試合への入り方ももちろん、そして戦況によって左右されます。『まずいかもしれない』『ここはうまくいきそうだ』各選手の実力や調子、また対戦相手の実力と調子…試合の趨勢を左右する要素を読み解く事で構成される雰囲気がこうした心の動きを産みます。これらは全てゲームの中で起こる完全な内的要因や相手の実力も結果に影響するのはとどのつまり実力"差"であることを踏まえれば外的要因の中でも比較的自力で対処する問題でしょう。
唯一、完全な外的要因が応援です。
超がつく劣勢でも、相手との実力差が仮に明白であっても、応援はできるのです。この応援がゲーム内の雰囲気によって変わることもありますが最も劣勢を覆しやすい、優勢をモノにしやすいのが応援です。つまり、スポーツにおいて重要な心理状況を産む『流れ』を好転させる重要なファクターであると言えるのです。

実は私はオリックスが優勝をする試合をたまたま現地で観戦できたのですが、(見出し写真はその時のもの)オリックスはこの試合の後しばらく本拠地のゲームがないという状況。ファンとしては自分たちの目の前で成し遂げてほしいという気持ちも強く応援に熱が入ります。
試合は2点ビハインドのまま終盤7回へ。
ツーアウトをすぐ取られた後にフォアボールとバッテリーエラー、タイムリーで一点を返し一点差と詰めたところで打席にはかつての本塁打王、生え抜きプロ18年のT-岡田選手。
ここでオリックスの応援のボルテージは最高潮に。この打席の結果はフォアボールなのですがこれがまたオリックスの勢いを加速させます。まだ逆転していないのに勝ったかのような盛り上がり。勢いそのままに繋がる打線。対照的に精彩を欠き、選手交代を挟んでもなおその下り坂が止まらない相手投手陣。
今から起こる逆転劇をオリックスファンも対戦している相手チームのファンも、私も、選手たちも誰一人として疑わない、疑うことのできない空気。
結果先頭から連続でツーアウトを取ったにも関わらずこのイニングで6点。打者一巡+一人の猛攻で試合を決定づけそのまま優勝を果たしました。
応援の力を感じ取った瞬間でした。

話は日本シリーズに戻ります。

こと阪神タイガースに関してはその応援が名物と言えるほど絶大。地元のファンもホームは勿論(席数は限られますが)敵地に多く駆けつけられるという点で脅威的な力になると容易に想像がつきます。
そしてオリックスもここ数年で三連覇を達成するほどの力をつけたことや何年も前からの地道な広報活動により年々そのファン数を増加させています。加えて球界最高投手であるエース、山本由伸を日本で見られるのは最後かもしれない(おそらくメジャー挑戦するでしょう)という現地に行くべき、応援で勝たせたい男がいるという理由。両ファンの応援によるぶつかり合いもじゅうぶんにこのカードの見応えといえるでしょう。

最後に

ここまで長い文をご覧になった皆様。本当にありがとうございます。プロ野球ファンの方や所謂ニワカ、初心者の方もご覧になっていただけたのでしょうか。そうなら幸いです。
最後にお伝えしたいのはこのタイトルでどうなんだというお話なのですが、野球を観るのにニワカも初心者も関係ないということ。よく世間ではニワカという言葉が悪い風潮で使われるのですが、ことスポーツのファンにおいて、にわかもコアも楽しめるべきだというのが私の持論です。本来そう言った方々を魅了していくことからコアなファンを作りそこからまた広めていくという連綿とした流れがコンテンツの繁栄に繋がっているのは明白だと確信していますし、私個人として『まだ観戦歴が浅い方が見ても楽しめる!』と野球のコンテンツ力を信じております。くだらなくて意味のないネットの批判に負けずに好きなチームを応援しようではありませんか。またチームの応援だけが観戦ではないですし、どこのファンでなくとも野球を楽しめればなんでもいいのです。この記事を読んだ方がテレビでも、現地でも是非胸をはって思いっきり野球を楽しんでくださることを祈って長い長い文章を終えさせて頂こうと思います。

みんな!野球観ようぜ!


P.S.
あの、タイトルがですね。
ドラゴン桜リスペクトなんですけど。
決してニワカ、初心者の方々をバ◯だのブ◯だの言いたいのではなく…目をひく意図新たな試みに挑戦する新芽の皆様を心から応援する意図でつけさせていただきましたのでお間違いなきようよろしくお願い致します。
失礼致しました。

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