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褒められたい日もある。

大人になると、
褒められる規準が、当たり前だけど
どんどん、どんどん、上がっていく。

昔なら
「1人でお留守番できた」だけで
褒められたのに。

今は、
褒められるために何かをすることよりも、
怒られないため、波風立てないために
何かをすることの方が増えてる気がする。



でも、最近の仕事は違う。

自分が書いた、キャッチコピー。
自分がデザインした、バナー、
ホームページ。

誰かに届いているか分からないけれど、
世に出て、良くも悪くも反響があって。

見つめているのはパソコン画面なんだけど
確かに目の前には、ターゲットの
お客様がいる。


最近、大きな仕事を任せられるように
なった。
後輩に教えたり、アドバイスしたり
誰か、の方向性を決める事も増えた。

頑張っている自分を、
1番知っているのは自分自身で。

世に出ず、紙の上で、
画面の上で朽ちていき、
死んでいった言葉たちは、数え切れない。

今日は、大きく難解な仕事が
午前中に舞い込み、疲弊したけれど
何とか、納得いくものができた。

こんな日には、自分を褒めよう。

おつかれさま、
よくがんばった、
えらい、えらい。

お化粧落とした、お風呂も入った、
髪も乾かした。

食べたらすぐにお皿洗った。

おつかれさま、
よくがんばった、
えらい、えらい!


誰かの「もっとがんばれ」で
鼓舞する人もいる。
何かの「いいね」で
力をもらう人もいる。それでも。

誰かの評価よりもまず、
自分の頑張りを1番知ってる自分が、
自分を真っ先に褒めてあげよう。

今日も一日、おつかれさまでした、世界。
明日もいい日にしよう。

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