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情報洪水の中の情報探索を考える#218

 インターネットの普及により、急速に得られる情報が増加しました。
 情報の信憑性等は常に考えつつ、得られる情報を鵜呑みにせずに精査することが求められています。

 まず、情報というのは1次情報、2次情報、3時情報に分けることが出来ます。
 1次情報とは、自分が直接見たり、聞いたりしたもののことです。
 仕事のフローに当てはめると営業担当者が訪問先のお客様から直接聞いた要望や苦情のことです。
 2次情報とは、1次情報者から提供されるものです。
 仕事では、営業担当者が会社に帰って上司に報告する内容がこれに当たります。
 3次情報とは、2次情報社から提供されるものです。
 2次情報を元に上司が部長に報告する内容が当たります。

 これらを元に、まず手にした情報は何次情報か?を考える必要があります。
 次に、情報の発信者は専門性は高いのか?信頼できるか?
 また、その情報は多くの人によってチェックされているか、情報の中身は多くの人が〃ようなことを言っているのか。
 これらについても精査する必要があります。

 さらに、情報が生まれる瞬間に立ち会うことも情報収集をする上では重要になります。情報は時間の経過とともに変質し劣化するため、情報の鮮度は高いに越したことはありません。

 そして、自分の中で情報の整理箱を作ることも重要です。
 情報を収集した後、そのままにせずにテーマ別に整理しましょう。
 後々改めて情報を見たい時や、情報同士の組み合わせにより新たな情報を生み出すことにも役立ちます。

 情報探索には様々な手段がありますが、それらの信憑性を常に疑いながら、なるべく同じ内容に対して複数のソースを持てるようにしましょう。

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