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グレープフルーツ

グレープフルーツが好きである。
ちょっと苦いのがいい。

忙しくてカプラー生活になったり、栄養バランスに自信がなくなると、グレープフルーツジュースを飲む。
正しいのかはわからない。
なんとなく健康に摺り寄った気分になるのだ。

サワー系も、レモンよりはグレープフルーツが好きである。

爺さまは、血をサラサラにする薬を処方されており、グレープフルーツは禁じられている。
彼はここ十年ばかり梅酒派なので、特別不都合はないようだ。
自分が同じ薬を出されたら、ちょっと泣いちゃうかもしれない。
体質は遺伝している恐れがあるから、いつか飲めなくなった日のために、今、セコセコ飲むのかも。


推しの1枚目のCDに、「タイニーグレープフルーツ」と言う曲がある。
アルバムを聞いた時、この曲が一番気になって、作曲家をググった。
諭吉佳作/menさん。若い女性のようだ。

推しがいたグループにも、曲を提供していた。あ、あれか!なるほど!
アルバムの限定盤には、この方の作った、推しのソロ曲もある。
2020年のでは、新品で手に入れるの難しそうだな……(←田舎実店舗で買いたい派)。
と、ブックオフ巡りを頑張っていた。
通常盤はあるが、限定盤はない。
そろそろ諦めて、ポチるかぁ。

以上が、先週までの話。


今週、時間が空いたので書店を彷徨いた。
この店のCDコーナーはずいぶん前に三分の一以下に縮小され、見る影も無い。
普段は寄らないのに何となく覗くと、
あるじゃん!

愛が地球救うんさ!だってでんぱ組.incはファミリーでしょ 初回限定盤B(CD2枚組)


あんた!
あんたァ……会いたかった。…………こんな処に新品で…………探したんだよぉ、アタシこの1年。おまぃさんは、絶対この町にいるはずだって!うぅン、この町に居なけりゃ、ネットショップの隅まで探すつもりだったんだよぉ!

………お芋、すまねぇなぁ。ひとりぼっちにしちまって。

おまぃさん……ずっと傍に居ておくれな……。

(゚∀゚)アヒャ
(芋けんしー金曜時代劇
:脳内再生は梶芽衣子と蟹江敬三で是非😃)


いやいや。危うく、店頭で悶絶するアブナイ年寄りになるトコロだった。

ほくほく蒸気しながら、帰り道に早速車内で流す。
ソロ曲は「ゆめをみる」。
こういう曲を創る感性も凄いし、こんな難しいリズムを歌っちゃう推しも凄い。

今宵はグレープフルーツジュースでジンを割り、
若い才能のセッションに酔いしれる予定である。
あーーー、極楽。

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