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若い頃から軽自動車一辺倒である。

この道はどこに繋がっているのだろう?と急に入ってみたいから、小回りが利きたいのである。

気に入った車を動かなくなるまで乗り潰したいタイプなので、歳のわりには乗り換えた台数は少ない方なのではないだろうか。

昭和世代なので、ぽちっとな!のスタートボタンでエンジンがかかるのが大嫌いである。
車はキーを回してナンボである。
ぶるるるん。
車検で代車を借りると勝手が違いすぎて右往左往する。


30年以上前。上京して、蠍マークの車を初めて見た。田舎にはあんな格好いい車はいなかった。
蠍座なので、もうあれに乗るしかないと思ったが、未だにその夢は果たしていない。
若い頃、無理してでも乗っておけばよかった。
現状、年寄りの運搬には向かないのである。

せめてもと、エンブレムのマスコットを車にぶら下げているのが、自分のアイコンである。

今の愛車は、ディーバという。
イタリア語で歌姫という意味だそうだ。
ラテン語なら女神。
推し活にぴったりの、相棒なのである。
今日も歌姫に乗って、推しの歌声を大音量で流すのだ。

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