良い仕事とは、大きなことをやるんじゃなくて、小さくすることだった

去年参加していたチームビルディングのためのワークショップで一緒のメンバーだった、ソニックガーデン代表の倉貫さんが新しく本を上梓されました👏

シンプルで無駄なく削ぎ落とされているんだけど、押し付けがましくなく、頭にすっと入ってくるこの感じ、ご本人とお話ししている時も同じことを感じるのだけど、、、、わかった!!
倉貫さんは小さくすることの達人だ。

誰でも大きなことを成し遂げたい


どんな場所にいても、
やっぱりできる自分でありたい。
みんなの役に立つすごいことやりたい。
正解出したい、失敗したくない。

そういう、ビジネスパーソンである以上絶対存在する重力みたいなものは、どうしても自我を増大させて、目の前に立ちはだかる課題も大きくしてしまいがちです・・・
特に私は、だいたい、大きく見えてしまう課題にヒーって足がすくんだり、でもやってやるぞ!と手元にタスクを抱えて爆弾を大きく育てたりします。

タスクを小さくすることは正義


例えば、「新しい採用のあり方を見つける」みたいな大きなかたまりの仕事には恐れおののいて手が進まない私も、
「ソニックガーデンの採用面接の質問内容を調べる」くらいの小さく砕かれたものならとりかかりやすく、チャレンジするハードルが格段に下がる。あたりまえか。

そもそもハードル低かったらチャレンジとも思わないかもしれないな。
青木さんもよく、やるのに勇気がいるようなことだったら階段が大きすぎる可能性が高いって言っている。

そりゃそうだよとわかるのに、どうして小さくすることに向かえていないのかというと、

・大きな塊が不安すぎて、早く何か成果を出さないと!と焦っている
・仕事は小さくできるということを忘れている(約数の問題みたいに、まだ割れる、まだ割れるってすぐわかればいいのにね)
・大きいままやれるって過信してしまうときもある

こんな風に、視界が曇ってしまっているからかな。

なんだか仕事の巡りが悪いなぁと思ったら、視界が曇っていないかをセルフチェックして、

小さくなったタスクをやる→前に進む→FBもらえる→うれしいor悔しい→またやる

というナイスな連鎖にシフトできるように、立ち止まる時間を取りたい。
(本の一番最初に、まずは見直す時間を作った方がいいよと書いてある)

小さくする=定義を明確にするということ

全てのことは小さくできる。
じゃあ、いざ小さくしよってなったら、あれ、できない。
そんなときは、たぶん、相対してることがぼんやりしか理解できていないからかもしれない。

例えば、

P75
経営者やリーダーといったチームを束ねる立場にある人が心理的安全性のあるチームを作るのに求められるのは、一貫性や公平性です。

という箇所。リーダーでも時々言ってること変わることもあるんじゃないと思ってしまったが、

続いて、

もちろん、変化の激しい時代において、同じことをやっているだけでは生き残れません。
朝令暮改くらいのスピード感も必要でしょう。
しかし、それは具体的なアクションの話であって、判断基準や価値観には一貫性があってほしいものです。

ほー!そうだ!そうです、完全に同意です。

つまり、「リーダーには一貫性が求められる」ということの「一貫性」を小口化して、「手法の一貫性」ではなく「判断基準の一貫性」という定義をしている。

小さくしようとしてもできない時には、そのもの自体が大きすぎてちゃんと理解できていない、中身を捉えられていない可能性がある。
そういう時は、誰かと話したり調べたりなどインプットを増やして、解像度が上がると小口化できるようになるかも。(目の前のオレンジ色の物体が何かわからなかったけど、メガネかけたら人参だったから包丁で切れる的な🥕)

定義を明確にすると、もちろん自分の理解が深まりタスクが進みやすいということの他に、周囲のメンバーとも共通認識を持ちやすくなる、という良いことがある。そうなると、協力も得られて、誰かと一緒にできるようになる。
「リーダーに一貫性を求めよう!」と掲げて一緒に仕事するのと、
「手法の一貫性は問わず、判断基準の一貫性を求めよう!」と掲げるのとでは、
次のアクションが大きく変わりそう。

誰かと小さくやることは楽しい


ついつい大きなことやろうとしがちだけど、小さくすることはとっても生産的で、前に進んで精神衛生上もいいし、小口化・明確化されたタスクを、大きなビジョンに向かって仲間とトライするのは何より楽しそう。

明日から小口化するぞ〜!(というこの宣言自体が、まだでかい感じがする)

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(気づいたけど、この本そのものが、成果が上がる組織に向かうための全てが小口化されていて、
トライしやすい小さなことから書いてあり、倉貫さんには会社と組織がピクセルで見えてるというか、コードで見えてるんじゃないかと、すごすぎてちょっとゾッとしたくらい😱)

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Aiko Tsutsui

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