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【ライブレポート】ポルカドットスティングレイ/Zepp Tokyo

ポルカドットスティングレイのワンマンライブ「ポルフェス32 “ #秘密にしといて ワンマン “」が、12月7日にZepp Tokyoで行われた。彼らにとって初めてのZeppツアーとなる今回。東京会場のチケットは完売、超満員となったライブハウスを包み込む圧巻のライブパフォーマンスを披露してくれた。

「私達は今年でメジャーデビュー1年。バンドを組んでからはまだ4年の“エケチェン”バンドです」

※エケチェン=赤ちゃん

茶目っ気を見せるVo雫の発言とは裏腹に、バンドとしての演奏力の高さ、会場全員を虜にする彼女の圧倒的な存在感は、Zepp Tokyoに集まった観客を魅了。

“ICHIDAIJI”でオープニングを飾ると、来年2月6日にリリースする2ndアルバム「有頂天」に収録の“DENKOUSEKKA”、そしてバンド名でもある“ポルカドットスティングレイ”と新旧混ざった色とりどりのナンバーで、会場のボルテージを一気に引き上げる。


新アルバムより初解禁となった“大脱走”は、これまでの「ポルカ=バンドサウンド」のイメージを覆す、ジャズ要素を取り入れた楽曲。ポルカドットスティングレイというバンドとしてのさらなる広がり、可能性を予期させてくれた。

“パンドラボックス”、“テレキャスターストライプ”という「これぞポルカ!」と呼べるアッパーチューンで場内は熱を帯びる。

ミディアムナンバーの“リスミー”後のMCで、雫が「これセットリスト作るとき、頭おかしかった!」と“半泣き黒猫団のテーマ”を紹介すると、メンバー、観客が爆笑の渦に。会場全体には温かな一体感が生まれていた。


最後は「有頂天」からこの日4曲目(※アルバム初披露曲)となる“ラディアン”で本編は終了。アンコールの大合唱が鳴り響く中、サプライズが。

会場に映し出されたモニターで、映画『スマホを落としただけなのに』主題歌である“ヒミツ”のMVが初披露されたのだ。主役を演じるのはお笑いコンビ、よゐこの有野晋哉。意外な人選に会場は驚きと笑いに包まれた。


その後、メンバーが再登場し、MVが披露された“ヒミツ”、そして「自分の気持ちを歌詞に乗せました」と“ラブコール”を披露。

雫の素直でストレートな想いを乗せた一曲は観客の心を強く揺さぶる、いい意味で「ポルカらしくなさ」が感じられる、情緒溢れるナンバーであった。

「会場を作ってれたスタッフ、ポルカチーム、そしてライブに足を運んでくれたファンの方本当にありがとうございました!」と語った雫の言葉が示す通り、バンド、ライブハウス、観客が三位一体となって作られたステージ。1時間35分、全14曲に渡る至極のライブ空間であった。

●セットリスト
1.ICHIDAIJI
2.DENKOUSEKKA
3.ポルカドットスティングレイ
4.ミドリ
5.大脱走
6.パンドラボックス
7.テレキャスターストライプ
8.BLUE
9.リスミー
10.半泣き黒猫団のテーマ
11.エレクトリック・パブリック
12.ラディアン

(アンコール)
EN1. ヒミツ
EN2. ラブコール

ポルカドットスティングレイ公式HP
https://polkadotstingray-official.jimdo.com/
公式Twitter
https://twitter.com/POLKA_fukuoka
公式インスタグラム
https://www.instagram.com/polkadot_stingray

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#ライブ #邦楽 #ロック #2018年 #雑記

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