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第16回HESDフォーラム発表紹介 | リツモリのデジタル保健室

こんにちは。
インパクトラボ理事・滋賀大学大学院データサイエンス研究科M1の戸簾です。

今回は12月16日(土)に芝浦工業大学大宮キャンパスで開催されました、第16回HESDフォーラムに、インパクトラボ代表理事の上田と理事の戸簾と立命館大学情報理工学部2回生の中井さんで参加しました。

本フォーラムは、高等教育におけるESD(HESD)フォーラムは、それらのESD推進大学が集まって、緩やかな情報交換のサロン的なネットワークを目指して設立・開催されています。(公式サイトより)

今回のフォーラムでは、立命館守山中学校・高等学校で実装を目指す「デジタル保健室」に関する取組の進捗や、持続可能な教育活動をデジタル技術で支援する手法について、ポスター発表する機会をいただきました。

当日発表を行ったポスター

題目は「VR・仮想空間技術、AI技術を用いたデジタル保健室の実証と展望」とし、立命館大学情報理工学部2回生の中井さんが中心となり、発表を行いました。また、同じく上田・戸簾が取り組む、安全安心なメタバースを利用した次世代型サイクルツーリズムに関する提案発表も実施しました。こちらについては、下記noteより詳細をご覧下さい。

ポスターセッションの様子

ポスター内容とともに、実装した空間でできることを体験してもらいました。

ポスターセッションでは、私たちが開発し、立命館守山中学校・高等学校にて実装しているデジタル保健室のメタバース空間をiPadで持ち込み、実際に生徒がどのようにメタバースを利用するのか、どのような利点があるのか、改善点やこれからの展望について、ユーザーの観点から様々な意見をいただくことができました。

参加者の方々にも、デジタル保健室を体験してもらいました。

ポスター発表での新たな発見として、この技術は外国人留学生の方々が利用してみたいと強くお話されていました。その理由として、見た目でまず嫌煙されてしまい、仲良くなることが難しいためとのことです。このようなツールを通じて、第一印象を気にせず、話したかったという切実な悩みをお話いただきました。

また、同じく大学附属校の教員の方々からも、アドバイスや実際の実装上での課題についての質問も頂き、より良い議論を行うことができました。


私たちがこれまで取り組んで来た取組の詳しい様子については、以下noteをご覧下さい。

今回のようなチャレンジングで実験的な取り組みをこれからも積極的に実施し、その様子や成果を社会に発信していきたいと思います。引き続き立命館守山中学校・高等学校、さらにはデジタル保健室の取り組みの応援をよろしくお願いいたします。


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