院生森 2014年12月1日 13:18 (雑記)20分程で頂上に着いた。緩やかだが舗装されていない坂道は、長いこと歩いていなかった僕を疲れさせるのには充分だった。君は休む暇もくれずにほら、と上ずった声で言った。こちらを向いてくれないけれど、君の瞳に街の灯りが反射している事がわかる。しゃがんでいても僕の、僕の町が見える。 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート