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遠くの島の糸を辿って




自分の喜びは何処にあるのだろうか。胸がいっぱいになったのはどんな時だっただろうか。そんな事を考える。今の時点でひとつ言えるのは、喜びにも種類があるわけだが何にも代え難い”あの感覚”は素晴らしい芸術に触れた時に起こる。それはわかっている。私はそこに介入していたいのだ。私はまだ「誰かの為に生きる」ことが出来ていない。まだまだ「自分のために生きている」悪い事だとは思っていないが、「誰かの為に生きる」ことを心の奥底で熱望している。その領域へ到達する為にもっと頑張っていかなきゃなと思う。残念ながら私は聖人では無さそうなので自分の事もやはり大事で、自分の喜びだって大切にしたい。ほんの少し余裕ができた時、誰かの為を想って生きてみたい。全部自分の為かと言えばそうではないんだけど、もっと、なんかこう、あるでしょ?休日は家に閉じこもる生活は慣れた…というか案外昔からそうなのでなんてことはないしむしろ楽しくてどうかしてる。様々な芸術に触れて、本物に触れて、尚且つその凄さをまだ半分も感じられていない様に思う。芸術をもっと知りたいと思ってます。私はどこへ漂着するのでしょう〜。それは私にもわからないことなのよ〜。辿り着いた先が音楽じゃなくてもいい、と本気で思ってしまっている。けど、音楽だったらいいなとも本気で思っている。私の運命の糸はもう既に(何十年?何百年?も前から)遠くの島に結びつけられていて激しい波に打たれながらゆっくりと引っ張られている。私はそれをゆっくり、しっかり、辿っていけばいいはずなのだ。私の喜びと向き合った先で誰かの為に生きられたらなと思う。とてもわがままかもしれないけど、自分の事だって大切にしたい。私の喜びがある場所へ、それはちょっと先…いや、だいぶ先…にあるはずだから。だからこそ既にあなたと出会えた事はとても幸運だとも思うのです。また会えるといいねほんとうに!

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