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FUKUIサムホール美術展と2015年第23回写生会

(この記事は全文公開の投げ銭制記事です。また YADAMANIARTのブログ  にも同様の記事を載せております)

本日は、福井へ日帰り旅行でした。

主な目的は、このたび私の作品が入選したFUKUIサムホール美術展を鑑賞することでした。で、ついでに観光もできてちょっとスケッチもできたらいいなと思って行きました。

行きは少しでも交通費を節約しようとJRの新快速と普通列車を乗り継いで行きました。しかし途中で遅れが出て結局予定より30分ぐらい遅くJR福井駅に着きました。

福井駅前の喫茶店で昼食をとった後、展覧会場である福井カルチャーセンターへ行きました。福井駅から徒歩5分ぐらいのところにあります。

会場に入って、展示されている絵を観賞しました。入賞・入選全作品259点を展示していました。点数が多いので、さーっと流して観ましたが、画風はまさに十人十色ならぬ259人259色、様々な個性の絵を楽しみました。今回大賞の「瞳について」という絵は子供の顔が描かれた絵ですが、確かな技術を感じました。私の絵は入ったらすぐ見つかりました。写真は主催者の許可を得て撮影した展示中の私の作品です。

この絵は販売もしているので、是非会場へ足を運んで、気に入ったら購入していただけると嬉しいです。

●第32回FUKUIサムホール美術展

会期:2015年7月16日(木)~2015年7月26日(日)10:00-18:00

会期中無休・入場無料

会場:福井カルチャーセンター・ホール

(福井市大手3-4-1 福井放送会館5F)

美術展を鑑賞し終えて、観光ついでにちょっとスケッチすることにしました。最初は福井市中心部の観光をしようかと思っていましたが、福井駅からえちぜん鉄道とバスを乗り継げば東尋坊に行けることを知り、是非その自然の造形をスケッチしたいと思い行くことにしました。

電車に乗るとなんと車内に女性の観光案内係がおり、バスをどこで乗り換えるかとか、時刻まで教えてくれました。なので係の方の言うとおりに、あわら湯のまち駅で降りると、ほとんど待たされずにバスに乗れました。

バスは途中海水浴場や水族館を通り、車窓から海を眺めるのは気分のいいものでした。そして到着、バス停から海までの間に土産物屋さんや食堂が並んでいるのを横目で見ながら歩き、東尋坊に着きました。

今日は暑いかなと思い、早く描くつもりでしたからスケッチブックとチャコールペンシルしか持ってきていませんでした。実際は暑くなかったので絵具を持ってきたらよかったかなとも思いましたが、モノクロのスケッチもいいかなと思い描き始めました。

ごつごつとした断崖絶壁。東尋坊の岩は国の天然記念物で、複輝石安山岩の柱状節理なんだそうです。日本では一番大規模なもので、柱状節理世界三大絶勝(ほかには朝鮮半島の金剛山、ノルウェーの西海岸)の1つだそうです。

波に浸食されてできたその造形の美しさに惚れ惚れしながら、ごつごつ、がりがりとチャコールペンシルを走らせました。スケッチは2枚描き、2枚目は1枚目よりやや海に近づいて描きました。ごつごつした感じは、まあまあ表現出来たかなと思います。

スケッチを終えたらさすがに疲れたのでバス停へ向かいました。途中の海鮮食堂の店頭に「ご自由にお持ち帰りください」と箱に書かれた貝殻の山があったので3枚ぐらい頂きました。貝殻の表面に面白い模様があるので、ここからイメージを膨らませてまた作品ができそうだ、と嬉しく思いました。

福井駅に戻って、帰りはサンダーバードで帰りました。特急料金はかかりますが、やっぱり楽ですね。

大自然の姿を目の当たりにして、また謙虚に作品創りに取り組もうと思いました。


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